MacDTV.Com

News and Message

2002年01月〜03月

2002.03.26 RTMac+QuickSilver2002の不具合解消

AppleからNVIDIA Driver Update 2.6が公開されました(日本語版もあり)。これにより、2002.02.16 RTMac+QuickSilver2002(nVIDIA GeForce4)で不具合でお知らせした、RTMacとQuickSilver2002(1GHz Dualモデル、933MHzモデル。いずれもGeForce4搭載)との組み合わせで発生する不具合が解消します。

今回の不具合情報、これまでMatorx Electoronic Systems社には記載がなかったようなのですが(探し方が足りなかったのかな?)、やっとここに掲載されましたね(笑)。

2002.03.23 Macworld Conference & Expo 2002 Tokyo

おつかれさまでした。

2002.03.22 After Effects 5.5 Motion Exchange plug-in 日本語版

Adobe Systems社がAfter Effects 5.5 Adobe Motion Exchange (.amx) plug-in 日本語版を公開しました。これは、2002.02.19 After Effects 5.5 Adobe Motion Exchange plug-in(英語版)でお伝えしたものの日本語版です。After Effects5.5でアニメーションを作ったあと、AMX(Adobe Motion Exchange)フォーマットファイル (.amx) へとエクスポートし、それをLiveMotion2.0でインポートする、という流れになります。

2002.03.21 iMovie 2 for Mac OS X用プラグインソフトSlick

オービット・ミューズテクス事業部から iMovie2 for Mac OS X用プラグインソフトSlick日本語版 Volume.1Slick日本語版 Volume.2が発売開始されました。

2002.03.20 Peak LE 3.0r3 Update、BIAS Peak DV 3.0r3 Update公開

BIAS社がBIAS Peak LE 3.0r3 UpdateBIAS Peak DV 3.0r3 Updateを公開しました。バグフィックスが主な目的のようで(アップデート後に現れる[Peakェ DV 3.0r3 *Read* Me]ファイル内に細かく記載があります)、新機能はないようですが、Final Cut Proユーザの方もPeak DVのアップデートをお忘れなく。

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2002.03.20 iMovie用プラグインソフトBravo Filters、Echo Transitions

Virtix社がiMovie用プラグインソフトBravo FiltersEcho Transitions(各$25-、セットで$40-)を発表しました。

AppleのiMovie SDK(←ダウンロードファイルの直リンク。ご注意ください)を使用していて開発したそうですが、いつの間にこんなSDKがでとったんだろ。ちなみに、iMovieプラグインソフトの定番Slickは、自社で解析して独自開発したとのことですが。

この手のソフトは、凝った効果な分だけレンダリングに時間が掛かりがちですが、さてさて、このソフトは道でしょうか。それにしても、iMovieのプラグインならば、Filterやトランジッションよりも、タイトル(エッジ付きテロップや座布団)が欲しいところです。

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2002.03.19 DVカメラ・デッキとの相性情報、更新

DVカメラ・デッキとの相性情報を更新しました。

それにしても、Final Cut Pro 3日本語版の対応リスト公開はまだなのかしらん。Final Cut Pro 3英語版の対応リストについては、米Appleのサイトで公開されているのに...。
まあ、日本語環境での動作確認が未了、ということであって、おそらく、Final Cut Pro 2で使えているDVカメラ・デッキは、Final Cut Pro 3でも使えるのでしょうが、ただ、Mac OS X環境でのみ不具合があるなんて機種もあるかもしれないですからね。公式発表を待ちましょう。

とはいうものの、情報が全くないのは困りますので、Final Cut Pro 3ユーザのみなさん、お使いのDVカメラの動作状況をお知らせくださいませ。動作チェックリストは、DVカメラ・デッキとの相性情報に記載しております。ご協力、お願いいたします。

    

2002.03.17  Final Cut Pro 3.0.1 Updater for Mac OS X日本語版

AppleがFinal Cut Pro 3.0.1 Updater for Mac OS X 日本語版を公開しました。2002.03.01の英語版公開に引き続き、ドイツ語版、フランス語版、日本語版の登場です。

まあ、内容は、ちょっとしたバグフィックスのようです。

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2002.03.16 DeskStudio-DR ソフトウエアVer3.2.3公開

ビーユージー社が、DeskStudio-DR ソフトウエアVer3.2.3を公開しました。PowerMacintosh G4 QuickSilver対応だそうです。

わたしも(初代DeskStudio以来の)DeskStudio-DR + DeskStudio UV422ユーザなのですが、 ビーユージー社さんのサポートには感心致します。両製品とも、事実上メンテナンスモードの製品だろうに、まだサポートしつつけてくれるのですから。この企業姿勢には敬服いたします。

それだけに、ビーユージー社さんには、Mac DTV界の「Canopus社」 みたいな存在になって欲しかったなあ、と独り言。

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2002.03.14  MacDTV.forum(掲示板&メーリングリスト)02月分過去ログダウンロード

お待たせいたしました。MacDTV.forum(掲示板&メーリングリスト)の2002年02月分過去ログダウンロードできます。スレッド型表示で、読みやすくなっております。また、これまで通り、MacOS(8.5以降)のSherlockの「内容で検索(Find By Content)」を使用できるように、掲示板&メーリングリストを「1発言1ファイル」に切り分けてあります。Sherlockを使用した過去ログ検索のヒントについては、Sherlockを使ったオフライン検索法に記載してあります。

   

2002.03.13 ラックマウント型ケースに内蔵されたPowerMac G4

Terra Soft社が、2Uラックマウント型ケースにPowerMac G4 1GHz Dualを内蔵した「GVS 9000」を発表しました

仕様は、PowerMac G4 1GHz Dualそのものですが、2U(=高さ3.5inch)のラックケースに内蔵可能なケースに内蔵されているため、標準の19inchラックに収納できます。ですから、サーバやレンダリングマシンに向いていますね。Yellow Dog Linux 2.2とMac OS Xがプレインストールとのこと。

