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News and Message
2004年04〜06月
   

 2004.06.29 Macで始めるDTVコーナー更新

Macで始めるDTVコーナーの基礎知識編に、ビデオカメラの扱い方・撮影に関する注意点を追加しました。

このトップページでの告知をしばらくせずにいたのですが、見つけて頂いた上に、MacDTV.forum(掲示板&メーリングリスト)で議論のネタにして頂き、ありがとうございます(笑)。

ということで、該当箇所は、(撮影前、撮影時)TimeCodeのとぎれに注意しましょう、と書き換えた上で、今ここに告知させて頂きますです(笑)。

 2004.06.28 ロイヤリティフリー映像素材集Time Image

フラッシュバック社が、Time Image社のロイヤリティフリー映像素材集Time Image 映像素材大全集の販売を開始した、と発表しました。

 2004.06.22 Macで始めるDTVコーナー更新

Macで始めるDTVコーナーの基礎知識編に、HDDの増設HDDの運用法を追加しました。

これまた、ずいぶん前に書いたのにアップロードするのを忘れてました。

 2004.06.20 Macで始めるDTVコーナー更新

Macで始めるDTVコーナーの基礎知識編に、DTV時のMacの諸設定を追加しました。

ずいぶん前に書いたのに、アップロードするのを忘れてました。

 2004.06.18 Motion、もしくはFinal Cut Pro User Nightご報告

6月16日にAppleStore Ginzaで開催されたFinal Cut Pro User Nightに行ってきました。Motionのデモの感想をとりあえず。

Final Cut Pro Unofficial主宰のぷれぷれさんもおられたので、いずれ詳しいレポートが出るんじゃないかと期待しておりますが...(笑))

インターフェース

Motionのインターフェースは、DVD Studio Proのそれに一番似ているように思います。テンプレートや素材を管理するタブ式インターフェースもDVD Studio Proそっくりですし、素材管理(ファイルブラウザ)からメインのウインドウに素材をドラッグアンドドロップで配置され、その際、DVD Studio Proと同様、ガイドに沿って配置(KeyNoteもそうですね)されたり、ドロップダウンリストがでたり。
今後のApple Pro製品のインターフェースの標準がこれなんでしょう。

リアルタイム性を重視した操作

既報のとおり、リアルタイムの操作を基本にしていまして、例えば、背景画面を実時間再生させながら、その上のレイヤーに配置したオブジェクトを、移動・変形などマウスでグリグリ操作をすると、その「うごき」が「レコーディング」される、という画期的な操作。これはびっくりです。マウス操作じゃなんですからペンタブレットが欲しくなりますね、きっと。

タイムライン、キーフレーム

「レコーディング」された「うごき」は、タイムラインウインドウで、キーフレーム、モーションパスとして表示・確認することができ、もちろん、変更も可能です。だから、おおざっぱな「うごき」を「レコーディング」して、タイムラインで微調整、という作業をすることができます。えらい。

ビヘイビア

ビヘイビア(behavior。振る舞い、の意)ってのは、例えば、重力効果なんかの自然現象的うごきをシミュレートする機能で、まあ大抵の3Dアニメーションソフトなんかにもありますがそこまで難しいものではなく、重力だったら「方向と大きさ」を右図のようなオンスクリーンコントローラでマウスで操作する(円に中心から現れる矢印の方向と長さで表現する)だけです。ただ、ここでもマウスぐりぐり操作に応答して、リアルタイムに設定(重力だと方向・大きさ)が反映されるところもいい出来です。(だた、かなり重そうな処理で、ベータ版を使っての本デモ中、実際1回凍りました(笑))。

レイヤー間の相互作用

あるレイヤーに施した設定(モーションやエフェクト)に応じて、他のレイヤーも効果の掛かり方が変わる、といった機能もおもしろいところです。

リアルタイム機能とハードウェア

これらはリアルタイム操作を基本としてますので、CPUやGPU、RAMやVRAMの要求仕様もきびしいのは致し方ないところでしょうか。もちろん、RAMプレピュー的機能もあるそうなので、それなりのマシンでも使えなくはないのでしょうが。
なお、ここでいうリアルタイムとは、リアルタイムプレビューのことで、最終レンダリングいらず、ということではありません。また、CPUのみならずGPUを酷使しますので、グラフィックカードに接続されたMacディスプレイ上での表示のみ、リアルタイムがなされます。つまり、DV素材を使っている場合でも、(Final Cut Proと違い)FireWire経由DVカメラへのリアルタイム表示はできません。ハイエンドビデオ入出力カードを使用しており、そのカードにNTSCモニタ出力機能がある場合は、そのビデオ入出力カードとMotionとの対応状況によって可能/不可能かが決まることになるでしょう。

Final Cut Proとの連携

まず、Final Cut Proのタイムライン上に、いくつかのビデオトラックが配置されたシーケンスが用意されているとします。これを[外部エディタ]コマンドか[Motionプロジェクト書き出し]コマンドでMotionに渡します。Motoinのタイムライン、レイヤーでは、Final Cut Proシーケンスのビデオトラックの構造がそのまま反映されています(たぶん、xmlファイルでやりとりしているのでしょう)。
で、Motionの操作が終わったら、Final Cut Proに戻すと、Final Cut Proのタイムライン上では、ひとつのシーケンス(Motionプロジェクトシーケンス)として表示されます。いいですねえ。

AfterEffectsとの違いなど

3Dレイヤーはありません(将来に関するコメントはしないとのこと(笑))
AfterEffectsプラグインは基本的に使えるはず。正式対応リストを用意する予定とのこと(とりあえずの確認では、Boris、Tinder、Sapphireは動くようです)。プラグインはリアルタイムではありません(当たり前といえばそうですが)。

わたしのみるところ、確かにAfterEffectsと真っ向からぶつかるソフトではありません。同時に、\30,000-という価格も結構いい線を突いているように思います。
AfterEffectsの価格に対しての\30,000-ってのは、搭載機能の寡少をうまく反映していると思いますし、
さりとて、Motionの操作の気持ちよさや性能を考えると、例えばFinal Cut Proに無料バンドルだとしたら「えー、これがタダでいいの??」と思ってしまうようなすばらしい出来です。もしかしたら、Final Cut Pro 5かなんかでMotionも無料バンドルされる、なんてこともあり得る??かもしれない(笑)けれど、既Final Cut Proユーザにとっても「これで\30,000-なら買ってもいいなあ」と思わせる出来です。