Appleからもラックマウントサーバのうわさがありますが、果たして。

2002.03.12  MacDTV.forum(掲示板&メーリングリスト)01月分過去ログダウンロード

2002.02.16からダウンロード頂いている2002年01月分過去ログですが、(Netscape Navigator 4.xではちゃんと表示されるにもかかわらず)Internet Explorerで正しく表示されないという不具合がありました。
この点を修正したファイルをアップロードしなおしましたので、必要な方はMacDTV.forum(掲示板&メーリングリスト)から再ダウンロードしてください。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

なお、このトラブルは、2002年1月の過去ログだけで起こります。それ以外の月は、Internet Explorer、Netscape Navigatorとも問題ありません。

   

2002.03.06 DVD Playerのアップデート2題

昨日お伝えしたDVD Player 3.1 アップデート for Mac OS Xですが、[システム環境設定]の[一般]で、[アピアランス]を[グレー]にしているとエラーが発生するようです。[ブルー]にすれば大丈夫、って、ちょっとちょっと余りに情けないエラーだなあ(笑)。

2002.03.05 DVD Playerのアップデート2題

DVD Player 3.1 アップデート for Mac OS Xが[ソフトウェアアップデート]で入手できます。日本語版です。

また、AppleがDVD Player Update PowerBook G4を公開しました。これは、PowerBook G4(Digital Audio)上でDVD Player for Mac OS 9.2.1(英語版)のためのアップデータです。

2002.03.01 Final Cut Pro 3.0.1 Updater for Mac OS X

AppleがFinal Cut Pro 3.0.1 Updater for Mac OS Xを公開しました。バグフィックスのようです。
英語版なので、日本語版FCPのお使いの場合は、自己責任で。

2002.02.28 パソビ誌007号から、MacViコーナー登場

玄光社の季刊誌パソビ(PasoVi)。007号は、本日発売です。2002.02.28 パソビ誌007号から、MacViコーナー登場でお伝えしたとおり、今号から、MacDTV御用達コーナー「MacVi」が始まります。編集協力 MacDTV.comと謳って頂いているとおり、企画段階から記事作成まで行いました。

特集iMovie 2 + iDVD 2の他、Final Cut Pro Unofficialのぷれぷれさんによる新連載Final Cutサロン、林檎工房あたらめMac News Digest、からなる計11ページなのですが、こうしてみると、まだまだページ数が少ないなあ。次号は目指せ、増ページ(笑)。

   

2002.02.28 Cleaner 5.1.1 Update追記

Discreet社が公開されたCleaner 5.1.1 UpdateのMac OS X対応状況は、というと、

Realへのエンコーダは、Classic環境の中でCleanerを実行するか、Mac OS9で起動すること。

MotoDV(CleanerからDV取り込み)の場合は、Mac OS9で起動すること(それはそうでしょうね、MotoDV用のRadius DV Codecの類いって、バリバリ機能拡張ファイルですから、Classic環境で使うことは難しそうですものね)。

のようです。それ以外はMac OS Xに対応している、というなら、がんばってますよねえ。

5.1からわずか0.0.1のバージョンアップとはいえ、容量は10MB以上もありますので、ほとんどのモジュールに手を入れているんじゃないですかねえ。
(それにしても、Discreet社のFTPサーバって妙に遅すぎません??)

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2002.02.27 Cleaner 5.1.1 Update

Discreet社がCleaner 5.1.1 Updateを公開していました。(5.1 Updateの下に5.1.1Updateがあります。さがしてしまいました(笑))

5.1からわずか0.0.1のアップデートなのに、Mac OS X対応(Carbon)とは(笑)。わたし自身は、今Cleaner 5.1が手元にないのでCleaner 5.1.1 Updateを試してません。ご報告はのちほど。

2002.02.26 DV→MPEGハードウェアエンコーダ・Mobile Capty

ピクセラ社が、DV→MPEGハードウェアエンコーダ・Mobile Captyを発表しました。2002年3月下旬より発売予定、ただし、Mac対応は5月となる由。

ケーブルの間にアダプタ部が付いているような形状で、いわゆるDV端子に差し込む4ピン端子と、MacのUSB端子に差し込むコネクタが付いています。これを使って、DVカメラとUSB端子を接続すると、DVカメラのDV信号をリアルタイムでHDD上にMPEG1データとして取り込めます。

まあ、従来型Captyのアナログ入力端子にDVカメラのアナログNTSC出力を接続すれば、USB MPEGキャプチャー可能だった訳ですが、Mobile Captyではさらに、ソフト上からDVカメラの制御も可能、Mobile Captyへの電源供給もUSB経由、との付加価値がついているわけで、なかなかユニークな製品です。この辺が、"Mobile" Captyなんでしょう。
一方で、Mobile CaptyはDVカメラしか接続できない点(アナログ入力の方が汎用性が高いことはいうまでもない)は、考え方によってはデメリットなのかもしれません。結局、Capty従来機との比較という点では、価格がポイント、となる気がします。

2002.02.25 DVカメラ・デッキとの相性情報、更新

2002.02.22付でアップルiMovieのページの[サポートしているビデオカメラ]公式発表が更新されましたので、DVカメラ・デッキとの相性情報を更新しました。

   

2002.02.24 Photoshop 7

Adbe Systems社が、 Photoshop 7(Mac OS Xにも対応)の第2四半期登場なるプレスリリースを本日付けで出しました。(偶然、02.24の19時頃、米Adobeのサイトをさまよっていてみつけました(笑))

まあ、この内容自体は、すでにExpoなどで担当者コメントとしては出ていたんですけど、正式にプレスリリースとして出るとなると、もう間近ですね。

2002.02.23 パソビ誌007号から、MacViコーナー登場

玄光社から発行されている季刊誌パソビ(PasoVi)。次号007号(2月28日発売予定)から、MacDTV御用達コーナー「MacVi」が始まります。同社サイトによりますと、
さらに今回はMacユーザーお待ちかね。Macでビデオのスペシャルコーナー「MacVi」がオープン!
OSの垣根を越えて、映像を楽しむ全ての方におすすめ

とのことであります。

このMacVi、007号では11ページで、特集iMovie 2 + iDVD 2の他、Final Cut Pro Unofficialのぷれぷれさんによる新連載Final Cutサロン、林檎工房あたらめMac News Digestです。