あとは、正式版がいつリリースされるか、なんですが...。

以上のMotionのデモは、Apple USのMotionプロダクトマネージャーDion Scoppetuolo氏によるものでしたが、続いてなされたTweak Films社のChristoper Horvath氏のショーでは、The Day After Tomorrowのニューヨーク大津波シーンのメーキングを中心に紹介されました。こちらも大変楽しめるものでしたが、余りに凄すぎてわたしにはこれ以上コメントのしようがありません...(笑)。

 2004.06.16 After Effects 6.5出荷開始

After Effects 6.5日本語版が出荷開始された模様です(6月11日の予定だったようですが)。

 ● テキストアニメーションプリセット(Motion対策かな??(笑))、
 ● Color Finesseカラーコレクションツール、
 ● Final Effectを開発したCycore社のエフェクト、
 ● インタフェイスカラーの明るさ調整
などの新機能が謳われています。早速、あそんでみなくては。

 2004.06.14 AppleStore Ginza、Final Cut Pro User Night

6月16日19:00〜、AppleStore Ginzaにて、Final Cut Pro User Nightが開催されます。

今回のFinal Cut Pro User Night では、Tweak Filmsの創始者であり、2003 Hong Kong Film Awardにて特殊効果に関する賞を受賞したChristoper Horvath氏がスペシャルゲストとして参加いたします。また、米国アップルより来日中のプロアプリケーションのシニアディレクターRichard Kerrisと、MotionのプロダクトマネージャーDion Scoppetuoloによる、Motionのデモもご覧いただけます。

とのことです。Motionのデモ、見に行きたいなあ。

 2004.06.10 DVD Studio Pro 3

DVD Studio Pro 3をざっと使ってみて、新機能関連の感想です。

グラフィックビュー

まあ言ってみれば、メニューの分岐構造をフローチャートみたいに表現したものです。iDVD 4の[DVDマップ]と同様の機能ですね。どうしてDVD Studio Pro 2で廃止されてしまったのか理解に苦しみますけど。
で、DVD Studio Pro 3のグラフィックビューは、印刷可能なんですね。これって案外便利かも。

静止画のトランジション

静止画にトランジションを施すことができます。トランジションの種類は、右図のとおり30種類です。

メニュー内のボタン部分(静止画またはビデオを配置可能)に静止画を使っている場合、DVD-Video視聴者がそのボタンをアクティブ状態にしたとき、ボタン内で動画(静止画にトランジションがかかったもの)が再生されます。

スライドショーの静止画の場合、スライド間にトランジションを入れます。まあ、iPhotoやiDVDと同様ですね。

もちろん、ビデオトラックに静止画が配置されている場合、その静止画にトランジションをかけることもできます。

DTSオーディオ

DTS( Digital Theatre Systems)オーディオファイルをプロジェクトで使用することができるそうです。ただ、DVD Studio Pro上でもApple DVD PlayerでもDTSオーディオをデコード(再生)できないので、とりあえず対応したものの実用域には達していないのかも知れませんね。
わたしにとってはDTSオーディオファイルにふれる機会もないので、全く預かり知らぬ機能ではあります。

コピー&ペースト機能の改良

新機能ガイドを読む前にDVD Studio Pro 3を使っていて、ん?なんかDVD Studio Pro 2と違うな、という印象を受けたのが、このコピー&ペースト機能の改良でした。

これ、結構助かります。例えば、ボタンなどのオブジェクトを別メニューにコピー&ペーストする際、オブジェクトの属性情報もコピーできるとか、字幕エディタへのテキストコピーの際に、テキストスタイル属性もコピーできるとか。

確かに使い勝手が良くなったと思います。というか、DVD Studio Pro 2がおバカさんだっただけ?!(笑)。

MPEG-2 ビデオ解像度の追加サポート

DVD 規格に準拠したすべてのMPEG-2 解像度がサポートされた、とのこと。

素材の埋め込みカラープロファイルのサポート

埋め込みカラープロファイルのサポートされ、完成したディスク上での素材の外観を制御しやすくなりました、とのことなんですが、うーむ、「Photoshopなどで作業する場合、どの素材でもすべておなじカラープロファイルで作業する」ってやり方ではいけないのでしょうか。わたしには、この機能の意味・意義がよくわかりません。

iDVD プロジェクトの読み込みの改良

サードパーティ製のiDVDカスタムテーマなどもDVD Studio Proで読み込めるようになりました。

iDVDのテーマってのは、Apple純正テーマはiDVD本体(アプリケーションパッケージ内のContents/Resources)内にあります。一方、サードパーティ製のカスタムテーマは、Library/iDVD/favorite/フォルダ内のxxxxxx.favoriteファイル(パッケージ)です。

で、DVD Studio Pro 3では、こういったiDVDカスタムテーマの構成「部品」をxxxxxx.favoriteファイルから取得して、DVD Studio Pro 3プロジェクトとして再構成できるようになった、ということですね。

また、iDVDカスタムテーマをインストールしていないMacにiDVDプロジェクトを持ってきた場合でも、DVD Studio Pro 3でちゃんと読み込むことが出来ます。というのも、カスタムテーマを利用してiDVDでオーサリングしたらiDVDプロジェクト内にカスタムテーマの「部品」も保存されますから。これも結構うれしいかも。結局のところ、iDVDでダミーのプロジェクトを作ってDVD Studio Proに持ってくれば、iDVDカスタムテーマ集をDVD Studio Proでも利用できる、ってことですから。

 2004.06.09 新PowerMac G5

アップルが、新PowerMac G5発表しました。

サプライズはなくって、順当な性能向上です(が、初代PowerMac G5の期間が長すぎましたよねえ)。なんかAirMac Expressの方がおもしろそう。

2.5GHz DualモデルはATI Radeon 9600 XT、2GHz Dualモデル、1.8GHz DualモデルはNVIDIA GeForce FX 5200 Ultraってくらいですかね、標準構成の仕様で気になるところは。

わたしは、3GHz Dualを待ってますので、来年まで出費しなくて済みそうですなあ。

 2004.06.08 Macで始めるDTVコーナー更新

Macで始めるDTVコーナーの中級編に、Final Cut ExpressとFinal Cut Proの違い -モーションエフェクトとキーフレーム- を追加しました。