もともと「パソビ」という雑誌名称は、いうまでもなく、パソコンでデオ編集(同名のムック本が季刊化されたもの)なのですが、Macユーザとしては、どうも前から「パソコン」という言葉が気にくわなかったんですね、わたし。それで、パソビ誌の中に「Mac専用ページ」すなわち、Macでビデオ編集、でMacViを作ろう、という冗談みたいな企画が実現してしまったんです。それにしても、MacVi、マクビとでも読むんでしょうか??(笑)。
全146ページの雑誌ですので、MacViで11ページというのは、Macの市場シェアを上回る(笑)7.5%を占めております。でもまあ、DTV分野でのMacユーザシェアはもっともっと多い訳ですので、これからも増ページに向けてがんばりましょ。

パソビ007号は、2月28日発売予定です。

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2002.02.22 Matrox RTMacドライバ3.0.1日本語版

昨日の英語版(2002.02.20 RTMac用新ドライバ(3.0.1英語版)、公開)に引き続き、Matrox RTMac for Apple Final Cut Pro および Adobe Premiere日本語版 ドライバ バージョン 3.0.1 MLが公開されました。3.0.1 MLのMLってMulti Language、って意味なんでしょうね。

2002.02.21 RTMacのMacOS X用ドライバは、第二四半期の予定

昨日、2002.02.20 RTMacのMacOS X用ドライバは、第二四半期の予定とお伝えしたのですが、Matrox社の正式発表はまだだったんですねえ。Mac系ニュースサイトに載っていたんで、MacDTV.comもうっかりフライングしてしまいました。

で、本日付けでmatrox社の正式発表が晴れて出たもようですので、改めてお知らせします。第二四半期って、NAB2002(4月)頃だといいなあ...。ここのFAQには、by the end of 2Q、って書いてあるんですけど。

それにしても、Final Cut Pro 3がソフトウェアリアルタイムを謳っているわけすから、RTmacとしては、当面値下げ戦略(2002.02.12 RTMacの価格改定)くらいしか手がないですが、新RTMacのMacOS X用ドライバで機能向上がなされるとRTMacの魅力がぐっと増してくるのですが(例えば、うわさのFireWire同時出力などが可能になったら、圧倒的な魅力といえます)、はたして...。

2002.02.19 アップルストアで購入可能なDTVソフト

アップルストアで先日からディスクリート社のcleaner5Jcinestream3.0Eが購入できるようになってますね。

また、現在、Power Mac G4、またはPowerBook G4購入時に、Pinnacle社Commotion Pro 4 バンドル版(バンドル版特別価格\128,000-)が用意されています。ただし、通常のフルパッケージを購入しても、\148,000-なんで、対して安くないですねえ。まあ、Final Cut Pro 1.2.xまたは2.0.xユーザは、\98,000-でアップデート可能ですから、こちらの方がお得です。Commotion、Commption Proについてはボーンデジタル社が国内扱いです。

ついでに、アップルストアで、他のDTV関連商品を覗いてみますと、[Software]の[Web & Video]のカテゴリには、Apple自社DTVソフトの他には、Adobe After EffectsやPinnacle Commotion Proくらいのもんですね。Premiereはおかないのね。 [Accessories]の[Storage Media]でもApple DVD-R メディア(5枚組)くらいだし。

ちなみに、USのAppleStoreと比べてみると、
[Software & Books]の[Web & Video]のカテゴリには、 日本のアップルストアの品目に加え、Adobe Digital Video CollectionやPremiere(US Apple Storeにはあるんだ)、Sorenson Video 3やSorenson Broadcaster(これもQuickTime Broadcasterとかぶるはずだけど)もあります(Web向けソフトも充実してます)。
[Accessories]に至っては勝負にならず、メニューの一番上に[Video Cameras]カテゴリがあり(さすがにDigital Hubを謳うだけのことはある)、DVカメラや予備バッテリ、DVテープまでラインアップされている充実ぶり。

さすが、本家のApple Storeですね。まあ、日本の場合、DVカメラが欲しかったら、家電のお店に行きますからねえ。

   

2002.02.21 DVカメラ・デッキとの相性情報、更新

DVカメラ・デッキとの相性情報を更新しました。住本 広和さん、情報をありがとうございました。

   

2002.02.20 RTMac用新ドライバ(3.0.1英語版)、公開

Matorx Electoronic Systems社のサポートサイトでMatrox RTMac version 3.0.1 ML for Apple Final Cut Pro and Adobe Premiere, with WYSIWYG support for Adobe After Effects and discreet combustion (English version) が公開されました。ダウンロードのためにはユーザ登録が必要です。なお、英語版ですので、日本語環境でお使いの場合は、事故責任で(使っていますが、今のところ不具合はないようですねえ)。

これまでは、Final Cut Proユーザ用はドライバVer 2.0.x + FCP3 Enabler、PremiereユーザーはドライバVer.3.0、と分かれていたので、面倒だったのですが、(実際、ドライバ3.0環境でFinal Cut Proを使うとおかしかった)今回の3.0.1でFinal Cut ProとPremiereで同じドライバをインストールすればよいことになりました。

また、今回から、Adobe AfterEffectsおよびDiscreet Combustionでも、RTMacの外部ビデオ出力が可能になります(ドラフトプレビューも出力されます)。まあ、RTMacの外部ビデオ出力の画質(特に色味)は大したことはないので、結局のところ、AfterEffectsなんかで色味確認はできず、動きの確認しかできないわけですし、ましてや、RTプレビューができるようになるわけでもないので、実用性については、わたしはよく判りません。でもまあ、RTMacを(RTプレビュー機能を外して考えて)「NTSC出力も備えたグラフィックディスプレイカード」として捉えると確かに、面白い機能には違いありません。

2002.02.20 RTMacのMacOS X用ドライバは、第二四半期の予定

インフォマジック社のこのページの記載によれば、RTMacのMacOS X用ドライバは、第二四半期を予定しているとのこと。まあ、記載の通りに、Mac OS X用にドライバを書き直しているのですから、仕方ないですかね。しかも、DTV向けハードウェアですから、(取りあえず動作すればよいでは許されず)一瞬といえどもパフォーマンスの低下は許されないだけに、最適化・動作検証も含めて大変でしょうからね。