まあ、それにしても、このコーナーもちっとも進みませんねえ、すいません。

モーションエフェクトが作れると宣伝しながら、Final Cut Expressのマニュアルにはモーションエフェクトについて明示的には書かれていないですよねえ。モーションエフェクトってどうやればいいのでしょう。
あるいは、
Final Cut ProユーザがFinal Cut Expressをさわったときに不満をもつ、大きな理由のひとつが、このモーションエフェクト。だって、モーション関連のインターフェースが大幅に機能削減されているんですもの。

ということで、ここでは、まず、Final Cut Expressでのモーションエフェクトの作り方を概観した後、キーフレームやモーションエフェクト関連機能におけるFinal Cut ExpressとFinal Cut Proの違いを解説してゆきます。

 2004.06.04 SuperDrive非搭載MacにiLife'04からiDVDをインストールする

最近、小ネタに凝ってます。今日は、SuperDrive非搭載MacにiLife'04からiDVDをインストールするにはを追加しました。

iLife '04 DVDのインストーラは、SuperDriveの有無を自動チェックするので、SuperDriveを内蔵していないMacでは、iDVDをインストールしてくれません。
ただし、一旦iDVDをインストールが出来さえすれば、iDVDはちゃんと起動しDVDオーサリング作業も行うことが出来まるんですが...。

そこで、ここでは、iLife '04 DVDディスクからSuperDrive非搭載MacにiDVDをインストールする裏技をご紹介します。

2004.06.09追記 なんでも、iLife'04のインストーラでカスタマイズボタンを押すと、SuperDrive非搭載MacにiLife'04からiDVDをインストールするオプションが選択できる、とのことです。じゃあ、こんな裏技?!、使うまでもなかったんですねえ(笑)。
まあ、こんなやりかたもあると、今後のために記憶にとどめて頂ければ...と(笑)。

 2004.06.03 DVD Studio Pro 3発売開始

DVD Studio Pro 3日本語版が発売開始されました。

先週から出荷開始されていた模様でしたが、いや〜、ノーチェックでした。

DVD Studio Pro 1には搭載されていて、2で非搭載、3で再搭載されたグラフィカルビューが待ち遠しかった。Macで始めるDTVのコーナーも、DVD Studio Pro 3の登場を待っていた面もあったので、早速使ってみようと思ってます。

 2004.06.02 映画テレビ技術・Digital Production 2004開幕

今日から、映画テレビ技術・Digital Production 2004が開幕します。東京ビックサイトにて。

これ関連で、なにかサプライズはあるのかな〜。

 2004.06.02 Mac De TV録画コーナー更新

Mac De TV録画コーナーに、Tips!! QuickTime Player Proを使って、MPEG録画した番組からCM部分をカットするを追加しました。

QuickTime Player ProでMPEGを扱う場合、編集メニューの[カット][コピー][ペースト][トリム]メニューなどは使えないようになってますので、CM部分をカットすることもままなりません。本記事は、MPEGファイルからCM部分をカットする裏技?!、といった、まあ、小ネタをお送りします。

 2004.06.01 MacDTV.forum 5月分過去ログダウンロード

お待たせいたしました。MacDTV.forum(掲示板&メーリングリスト)の2004年5月分過去ログをダウンロードできます。スレッド型表示で、読みやすくなっております。

また、これまで通り、MacOS(8.5以降)のSherlockの「内容で検索(Find By Content)」を使用できるように、掲示板&メーリングリストを「1発言1ファイル」に切り分けてあります。Sherlockを使用した過去ログ検索のヒントについては、Sherlockを使ったオフライン検索法に記載してあります。

 2004.05.25 AppleとPanasonicによるNAB 2004報告セミナー

ITMedia PCUpdateの記事[HD編集ならApple & Panasonicで NAB 2004報告セミナーレポート]で、アップルと松下電器産業共催で5月24日に開催されたNAB 2004報告セミナーの模様が紹介されています。

Final Cut Pro HDと、DVCPRO HD、そして、DVCPRO HDをFireWireでやりとりする技術、など、NAB2004で発表された一連の紹介がなされたようです。

 2004.05.25 Shake 3 体験版

なんだか旧聞に属する内容かもしれませんが、私にとっては先日教えて頂いたことなので...。

約35万円のShake。気安く購入もできず、どんな感じのソフトか体験することさえ、ままりチャンスがないのですが、Appleプロトレーニングシリーズ Shake 3という書籍に、Shake 3 体験版が付属しているようです。

付属DVD-ROMには、レッスンに必要なレッスンに必要なファイル一式と、フル機能を30日間使用できるShake 3の体験版が入っていますから、この書籍でレッスンを受ければ、Shakeを一通り体験できる、という寸法。

まあ、この書籍、\6,800-という結構なお値段ですが、他にShake 3 体験版を入手する方法もないようですし、それにソフト自体が高価ですので書籍も高価なのは大目に見れるかな。アップルのハンズオンセミナーより安いですしね。

ということで、Shakeに興味をお持ちの方にお役に立てば。

 2004.05.16 MacDTV.forum 4月分過去ログダウンロード

お待たせいたしました。MacDTV.forum(掲示板&メーリングリスト)の2004年4月分過去ログをダウンロードできます。スレッド型表示で、読みやすくなっております。

また、これまで通り、MacOS(8.5以降)のSherlockの「内容で検索(Find By Content)」を使用できるように、掲示板&メーリングリストを「1発言1ファイル」に切り分けてあります。Sherlockを使用した過去ログ検索のヒントについては、Sherlockを使ったオフライン検索法に記載してあります。

 2004.05.11 加賀電子 CineWave 4.6セミナー(5月19日)

加賀電子社・ピナクルシステムズ社が、5月19日、アップル本社48階セミナールームにて、「HDリアルタイム・VARICAM対応!≪CineWave4.6≫セミナー」の開催を案内しています。

事前申し込みが必要で、申し込みはメールにて。

 2004.05.09 撮影時のショルダーサポートの話題

DCR-VX2100やDSR-PD170といった大型のDVカメラをお使いの方、手持ち撮影時はどうされていますか。

この手の大型DVカメラの場合(で望遠側撮影の場合には特に)、基本的には三脚使用が常道です。
もちろん、私が好きなサファリのように望遠撮影のケースでもそうです。でも、サファリカー内に三脚を立てる訳にもいかないので、肩載せスタイルでの撮影がベストです。一例として紹介したショルダーサポート+フィッシングベストというやり方は気に入っているのですが、実際に世界辺境の旅(笑)に出かけると、思わぬ難点もあるんです。
例えば、昨年のアマゾン行や、昨々年の夏のシリア・レバノン・ヨルダン、数年前のタクラマカン砂漠。こんなところに行くとなると、なにしろとにかく暑いくって、暑いなんて言葉じゃ表現できないくらい半端じゃなく暑いのです。そんなときに、たとえ穴あきで風通しのいいベストでも、余分な布は身につけたくない。撮影するのだっていやになるんですから(笑)。