とはいえ、第二四半期かぁ。そのころには、次期PowerMac G4の登場も近いでしょうし、RTMacの性能をソフトウェアベースで凌駕してたりして(笑)。まあ、何事もタイミングってのがあるので...(笑)。

2002.02.19 After Effects 5.5 Adobe Motion Exchange plug-in

Adobe Systems社からAfter Effects 5.5 Adobe Motion Exchange (.amx) plug-in(英語版)が登場しました。
After Effects5.5でアニメーションを作ったあと、AMX(Adobe Motion Exchange)フォーマットファイル (.amx) へとイクスポートし、それをLiveMotion2.0でインポートする、という流れになります。
英語版ですので、ご注意を。

2002.02.18  MPEG-4について

QuickTime 6の発表とともにクローズアップされたMPEG-4について、Macで映像円盤制作(DVD,MPEG)MPEG-4ページで簡単に解説します。

なお、この記事の前半部分は、書籍版Mac de DTV(2000年1月発行)のコラム( 58ページ)に記載した内容です。本の内容からすると唐突に58ページに「MPEG-4」のコラムが入っているわけは、章の区切りの関係で、1ページ余っちゃったからです。脱稿直前に「もう1ページ書いてください」とのリクエストで、へろへろになりながら1時間くらいで書き上げちゃったのを覚えております(笑)。あれから、2年かあ、しみじみ(笑)。

      

2002.02.18 cleaner 5.1アップデーター 英語版

ディスクリート社がcleaner 5.1アップデーター 英語版公開しました。まあ、米Discreet社サイトではすでに公開されてましたけど(2002.01.04 Clenaer 5.1 Updater参照)。

2002.02.17 セミナー/DVD制作について〜Macintoshとプロ用DVDオーサリング Creator〜

アップルがDVD制作について 〜Macintoshとプロ用DVDオーサリング Creator〜の開催を案内していました。2月22日に(金)アップル本社セミナールームにて。三信電気社(商社さんのよう。DVD関連のページはこちら)、SONIC SOLUTIONS社主催ですから、Sonic DVD Creatorの関する詳細が聞けるのでしょうね。

なお、SONIC SOLUTIONS社の最近の話題といえば、こんなの( 2001.12.12 AdobeがSonic Solutions社のDVDオーサリング技術を取得)がありましたね。

2002.02.16  MacDTV.forum(掲示板&メーリングリスト)01月分過去ログダウンロード

お待たせいたしました。MacDTV.forum(掲示板&メーリングリスト)の2002年01月分過去ログダウンロードできます。スレッド型表示で、読みやすくなっております。また、これまで通り、MacOS(8.5以降)のSherlockの「内容で検索(Find By Content)」を使用できるように、掲示板&メーリングリストを「1発言1ファイル」に切り分けてあります。Sherlockを使用した過去ログ検索のヒントについては、Sherlockを使ったオフライン検索法に記載してあります。

   

2002.02.16 RTMac+QuickSilver2002(nVIDIA GeForce4)で不具合

フォーカルポイントコンピュータ社やフラッシュバック社のサイト情報によると、PowerMac G4 Quicksilver2002 1GHz Dual、同933MHzにおいて、RTMacを装着した場合、RGBモニタとビデオ出力を「デスクトップにミラーリング」させると、タイムライン上のシーケンスに限りRGBモニタ側では再生されず、ビデオ出力側はコマ落ちする、といった不具合が発生するようです。

これは、PowerMac G4 Quicksilver2002 1GHz Dual、同933MHzには、nVIDIA GeForce4ディスプレーカード(AGP)が装着されているのですが、GeForce4ドライバソフトとRTMacドライバとのコンフリクトが原因だそうです(したがって、ATI Radeonが搭載されているPowerMac G4 Quicksilver2002 800MHzでは、このトラブルは起こらない)。

まあ、致命的な問題ではありませんが、近く、ドライバソフトのアップデートが準備されているようです。

でも、肝心のMatorx Electoronic Systems社のサイトに情報がないのはなぜ??

2002.02.15  アップル クリエイティブ映像ワークフローセミナー on Mac OS X

東京国際フォーラムホールCで開催されたアップル クリエイティブ映像ワークフローセミナー on Mac OS Xに行って来ました。さっとまとめましたので、ご報告は、こちらをどうぞ

会場では、Final Cut Pro Unofficialのぷれぷれさんとご一緒しました(時々、突っ込みを入れながら(笑))。

全体的にいって、Macベースのビデオ系クリエーティブワークの話しとしては、非常に網羅的(その裏返しで、個々の話題については食いつきが足りない、ということにもなりますが)な内容は、「Apple Solution Expert」といった施策に沿ったイベントとしても意味があったとわたしは思います。
少なくとも、Macworld Coference and Expoの有料カンファレンスでは、毎年「金、かえせ〜」状態になりますからね(笑)。これで、無料はありがたい。

結局、MacベースでのDTVのよさ、ってのは、今回のキーワード「ワークフロー」、つまり、作業の連携が簡単、というとことにあるので、この点をアピールすべきであることはいうまでもありません。

ただし、第二部 QuickTime Live !の内容の国内初発表は、2002.02.13 QuickTime Live! でQuickTime 6発表を越えるものではありませんでした。「わずか4日というタイムラグでQuickTimeの最新情報を直接お届けします」というには、余りにも肩すかしであります。ブーブー。こりゃ、3月1日のQuickTime Streaming Solution Fair 2002に出ろ、ということなのかな(笑)。

ということで、比較的おおらかな感想(笑)を述べたところで、くわしいご報告はこちらをどうぞ

なお、大阪会場は、2002年2月22日金曜日の午後です。参加申し込みは、こちらで受付中

2002.02.14 Premiere LE発表、ただし、Win版のみ。

アドビシステムズ社から3月上旬、Premiere LEが登場します(価格は9,800円)ただし、Win版のみ。
Premiere LEといえば、昔、Macでもキャプチャーカードなどにバンドルされていたこともご記憶にあるでしょう(VIDEOShopと双璧だった)。
今回のは、バンドル専用だった(例えば、VAIOに付属してます)ものを小売り開始、と解釈すべきなのかも知れませんが(だから、Mac版がなくても許す(笑)、でも、将来にわたっても出てこないのかなあ??)、問題は、Photoshop LEがPhotoshop Elementに発展したように、Premiere LEもPremiere Elementとして発展して欲しい。これこそ、MacのDTVソフトに待ち望まれているものです。iMovieの次のステップ、Final Cut Proの前のステップに位置するソフトこそ。
(Cinestreamなんか、もちょっと価格が手ごろだったら、このセグメントにぴったりなんですが)。
iMovie Proとか(笑)、Final Cut Standard(笑)とかFinal Cut DVとか、そういった性格のソフトですね。プロ指向の強いFinal Cut Proよりも商売としてよっぽどおいしい気がします。(\98,000-のFinal Cut Proを1本売るより、\30,000-のFinal Cut Standardが3本の方が簡単だと思いませんか??(笑))。

2002.02.14 discreet社、cinastream 3.1 Updateを公開

discreet社が、cinastream 3.1 Updateを公開しました。

サウンドフェードフィルタでリアルタイムにオーディオレベル調整、といったところが目玉でしょうか。他には、クリップを1フレずつ前後に動かすショートカット(cntl+←、cntl+→)の追加なども気が利いてます。詳しくは、インストール後、cinestream 3.1 Read Me.htmlを覗いてみてください。

2002.02.13 QuickTime Live! でQuickTime 6発表

開催中のQuickTime Live!における Phil Schiller氏による基調講演で、QuicTime 6発表、QuickTime Streaming Server 4、QuickTime Broadcasterの発表などが行われました。

●QuicTime 6
QuicTime 6は、MPEG-4対応、MPEG-2デコード、Flash5のサポート、品質とパフォーマンスの改善、のようです。

MPEG-4対応というのは、MPEG-4ビデオ・オーディオCodecのエンコード・デコード対応。なお、MPEG-4とはなにかについては、近く解説をお送りします。(2002.02.18追記 Macで映像円盤制作(DVD,MPEG)MPEG-4ページで簡単に解説しております)

また、ライセンス問題についても言及され、Appleとしては、「1エンコーダ、デコーダにつき25セントというライセンス料の支払いには同意しているが、 MPEG-4配信者に対し1ストリームにつき2セントの支払いを求めることには同意できない」とのことです。確かに、ストーリミングが商売になるかならないか今が過渡期な訳ですし、成長・発展にブレーキが掛かってしまうことは間違いないですしねえ。また、現実に、1ストリーム当たりでfeeを払う、という「集金システム」が実現できるとも思えません(笑)。Appleには、ぜひともがんばってもらいたいことだし、発表では「みなさんからも要望して欲しい」との呼びかけもありました。

MPEG-2デコードは、要は、DVD-VideoをQucikTime Playerや(QuickTimeに対応した)Final Cut Pro、Premiereといったソフトで読み込み再生できる、ということです。ただ、MPEG-2エンコード(MPEG-2書き出し)ができるわけではありません。また、おそらく、MPEG-2データをQuickTimeムービーに書き出すことにもなんらかの制限が掛かるはずです、だって制限がないと、DVD-Videoをムービー化できてしまうことになりますもん(笑))

QuicTime 6の公開は、MPEG-4ライセンス問題が決着するまでおあずけ、とのことです。

●QuickTime Streaming Server 4
QuickTime Streaming Server 4は、QuickTime 6のMPEG-4ストリーミングに対応したほか、MP3ソフトのプレイリスト配信なども搭載しているようです。まさに、インターネットラジオ局を自分で解説できる、ってことですね。QuickTime Streaming Server 4はこちらからダウンロードできます。

●QuickTime Broadcaste
QuickTime Broadcasterは、まあ、いってみれば、Solenson Broadcasterのような(笑)ライブストリーミング・エンコーダソフト。現場でQuickTime BroascasterをインストールしたPowerBookを持ち込んでFireWireに接続したDVカメラの映像をリアルタイムエンコード・送出し、別の場所に設置してあるQuickTime Streaming Severで受けインターネットへリアルストリーミング、といった使い方になります。そのほか、AppleScript対応、Unicast(peer to peer)/Multicast(普通のライブストリーミング)対応、(複数のQTSSによる)Relay可能などの機能も搭載されているようです。
QuickTime Broadcaster公開は、QuickTime 6待ちとなります。

2002.02.12 RTMacの価格改定

Matorx Electoronic Systems社が、RTMacの価格改定を発表しました。
メーカー希望小売価格は、RTMac本体のみ(既Final Cut Proユーザ、既Premiereユーザはコレ)が\99,000で、Adobe Premiereバンドル版は\119,000です(海外価格はそれぞれ、$599、$799なのが悔しいところ(笑))。

まあ、Final Cut Pro 3がソフトウェアリアルタイムを謳っているわけで、Final Cut Pro 3よりはRTMacの方が性能はまさっているとはいえ、コストパフォーマンスを考えると微妙な状況ですから、RTMac、まずは値下げ戦略は必至でしたねえ。ただし、次期RTMac登場に向けての在庫整理価格だったりすると、既RTMacとしてはうれしいような哀しいような(笑)(それはなさそうですが。だって、Mac OS X版のRTMacドライバを開発継続しているわけだし)。

これにともない、フォーカルポイントコンピュータ社、フラッシュバック社扱いの「RTMac+その他のパッケージ」製品各種も軒並み値下げです(改めて見比べてみてください。まさに「おまけ合戦」だなあ〜(笑))。

2002.02.11 QuickTime Live!

さあ、MPEG4は正式発表となるのか、QuickTime 5.1は出るのか。QuickTime Live! は、2月11〜14日(アメリカ西部時間時間)です。
   

2002.02.11 QuickTimeLive!の基調講演を日本語同時通訳生中継

Macworld Conference & Expoの基調講演日本語同時通訳生中継でお馴染みのmacwebcaster.comが、今回のQuickTimeLive!の基調講演(Phil Schiller氏)の同時通訳生中継をなさるそうです。アメリカ西部時間2月12日10:30(日本時間2月13日3:30〜)開始。