普通は、そんなところに行かないって?。ごもっともです。

なので、「ショルダーサポート+ベスト」に代わるショルダーサポートを前々から探しておりました。ベストを着ないで済むものを。

時には一脚を使うことがあります。三脚にはかないませんが、手軽さと手ぶれ防止の両面でバランスがとれており、旅先では案外重宝します。でも、アマゾンのジャングルで歩きながら時々撮影する、といった場合、歩くときはじゃまなので一脚をたたんで、撮影ポイントではいちいち一脚を伸ばす、というのはなんと言っても面倒でした。特に、気温40℃超え+湿度ほぼ100%というアマゾンでは、やってらんないほど面倒に感じます。タクラマカン砂漠の気温46℃(←自己最高記録)+湿度ほぼ0%でもそうです。やっぱり、肩載せスタイルが一番でしょう。移動時も肩にセットしておくと、撮影したい時にはすぐに撮影体勢に移れますからね。

で、これまで、いろいろショルダーサポートのたぐいを捜してきました。
まず、あこがれたのが、キヤノンの最高機種LX1s付属のショルダーパッド。これは、まず見た目がかっこいい。ただ、試しに使ってみると、肩から簡単にずれるし、支える手はカメラからはずせないし、結構見かけ倒しなものでした。

もっとも、「肩載せ」ではなく、「肩におさえて固定」というものなので、こんな希望はもともとお門違いなのですが。

でも、最近、手頃な価格のショルダーサポートが登場しました。Milide社のShouldeRIGVariZoom社のVZ-LSPです。

両者とも使ってみましたが、どちらもいいです。肩のホールディングは良好で、しかも、手放ししても大丈夫、カメラは落ちません。カメラの向き・高さ・角度の微調整や、体格に合わせた肩載せ部などの調整のも可能。なかなかのものです。調整箇所が多いVZ-LSPのほうが体格や体勢に応じた微調整が可能ですし、ハンドル(←右手でにぎる)付きなのもいいですね。一方でShouldeRIGのシンプルな構造も、わたしのように旅先に持って行って荒っぽく使う場合には有利な気もします。

結局、わたしはVZ-LSPを購入しましたが、その理由は折りたたみ性でした。わたしの辺境の旅的目的では、行き帰りの間はスーツケースに入れておくので、折りたたみ時コンパクトでないといけないのです。その点折りたためないShouldeRIGの場合、ねじをはずして分解しても肩に当たる鉄板部分は折りたためるわけもなく、どうしようもありません。

まあとはいえ、折りたたみ性を大目に見れば、ShouldeRIGが2万円台、VZ-LSPが4万円台なので、ShouldeRIGの方がお買い得感があります。今年の冬に登場したShouldeRIGですが、既にかくれたヒット商品になっているようですね。

 2004.05.08 Final Cut Pro User Night(5月19日)

Apple Store Ginzaで、5月19日19時から「Final Cut Pro User Night」が開催されます。

Final Cut Proユーザ同士で親交を深め、新しいワザやコツについて情報交換しましょう。知識や技術のレベルは問いません。興味のある方はぜひご参加ください。

とのことです。

偶然にも、当日は会議で本社(銀座の中央通り沿い)にいるので、わたしも帰りに立ち寄ってみようと思ってます。ただ、英語での会議の後なので、出がらし状態かも。

 2004.05.01 Go with Final Cut Pro セミナー No.18(5月20日)

フォーカルポイントコンピュータ社が、5月20日開催のGo with Final Cut Pro セミナー No.18 10bit HD & SDを案内を出しました。申し込みは同社サイトのページにて。

Final Cut Pro HD、AJA Io、Io LA、Io LD、AJA KONA2、BlackMagic Design DeckLink HD Pro、QuickStream DV、といった同社扱い製品が紹介される由。

 2004.05.01 iMovie 4.0.1アップデート

iMovie 4.0.1アップデートが公開されました。ソフトウェアアップデートにて。

iMovie 4.0.1 では、iMovie 4 のパフォーマンスと信頼性がさらに向上しています。 このアップデートを実行すると、大きなプロジェクトでビデオクリップやオーディオ音量の編集などの作業を行う際のパフォーマンスが向上します。 iMovie 4.0.1 では、アプリケーションの起動時、タイトルのタイムラインへの追加時、iMovie プロジェクトで、取り除かれたり使用できなくなったりしている他社製のプラグインがあるとき(例:別のコンピュータでプロジェクトを開いた場合)の信頼性が向上しています。その他、ビデオまたはオーディオの編集を行った後にゴミ箱を空にすると生じる危険性があったビデオのピクセル化、Ken Burns クリップの破損、オーディオの消失などの問題(→をいをい(笑))が解消されています。

とのことです。

 2004.05.01 QuickTime 6.5.1アップデート

iTunes 4.5の登場に伴い、QuickTime 6.5.1アップデートが公開されました。ソフトウェアアップデートにて。

オーディオ関連で、Apple Lossless Encoderの新搭載やAACエンコード機能の大幅な改良がなされています。

 2004.04.27 Mac De TV録画コーナー更新

Mac De TV録画コーナーの概論編に、Pixe VRF Browser EXを追加しました。

Pixe VRF Browser EXは、家電DVDレコーダで焼きだした、DVD-R、DVD-RAM、DVD-RWからMPEGデータを吸い上げるソフトです。

 2004.04.21 NAB2004: Adobeの発表

アドビシステムズ社が、NABにあわせてプレスリリースを出しました。
といっても、Macにとっては、AfterEffects 6.5だけなのがなんとも哀しいこと。

他は、いずれもWindowsオンリーの、Premiere Pro 1.5、Adobe Audition 1.5、Adobe Encore DVD 1.5の3製品と、AfterEffectsもあわせ計4製品をパックしたAdobe Video Collection 2.5に関することばかり。

AfterEffects 6.5は、2004年6月上旬発売予定で、

PowerPC G5プロセッサ、デュアルモデルへの最適化
RAMプレビューの高速化
OpenGLサポートの拡張
スクリプティング機能の強化
250種類以上のテキストアニメーションプリセット
60種類以上のビジュアルエフェクト:
 