中継自体ののURLはhttp://stream.qtv.apple.com/events/feb/qtlive/qtlive_ref.mov、同時通訳についてはmacwebcaster.comにお立ち寄りください。

村田さん、よろしくお願いします。
    

2002.02.09 アップルQuickTime Streaming Solution Fair 2002開催

アップルが、2002年3月1日(金)午後、東京オペラシティタワー48Fセミナールームにて「QuickTime Streaming Solution Fair」を開催します(無料)。申し込み方法、セミナーの詳細などはこちら
  
   

2002.02.09 Toast 5.1.2J Titanium Mac OS X対応アップデートプログラム

ロキシオ・ジャパン社がToast 5.1.2 Titanium Mac OS X対応アップデートプログラムが公開しました。 2002.01.10 Toast 5.1 Titanium update for Mac OS Xでお伝えした英語版のアップデータの頃は、5.1でしたから、今回の日本語版5.1.2アップデータでは、0.0.2だけバージョンがあがっているわけですね。
    

2002.02.08 Final Cut Pro 3を体験できるハンズオンセミナー満席

満席となった「Final Cut Pro 3を体験できるハンズオンセミナー」、好評につき、2月18日〜3月8日までの追加開催が決定しました。申し込みなどは、こちらから
   

2002.02.08 Automatic Composition Import FCPの国内販売

フォーカルポイントコンピュータ社が、うわさのAutomatic Composition Import FCPAutomatic Duck社)の国内取り扱いを発表しました。価格・時期とも現時点では未定のようですが。

Automatic Composition Import FCPは、Final Cut Pro 3.0から Adobe After Effects 5.0/5.5へコンポジションデータを移動が行うためのプラグインソフトで、Final Cut ProからOMF出力プラグインを使ってOMFファイルを書き出し、After Effects上でOMF入力プラグインを使ってインポートすることでコンポジションとして読み込むことが出来ます。こうやって、モーション設定タブの情報付きでFinal Cut ProのタイムラインをAfter Effects上で持ってきて編集するわけですが、素材自体はFinal Cut Proで用意したデータをそのまま参照する形なので、データ容量も食わず、データコピーやデータ書き出し時間が要りません。Final Cut Proでカット割りをしたあと、After Effectsでエフェクトを付ける、という流れですね。これで、再び、Final Cut Proにもって帰るプラグインもあると完璧なのですが(まあ、でも、Final Cut Proタイムライン上で、元のシーンをAfter Effctsでレンダリングしたデータと差し替えることになるんだから、いいかなあ)。

価格・時期とも現時点では未定のようですが、登場が待たれます。

時系列が前後して恐縮ですが、2002.02.20追記 このAutomatic Composition Import FCP、アップル クリエイティブ映像ワークフローセミナー on Mac OS Xで紹介があります、ありました。みたところ、以上の説明そのまんまのようでした(東京は2月15日終了、大阪は今週金曜日2月22日)。

2002.02.08 Appleがビデオ加工・編集ソフト会社Nothing Realを買収

MacWire誌が[Appleがビデオ加工・編集ソフト会社Nothing Realを買収]と伝えています。

Nothing Real社は、ShakeTremorといったハイエンドエフェクトソフト・システムの開発元でもあり、今後のAppleの戦略に注目しましょう。

Shakeは、すでにWin版、Linux版,やIrix版 (SGIのUNIX) をリリースしているので、Shake for Mac OS Xといったプロダクトが出てくる、といったところが順当な予想でしょうね(Maya for Mac OS Xのように)。
そうなると、AdobeのPremiere + AfterEffectsと同じような組み合わせで、Final Cut Pro + Shake、というのは魅力的だなあ。Premiere<Final Cut Pro、Premiere+After Effects>Final Cut Pro、といった評価は順当でしょうが、もしAppleからShakeが出てくると、AfterEffects<Shakeとなるので、AdobeのPremiere + AfterEffects<<Final Cut Pro + Shakeとなるわけですね。楽しみだなあ。
ただ、それだけだったら、なにも会社ごと買収しなくてもいいわけですから、Appleにはそれ以上のことを期待してしまいますが(笑)。

なお、Tremorはターンキーシステムなので、Appleから登場することはないでしょうね。Tremor for Macといったって、Tremor自体、余りネームバリューはないですし。

2002.02.07 Final Cut Pro 3を体験できるハンズオンセミナー満席

2002.01.25 Final Cut Pro 3を体験できるハンズオンセミナー開催でお伝えしたアップル主催のこのセミナー、無事満席となったようです。
      

2002.02.07 Final Cut Pro 3セミナー

ということで、ハンズオンセミナーに参加できなかった方には、秋葉原Laox Mac館のFinal Cut Pro 3セミナー(2月9日〜11日の3連休中、無料)はいかがでしょう。アップルのFinal cut Pro 3ページで紹介されています。

それにしても、今回のFinal Cut Pro 3の販促には、力が入っていますね。

    

2002.02.07 フラッシュバック、Solenson社製品取り扱い

フラッシュバックSorenson Media社Sorenson Squeeze、Sorenson Video 3、Sorenson Broadcasterの取扱いを開始しました。
      

2002.02.06 ShuttlePro用ドライバ

Contour Design社の編集コントローラShuttlePro用のMac OS X用ドライバShuttlePro Macintosh Software v1.0b9が公開されました。
   

2002.02.05 QuickTime 5.0.5日本語版

アップルからQuickTime 5.0.5日本語版が公開されました。Final Cut Pro 3のオフラインRTフォーマット対応など、地味なアップデートです。

なお、Final Cut Pro 3日本語版には、すでに付属していました。

2002.02.04 Avid Xpress DV v3 発表

Avid Technology社からAvid Xpress DV v3 for the Macintosh発表されました。Win版はもう登場してますが、Mac版は今年2002年の第二四半期の発売予定です。
ソフトウェア・リアルタイムエフェクトが100種類以上、4ストリームまで、辺りがキーフィーチャーでしょうか。($1,699-)

2002.01.29 アップル クリエイティブ映像ワークフローセミナー

〜Power Mac G4, Mac OS X とFinal Cut Pro 3が可能にする最先端映像製作とデリバリ〜と銘打って、アップル クリエイティブ映像ワークフローセミナーが開催されます。

Mac OS X版Final Cut Pro 3とDVD Studio Pro(ただDVD Studio Proは1.5なんで、メジャーアップグレードではないようでしょうねえ)のご紹介も楽しみですが、
第2部の QuickTime Live!(MPEG4が可能となるのか??)の国内発表も楽しみです。

東京会場(2002年2月15日)、大阪会場(2002年2月22日)とも、金曜日の午後です。参加申し込みは、こちらで受付中
    

2002.01.29 2002.01.28 Final Cut Pro 3アップグレード版、アカデミック版は2月8日発売。

既FCPユーザのみなさん、お待たせしました。Final Cut Pro 3アップグレード版(\29,800-)、アカデミック版(フル版\37,800-)、アカデミック版アップグレードパッケージ(\24,800-)が2月8日(金)より販売開始です。
   

2002.01.28 新PowerMac G4(QuickSilver 2002)

1GB Dual、933MHz、800MHzのラインナップ。ロジックボードの大変更はなく、新G4プロセッサMPC 7455に合わせた3次キャッシュデザインの変更、くらいでしょうか。

さすがに目新しさはありませんが、堅実な良いマシンだと思います。

        

2002.01.28

諸事情により、更新をしばらく休みます。ごめんなさい。また、ここ10日来に頂いたメールに、未だご返事を差し上げておりません。週明けまでご返事が遅れますので、こちらもご容赦ください。(お詫びの続きは、Mac.naMatata !!で)
   

2002.01.28 メンテナンスのお知らせ

今晩深夜から早朝にかけて(1月28日(月)未明)サーバメンテナンスのため、MacDTV.comにアクセスができなくなります。また、同サーバで運用している、ぷれぷれさんのFinal Cut Pro Unofficialや、みついやすひろさんのDTVな日々-Studio Orcaも同様にアクセスできなくなりますので、ご承知おきください。

   

2002.01.25 Final Cut Pro 3 Day !!のご報告.4 ボイスオーバー

Final Cut Pro 3 Day !!のご紹介もかねて、何回かにわけて、Final Cut pro 3の機能を概観しております。もちろん、詳細は、Final Cut Pro Unofficialをご覧頂きたいのですが、ここでは、解説的なものをお送りしたいと考えております。

オフラインRTの解説のあと、今日は、ボイスオーバーです。

ボイスオーバー機能、日本語的には、「アテレコ機能」のことです。アテレコってなに??、アフレコ(After recording)と違うの??。アフレコならiMovieにもナレーション機能があるじゃないのさ、と思われた方もおられるかも知れません。
Final Cut Pro 3のアフレコ機能は、ここが違うのです。タイムラインのビデオトラックを再生させて、映像を確認しながら、音声レコーディングを同時に行ってしまえるのです。アテレコ、つまり、映像に当てるように映像の動きを確認しながら同時に音を吹き込む、といった意味の俗語です。アフレコと言葉が掛けてあるわけですね。

想像通り、これは、良い出来です。入力源は、USB経由のマイクでも、FireWire経由のDVカメラのマイクからでも、あるいはサウンドカードを増設して本格的にも、選択自由です。会場では、FireWire経由のDVカメラのマイクからの吹き込みデモとなりました。
録音は一旦RAMに記録され、FCP3上でビデオとオーディオを再生して確認、OKテイクの場合はHDDに落ちとす、というやりかたになります。

このボイスオーバー機能、日本のユーザのリクエストにより搭載された、とのことです。実際、わたしもリクエストしていたんですが、要望通りのなかなかの出来映えですね。米国開発サイドでは、こんな機能いるのかな、と懐疑的だったそうですが、フタを開けると米国ユーザにも受けているようでなによりです。

使い道としては、ナレーションの吹き込み、が第一ですが、でも、業務用途を考えると本格的なナレーション入れにはスタジオ(とナレータさん)が必要には違いありません。ですから、アマチュアビデオであるとか、業務用途でも仮ナレーション吹き込み、といった用途になると思われます。仮ナレーションとはいえ、ナレーションの長さ(継続時間)=セリフの長短を編集段階で試行錯誤できるわけで、便利になりますよねえ。また、ボイスメモといった使い方をして、シーンの説明や別編集者への指示を音声として張り付けておく、といった使い方も考えられます。

   

ちなみに、この手の「アテレコ」機能って、実は、Final Cut Pro 3が一番手でなくて、Windows製品を見てみますと。

まず、ジャストシステム社の簡単ビデオ編集ソフトMegaViにも搭載されています。iMovieと同クラス・同コンセプトのソフト、9800円なのに〜(笑)。
また、Sonicfoundry社の編集ソフトVegasVideoにも、Recording into a time selection(タイムラインにあらかじめパンチイン・アウト点をしてしておき、この部分に狙って音声を吹き込む)、Recording into an event(イベント(指定クリップなど)を指定しておき、この部分に狙って音声を吹き込む)といった機能があるようです。MIDIとの同期機能もあり、どうも、全般的にはVegasVideoの方がオーディオレコーディング機能はまさっているようですね。(デモ版とマニュアルがダウンロードできますので、覗いてみてください。あ、いうまでもなく、Win版です)

   

2002.01.25 SuperDrive内蔵PowerMac G4以外でiDVD 2は動作する??更新

iDVD 2特集SuperDrive内蔵PowerMac G4以外でiDVD 2は動作する??を追加更新しました。Yosemite +G4カード、PowerMac G4 (PCIグラフィックモデル)の情報を頂きました。永瀬 仁さん、矢田光宏さん、情報ありがとうございました。

   

2002.01.25  Final Cut Pro 3を体験できるハンズオンセミナー

アップルが、Final Cut Pro 3を体験できるハンズオンセミナー開催を案内しています。東京オペラシティタワーのアップル本社トレーニングルームにて、2002年1月31日(木)〜2月15日(金)(1日2回開催)、予約制で受講料2000円、とのことです。