Cycore社(Final Effect開発元)のParticle WorldやLight Burstなど
● コピースタンプツールの強化
● カラーコレクト:Adobe Photoshop CSのカラコレツールやColor Finesse

なんだか、サードパーティ製プラグインをやまもり組み込んで、飾っている気も...(笑)。もちろん、コストパフォーマンスがいいので、歓迎すべき事ですが。

Professional版では、さらに、

● グレインマネジメントツール:ってなんだ??
● OMFフォーマットのサポート

最近のバージョンアップのたび、Pro版ならではのすごく目立つ機能、ってのが減っている気がします。Pro版ならではの機能(プラグイン)だったはずが、次バージョンのStd版に組み込まれちゃう、というパターンが多いので。
つまりはStd版のコストパフォーマンスが高い、ってことなので良いことではあるんですが、Pro版ユーザとしては少々フクザツ(笑)。Pro版の競争力って、Combustionなどの「昔は高価、今は同価格帯に戦略的値上げ」的ソフトにくらべて、そうなんでしょ。

 2004.04.21 NAB2004: Avidの発表

NAB2004にあわせて、Avid Technology社がプレスリリースを出しました。それによると、

Avid Xpress Pro 4.5を第2四半期にリリース予定

将来(2004年後半予定)のAvid Xpress Pro(Ver.5に相当するのかな?)でHDV、DVCPRO HDなどのHDフォーマットへの対応、Avid DNxHDによる10bit HDのサポート

とのことです。

また、同日、Avid製品の国内扱い元のソフトウェア・トゥー社が、Avid社のAvid Xpress DV 4.3の販売開始を発表しました。また、順次、Avid Xpress Proも4.3へとアップデート(Avid社から)される、とのことです。

ということは、Avid Xpress Proは、しばらくの間Ver. 4.3で、今年第2四半期にVer. 4.5へ、今年後半にHD対応などのメジャーバージョンアップ(Ver.5相当?)、というロードマップなのかな??。

 2004.04.21 AJA Video、Ioをアップデート

AJA Video SystemsIoをアップデートしたと発表しました(←発表文はPDF)。

Ioは、FireWire接続型キャプチャデバイスですが、今回のアップデートで、RGBビデオ出力やIo用コントロールパネルが機能追加されてます。

言及されているRGBビデオ出力ってのは、(Final Cut ProはFireWire出力機能を搭載してますが、この機能が搭載されていない)AfterEffectsといったソフト使用時に、EchoFireのようなソフトを使わなくてもいい、ってことを意味しているんでしょうね。
こうした解釈でこの発表文をみると、IoのRGBビデオ出力は、Adobe After Effects and Discreet Combustionの他、new Apple Motionに対応、と書いてあるんで、え?、もしかしてApple Motionって(LiveTypeと同様、YUV色空間でなく)RGB色空間を使用してるってことでしょうか??。

 2004.04.21 AJA Video、Kona 2リリース

AJA Video Systems社が非圧縮SD/HDキャプチャーカードKona 2発表しました。

PCI-X 133MHz対応ですから、PowerMac G5専用ですね(PowerMac G4は不可)。
ビデオ系は、8/10/12bit非圧縮SDI, HD-SDI、8/10/12bitでのデュアルリンク 4:4:4 HD、SD/HDコンポーネントアナログをサポートしてます。
オーディオ系は、8チャンネルAESオーディオ。
その他、RS422コントロールやゲンロック、KONAセカンドデスクトップビューなど。

なお、国内販売元であるフォーカルポイントコンピュータ社が同日、Kona 2の発表とともに、Kona HDからの無償アップデートを案内しています

 2004.04.21 DVD Studio Pro 3

DVD Studio Pro 3、主な機能をみますと、せいぜいDVD Studio Pro 2.5くらいの気もしますが(笑)、よくよくみると、しっかりした「基盤」に生まれ変わっているようにも思えます。

例えば、レンダーフリートランジションアルファトランジション。これって、要はメニュー、スライドショー、トラックに対し、トランジションやディゾルブを適用したときをレンダリングなしにプレビュー、つまりRT処理する、ってことですよねえ。こりゃすごい(もしかして、2ビデオストリームの合成演算だから、処理の重さはたいしたことはないのかな。でも、ビデオデータがMPEGだしなあ)。
例えば、MotionプロジェクトをレンダリングすることなくDVD Studio Pro 3に加えることができるって、これもRTプレビューですよねえ。そんなことできるんかいな。

これらのことは、描画処理を、CPUやGPUを酷使して行うってことですから、もしかしたら、すごいかも。

その他の機能は、あまりたいしたことはなくって、

グラフィカルビューって、まさに、Macna Matata2003.10.22 最近のMacDTV.com/DVD Studio Pro 2で書いた

DVD Studio Pro 1のような「メニューのリンク関係」を概観できるウインドウはないのかな??。DVD Studio Pro 1のメニューウインドウそのもののインターフェースで良いので。

が、そのまんま実現してますね。というか、DVD Studio Pro 1から2にメジャーバージョンアップした際に、どうして、Graphical Viewer(←DVD Studio Pro 1で一番大きな面積を占めるウインドウ)が廃止されてしまったのか、理解に苦しみましたもの。DVD Studio Pro 3で復活したってところでしょうか。

DTSオーディオについては、へエー、って感じです。(だって、DTSってどれだけすごいのか知らないんですもの)。

Compressor 1.2に関しても、すでにDVD Studio Pro 2でも使っているし。

作業性が上がって便利そう、と思われる点は、

Photoshopとの統合:DVD Studio Pro 3の中からPhotoshopの素材をシームレスに編集、更新ってそりゃすごい(でも、Final Cut Proの外部エディタと同じってことだったら、ちょっと残念)。

Motionとの統合:さきほどふれたMotionプロジェクト読み込みの他、プロジェクトに変更を加えたければ、クリックしてMotionで読み込み、編集するだけです。変更を保存すると、DVD Studio Pro 3のプロジェクトも自動的に更新されます。って、やっぱりFinal Cut Proの外部エディタと同じってことですね。

また、Final Cut Proで作成したチャプタマーカーや、LiveTypeのタイトル、そしてSoundtrackからの著作権フリーの音楽を直接DVD Studio Proに取り込むこともできます。ってのは、DVD Studio Pro 2と同じだし。

Final Cut ProプロジェクトやLiveTypeプロジェクトをレンダリングなしにDVD Studio Pro 3で読み込める、ってんだったら、これはすごいことだと思いますが、残念ながらそうは書いてくれてないですねえ(笑)。

ということで、主な機能を見るだけですと、DVD Studio Pro 2と大きく変わっている感じは受けないのですが

まあ、DVD Studio Pro 2の時点で機能の充実度がすばらいい、ということでもあるんですが。

RTプレビューや他ソフトの連携など、使い勝手に関わる部分を強化した(または作り直した)という点で、使ってみると非常に快適になっているのかも。登場が楽しみです。

 2004.04.20 HDVツール Lumiere HD

Lumiere Media社が、HDVツールLumiere HDを発表しました。

Lumiere HDは、HDV 720pカメラJY-HD10Uからの取り込み、Final Cut Proとのデータ受け渡し、HDVテープへの書き出しを行うソフト。

今日から発売で、$179-は安いかも。

なお、ジョーク記事2004.04.01 スクープ!! 次期バージョンのFinal Cut Pro で書いた内容のうち、FireWire MPEG関連の記載はほんとなので、おそらくこれとほとんどおんなじワークフローだろうと思います。

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 2004.04.20 アップル、将来のHDVサポートを約束

本日リニューアルされた、アップルのPro Digital Productionページで、

HDVフォーマットをサポート
JVCのHDVフォーマットへの対応を予定している企業は増え続けており、アップルはその1社として、将来リリースする製品で同フォーマットをサポートします。現在は、Lumiere HDVやHeuris Indie HDおよびPro-Indie HDツールキットなどの他社製品とFinal Cut Proと組み合わせて、HDVを扱うことができます。

なる記載が登場してます。

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 2004.04.20 Motion

期待のモーショングラフィックソフト、Motion。

GarageBand、SoundTrackで音楽心に火がついたMacユーザが多いように、非DTV系のMacユーザがMotionで遊んでみる、といったケースも多そうですね。モーショングラフィックスって、なにしろ人目を引くのでかっこよさそうですし。飛びついてみるのも、¥30,000-なら可能ですし(まさかAfterEffectsに「飛びついてみる」のは躊躇しますよね)。

では、まずは、ざくっと主な特徴を見てゆきます。

リアルタイム処理。リアルタイムで変更内容を確認できるのでデザイン作業が快適、ってことなんでしょうが、これは実際に使ってみないことにはなんとも。なにがなんでもRT処理、ではなくて、AfterEffectsのRAMプレビューやFinal Cut ProのQuickViewのような「現実的」な仕組みも併用してくれるとうれしいです。

ビヘイビアアニメーション。まあ、ビヘイビア(behavior、振る舞いって意味です)という名のいくつかのパターンのモーションがあらかじめ定義してあって、そのオブジェクトグラフィックスに対し、ビヘイビアを選択して適用する、ってやり方のようです。まあ、キーフレームよりは直感的かな。とはいえ、適用したビヘイビアをキーフレームを使ってより細かくカスタマイズしてモーションを微調整、なんてことができたらいいなあ。ベジエ方式のキーフレームエディタテキストパスなどがあるから、だいじょうぶなんでしょうけど。

KeyNoteみたいに、一見いいんだけどカスタマイズ・微調整がしにくい、というのでは困ってしまう...。

アップルデザインのテンプレートってのも、今後なんか「似たような作品」をいっぱい見るような気がしなくなくもない...(笑)。

物理シミュレーション(風や重力といった自然現象)、パーティクル(火花や煙、炎など)はよくある話し。

Photoshopレイヤーを描画モードや不透明度の設定を維持したまま読み込み、ってのは当然です。描画モードって、テクストレイヤーやシェイプのことだといいんですけど。
After Effects用プラグインが利用可能なのも、モーショングラフィックソフトであれば当然の仕様でしょう。

LiveFontも使用可能、とのことですので、Motionは、LiveTypeの機能を内包する、と考えるべきなんでしょうか。よくわかりませんが。

システム要件をみると、CPUとGPUをフル活用するようで、現在の最上位機種PowerMac G5 2GHz Dualでも充分とはいえなそうな感じですね。

 2004.04.19 AppleとPanasonicがDVCPRO HDでコラボレーション

Appleが、Panasonicとのコラボレーションを発表しました

2004.04.20追記 読者の方からご指摘頂いた点と、Panasonic側のプレスリリースを基に、大幅訂正/追記致しました。

2004.04.20追記 国内に関しても、アップルがPanasonicとのコラボレーションを発表しました

今回の内容は、

● Panasonicから、DVCPRO HDの発表。

DVCPRO HDは、DVコーデックを使用したHD(720p、24fpsや60fps)。ビットレートは、100Mbps

MPEG圧縮・ビットレート25MbpsのHDVよりは、遙かに高画質で編集性に富むことが期待できます。とはいえ、は、miniDVテープの使用を前提としているHDVはビットレートを上げることができないので、仕方ないのですが。

新製品DVCPRO HDレコーダーAJ-HD1200Aには、IEEE1394(FireWire)が搭載されており、FireWire経由で、同社既発売のHDシネマ用カメラレコーダーVARICAMで撮影した720p 24fps, 60fpsのプログレッシブ映像(や通常の1080iの映像)を転送することが可能。

● Appleは、Final Cut Pro HDによりDVCPRO HD対応を発表。

これにより、DVCPRO HD機器からキャプチャー、Macで編集と可能となった。

Final Cut Pro HDは、キャプチャー時に、VARICAMの24p over 60p素材を2-3プルダウンで抽出するので、HDD容量を60%節約できる。編集時のRTもかなり可能。

といった内容です。

まあ、両社は、最近のNABではこの手のコラボレーションを発表するのが恒例になっていまして、

NAB 2002では、24PでうウケたAG-DVX100(25Mbps DV 4:1:1)をFinal Cut Pro 3で、

NAB 2003では、DVCPRO50(50Mbps DV 4:2:2)をFinal Cut Pro 4で、

をサポートしてきた経緯があります。

 2004.04.19 Final Cut Pro HD、登場

Appleが、Final Cut Pro HD発表しました。

2004.04.20追記 国内に関しても、アップルがFinal Cut Pro HD発表しました。

HDなどと謳ってますが、Final Cut ProってこれまでもHDに当たり前の様に対応していましたから、まあ、今回DVCPRO HD編集をサポートしたのを機に、マーケッティング上の要請でHDと名付けたというのはほんとうのところでしょうね。実体はFinal Cut Pro 4.5(←実際に、バージョンナンバーは4.5と表示されます)。

Final Cut Pro 4ユーザは、Final Cut Pro HD Updateをダウンロードできます。ソフトウェアアップデートにて。

Final Cut Pro HD の改良点
「Final Cut Pro HD」にアップデートすることにより、以下の機能が追加されます:
● 「RT Extreme」サポートでの DVCPRO HD 編集に対応
● 720p HD(高精細度)ビデオに対応
● 新しい外部ビデオモニタオプションである「Digital Cinema Desktop」の追加
● 24 @ 25 PAL 編集に対応
● トリム編集ウインドウによるオーディオモニタ機能の強化

「Final Cut Pro HD」では、以下の機能が改善されています:
● ショートカットメニューの使用によるブラウザのビンからのファイルの取り込み
● 「切り出しと取り込み」後の自動保存
● タイムラインでの自動選択コントロールによるコピー&ペースト
● 表示用ビデオの準備
● タイムラインでのファイルのレンダリング
● ダイナミックトリミング
● リップル削除
● オーディオのみのタイムコードオーバーレイの適切な表示
● クリップにフィルタ付きのパラメータのペーストが可能
● 外部モニタ使用時の JKL キー再生
● ビデオに 4−8 ピクセルの垂直ストライピングが可能
● OpenGL および AltiVec 処理の強化
● いくつかの他社製 After Effects プラグインとの互換
● 4 GB(ギガバイト)以上の RAM の適切な検出
● 「テープに編集」および「ビデオにプリント」がミキシング時の複数のオーディオチャンネルに対応
● 23.98 fps プロジェクト用カラーバー
Final Cut Pro 4 のすべてのユーザに「Final Cut Pro HD(バージョン 4.5)」のアップデートをお勧めします。

とのことです。

 2004.04.19 Apple Motion、発表

Appleが、Motion発表しました。

2004.04.20追記 国内に関しても、アップルがMotion発表しました。

Motionは、モーショングラフィックスソフト。LiveTypeと住み分けるのか、それともLiveTypeの発展形なのかしらん?

英語版は今夏リリース予定。価格$299-。

 2004.04.19 DVD Studio Pro 3、発表

Applerが、DVD Studio Pro 3発表しました。

2004.04.20追記 国内に関しても、アップルがDVD Studio Pro 3発表しました。

アルファトランジション、グラフィカルビュー、HD-MPEG-2エンコーディングといったところが主な機能です。

英語版が5月リリース予定。価格$499-、アップグレード$199-。

 2004.04.19 Shake 3.5、発表

Appleが、Shake 3.5のリリースを発表しました。

2004.04.20追記 国内に関しても、アップルがShake 3.5のリリースを発表しました。

シェイプシフティングエフェクト機能の追加。

価格は、Mac OS X版$2,999-、Linux版およびIRIX版$4,999-で、アップグレード価格$799-。

 2004.04.19 Xsan、発表

Appleが、Xsanを発表しました。

2004.04.20追記 国内に関しても、アップルがXsan発表しました。

ストレージネットワーク(SAN)ファイルシステムを構築するためのソフトウェアで、現在ベータ版が公開されています。今秋リリース予定。価格$999-。

Xserve RAIDはMacとはFibreChannelで接続されており、通常、Mac対XserveRAIDは、1対多接続です。

Xsanを導入した場合、物理的には、Mac複数台とXserve RAID複数台をFibreChannelで接続しときます(LANでEthernetケーブルで接続するのと同様に、FibreChannelで同様な形態の接続を行う)。そうすると、どのMacからも、Xserve RAIDがFinderにマウントされているように見えます。
つまり、FibreChannelを使った「LANのようなもの」を介して、Xserve RAIDを(LANでのファイルサーバのように)共用して利用することができます。このような形態の「LANのようなもの」のことを、LAN(Local Area Network)ならぬ、SAN(Storage Area Network)と呼びます。

高速性といい、大容量といい、高画質DTVでは、XServeRAIDとXsanみたいなものが求められていますが、これでAppleから純正品が登場したことになりますね。

 2004.04.19 LiveType 1.2アップデート

Final Cut Pro HDの登場に伴い、LiveType 1.2アップデートが公開されています。ソフトウェアアップデートにて。

LiveType 1.2 では、新規エフェクトとテンプレートを追加し、Final Cut Pro HD とのワークフローの統合を向上、そして「タイムライン」の動作の問題を解決しました。このアップデートには、これまでのメンテナンスリリースがすべて含まれいます。以前のバージョンの LiveType を Final Cut Pro HD でご使用の場合は、アップデートすることをお勧めします。
このアップデートには、LiveType のこれまですべてのアップデートを含むと同時に、以下の修正および改善が追加されています:
● 41 の新規エフェクト
● PAL テンプレート
● 「タイムライン」でのズームおよび表示をウインドウに合わせるキーボードショートカット
● 「タイムライン」で選択した項目を中心にズーム
● 「タイムライン」でのスナップの動作の向上
● 新規のエフェクト処理モード:リップル、グループ間の移動、トラック間の移動
● あらかじめレンダリングすることなく Final Cut へ書き出し

とのことです。

 2004.04.19 プロアプリケーションサポート、アップデート

Final Cut Pro HDの登場に伴い、プロアプリケーションサポートアップデートが公開されています。ソフトウェアアップデートにて。

このアップデートは、アップルのプロユーザ向けのアプリケーションを改善するために提供されています。Final Cut Pro、 Cinema Tools、 Compressor、 LiveType、 Soundtrack、および DVD Studio Pro をお使いのすべてのユーザの方々にアップデートを強くお勧めします。このアップデートでは、一般的なユーザインタフェースの外観、および安定性が改善されており、今後これらのアプリケーションのソフトウェアアップデートを受信できるよう修正されています。
インストールの後、もう一度「ソフトウェアアップデート」を起動してみてください。追加のアップデートが用意されている場合があります。

とのことです。

 2004.04.19 Compressor 1.2アップデート

Final Cut Pro HDの登場に伴い、Compressorアップデートが公開されています。ソフトウェアアップデートにて。

Compressor 1.2 の新機能
Compressor 1.2 アップデートには、以下の改善点が追加されています:
● MPEG-1 出力ファイルのサポート
● フィルタでのピクセルアスペクト比の設定
● バッチの保存が可能
● プレビューウインドウの改善
● 高精細度から標準精細度へのトランスコーディングの改善
● QuickTime の出力ファイルにタイムコードを採用
Compressor 1 以降をお使いのすべてのユーザの方に、Compressor 1.2 にアップグレードされることを強く推奨します。
注意:「Shake Qmaster」と「Compressor」の両方が同じコンピュータ上にインストールされている場合、「Batch Monitor」の同じ機能が共用されるため、「Compressor」をバージョン 1.2 にアップデートするときは、「Shake Qmaster」も同様にバージョン 1.2 へアップデートする必要があります。「Shake Qmaster」は「ソフトウェア・アップデート」を使ってアップデートすることができます。

とのことです。

 2004.04.19 Cinama Tools 2.2 Update

Final Cut Pro HDの登場に伴い、Cinama Tools 2.2アップデートが公開されています。ソフトウェアアップデートにて。

● パフォーマンスの改善
● Final Cut Pro HDの2 @25 PAL 編集のサポート
● 24 fpsから25 fpsへ変換した際のタイムコードの不具合の改善

といったところが改善点のようです。

 2004.04.16 Final Cut Express 2.0.3アップデート

Final Cut Express 2.0.3アップデートが登場しました。[システム環境設定]の[ソフトウェアアップデート]にて。

このアップデートでは、あるカメラの機種において発生する、タイムコードの途切れとコマ落ちの組み合わせから起きる不完全な取り込みに関する問題が解消されています。また、シーケンス内に空白のビデオがある場合の QuickTime ムービーへの書き出しも改善されています。

とのことです。

 2004.04.15 Fire800対応カートリッジ型外付HDD ComboDock

フォーカルポイントコンピュータ社が、Fire800対応のカートリッジ型外付けHDDケースComboDock発表しました

ComboDockは、3.5インチATA HDDを収納するカートリッジをドライブケースに接続するタイプの、カートリッジ交換型外付けリムーバブルHDDケースの一種。複数のドライブを差し替え交換できるので、DTVではこの手のカートリッジ式HDDは定番となっています。

これまでFireWire 400対応のFireRackやFireDockなどが人気がありますが、Fire800対応のものはたぶんComboDockが初お目見えなんじゃないですかねえ(少なくとも日本では)。

なお、Fire800のほか、FireWire 400とUSB 2.0にも対応してます。

Fire800対応のカートリッジ式HDDケースはこれまで待ち望まれていたわけですが、一方で、SATAの外付けHDDケースも普及しつつあります。DTV用途において、外付けHDDのインターフェースとして、Fire800にするかSATAを選ぶかは、思案のしどころではあります。使い勝手(Mac標準装備、ホットプラグ、デイジーチェーンなど)を考えるとFire800に分がありますが、一方で、SATAだと、外付けの場合PCIカード増設の必要がありますが、内蔵SATA HDDと同等の速度で使用できますから。

 2004.04.14 Macで始めるDTVコーナー更新

Macで始めるDTVコーナーに、中級編を追加しました。

当面、Final Cut ExpressとFinal Cut Proの違いについて、いろんな話題を集めてみようと思ってます。

 2004.04.12 After Effectsプラグイン ReelSmart Motion Blur Ver.3

フラッシュバック社が、RE:Vision Effects 社開発のAfter EffectsプラグインソフトReelSmart Motion Blur Ver.3を発表しました。

ReelSmart Motion Blur は、モーションブラー効果を適用するツールで、Pro版とStandard版があります。

Pro版の目玉機能は、トラッキングポイントを指定しての細かなブラー制御が可能、つまり、マスク処理をしなくても、動画中の「動きがある部分」だけにブラー効果を掛けることができるようになった訳です。

 2004.04.11 Mac De TV録画コーナー更新

Mac De TV録画コーナーの概論編に、DVキャプチャーかMPEGキャプチャーかを追加しました。

 2004.04.08 Pixe VRF Browser EX

ピクセラ社が、Pixe VRF Browser EXを4月23日より発売開始する、と発表しました

Pixe VRF Browser EXは、家庭用DVDレコーダで録画したMPEGビデオ・オーディオデータをMacへ吸い上げるためのソフト。対応メディアはDVD-R、DVD-RW、DVD-RAM、対応フォーマットは、DVD-Video(.VOBファイル)とVideo Recording(.VRO)の両方です。これにより、家庭用DVDレコーダでAirCheckしたDVD-R/RW/RAMを、MacのDVD系ドライブ*で読み込んで、MPEGデータをMacのHDDに吸い上げて、MPEGデータを素材にしてDVD-Videoオーサリングソフト(CaptyDVD/VCDやDVD Studio Pro)でDVD-Videoに仕上げる、といったことができるようになります。

これまでixe VRF Browserは、ピクセラ社製外付DVD-R系ドライブに付属、という形でしか提供されていませんでした。ところが、今回のPixe VRF Browser EXからは、Apple純正SuperDriveなどの他社製各種ドライブ*)にも対応し、ソフトの個別販売も開始したのです。Pixe VRF Browser EX、かなり売れそうですね。

*) 基本的にはDVD-R、DVD-RW and/or DVD-RAMが読め、DVD-Videoフォーマット、Video Recordingフォーマットに対応したドライブ。対応ドライブについては同社サイトでご確認下さい。

なお、ご購入の際は、CINEMATIZEとどっちが使い勝手がよいか、よく検討してみてくださいね。ざっと比較すると、Video Recordingに対応している点ではPixe VRF Browser EX、QuickTimeムービーに書き出すならCINEMATIZE、といったところでしょうか。

 2004.04.04 MacDTV.forum 3月分過去ログダウンロード

お待たせいたしました。MacDTV.forum(掲示板&メーリングリスト)の2004年3月分過去ログをダウンロードできます。スレッド型表示で、読みやすくなっております。

また、これまで通り、MacOS(8.5以降)のSherlockの「内容で検索(Find By Content)」を使用できるように、掲示板&メーリングリストを「1発言1ファイル」に切り分けてあります。Sherlockを使用した過去ログ検索のヒントについては、Sherlockを使ったオフライン検索法に記載してあります。

2004.04.01 スクープ 次期バージョンのFinal Cut Pro

最初に...。↑今日の日付をご確認下さいませ(笑)。

MacDTV.comでは、独自極秘ルートにて、Final Cut Pro次期バージョンのスクープに成功しました。驚くべき新機能のいくつかをご紹介します。

といっても、表だって書けない内容(笑)なので、詳しくは、Mac.naMatata !!の特設ページにて。

--これ以前(2004年1〜3月)のNews and Message--

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