)    

2002.01.24 Final Cut Pro 3 Day !!のご報告.3 オフラインの再定義

昨日の記事、かなりの反響で、情報やお問い合わせを頂いておるのですが、1. RTエフェクトの限界点は??の中で、
なにか、ここにポイントがあるんでしょうね。........、他のフォーマットを利用してCPU負荷を変えてみるなどして、検証してみる必要がありそうです。
と、あえてぼやかして書いておりますが、これについて、すかさず、MacDTV.forum(掲示板&メーリングリスト)へ興味ある報告がなされています。

というか、わたしとしては、この件について触れたくはなかった(笑)...。
MacDTV.comサイトのポリシーとして、この件のような話題は掲載を自粛しております(笑)。マシン改造ネタも掲載しておりませんし。まあ、そういうサイトポリシーだとご理解ください。

一方で、MacDTV.forum(掲示板&メーリングリスト)は、みなさまの自由な議論・情報交換を目的にしておりますので、こういった話題も含め活発な議論ができれば、と思います。実際、改造ネタも展開されていることもご承知の通りです)。MacDTV.forum(掲示板&メーリングリスト)に(わたしの個人的な考えである)サイトポリシーを押しつけるのは、自由な議論の妨げとなりかねませんので、(法遵守、たとえば「著作権保護」というラインをご理解いただいた上で)、今後とも、自由に、どしどし、よろしくお願いいたします。(個人的には、この手の話題は大好きですし)。

   

2002.01.24 アドビシステムズ、デジタルビデオ体験イベント for Mac

1月29日〜31日、東京・ゲートシティ大崎 イーストタワーで、デジタルビデオ体験イベント for Macなるイベントを開催されます(定員制) 。

RTMac + Premiere6や、AfterEffcts 5.5をまとめて概観するには良い機会でしょう。29日、30日の両日は製品紹介セミナー。31日は会場を製品を操作できるオープンスペースとして公開する、とのことです。

   

2002.01.24 AfterEffects5.5日本語版は、明日発売

アドビシステムズ社のAfter Effects 5.5日本語版は、明日1月25日発売開始予定です。アップグレードの方は、もう届いている方もおられるようですが。

    

2002.01.24 cinastream 3英語版の国内発売は明日から。

Discreet社のcinestream 3(旧名EditDV)は、明日1月25日発売開始です。詳細は、2002.01.12 cinestream3.0E、1月25日国内販売開始。をご覧ください。

2002.01.24 Cinestream3.1 Updater

Discreet社がCinestream3.1 Updaterを公開しました。リアルタイムサウンドフェードと安定性改善、だそうです。

明日から国内販売されるCineStreamは3.0.1Eですので、インストール後すぐにアップデートする事になるわけですね

なお、CieStreamについては、みついやすひろさんのDTVな日々-Studio Orcaによるレビュー記事があります。

2002.01.23 百万アクセス、ありがとうございます

本日零時過ぎ、MacDTV.comへのアクセスが1,000,000(百万)を突破しました。お立ち寄り頂き、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

MacDTV.comの前身、[Macでお手軽ビデオ編集]ホームページの開設が1998.01.01。今年で4年目に突入しました。この間、Macも、DTVもほんとに様変わりしましたねえ。変わってゆく時代に追いつくのが精一杯の3年余りでした。

最近さすがに時間的に苦しくなって、News and Message (今お読みのこのページです)でニュース&解説をお伝えする形の更新が多くなっております。新規特集記事、あれもこれもネタには事欠かないのですが、いかんせん、果たせない毎日です。また、改善したいところは山ほどあれどままならないのがはがゆい限りですが、まあ、自分にできるペースで継続して参ります。

みなさまからの情報がすべてです。今後とも、よろしくお願いいたします。

    

2002.01.23 Final Cut Pro 3 Day !!のご報告.3 リアルタイムということ

Final Cut Pro 3 Day !!のご紹介もかねて、何回かにわけて、Final Cut pro 3の機能を概観しております。もちろん、詳細は、Final Cut Pro Unofficialをご覧頂きたいのですが、ここでは、解説的なものをお送りしたいと考えております。

オフラインRTのうち、オフラインというキーワードは昨日2002.01.22解説しましたので、今日は、RTの部分を。RT、すなわちリアルタイムです。

まず、誤解のないように(Final Cut Pro 3やRTmac、はたまたWinベースのRTソリューションも含めて)再確認させていただきたいのは、
●リアルタイムなのはプレビューだけ。
最終レンダリングがリアルタイムな訳ではありません。(そもそも、最終レンダリングは高速ならば高速なほど良いわけで、リアルタイムにこだわる必要もありません。実時間以下のほうが更に望ましい訳ですから)。
●RTプレビューの限界は、CPU(や広義のマシン性能)に依存する。
高速なマシンであればあるほど、エフェクト多重化にも耐えて、RTプレビュー再生が可能となります。
●外部ビデオ出力が、ひとつのポイント。
Macモニタ上での再生だけでなく、同時に外部ビデオでも画を確認可能か、という点もポイントです。例えば、Final Cut Proは言うに及ばず、iMovie上で再生すると同時にFireWire経由のDVカメラにもDV出力されますよね。こうやって、Macモニタ上、および、外部ビデオ上の双方で出来映えを確認できる、というのは、編集時の利便性を決めます。

さて、これらのポイントを見ながら、Final Cut Pro 3のRT機能を見てゆきましょう。併せて、RTmac環境や、Winベースのプロダクトとの比較という視点からも。

1. RTエフェクトの限界点は??

会場デモはPowerMac G4 867(QuickSilver)でなされたデモでしたが、「ビデオ1トラック+テロップ」「ビデオ1+ビデオ2のトランジション」はOKですが、「ビデオ1+ビデオ2にテロップ」はNGでした。つまり、PowerMac G4 867環境では2レーヤーまでがRTプレビュー可能、ということですね。

Final Cut Pro 3の場合、ソースとして、[オフラインRTフォーマット]と[DV]がアナウンスされています。(CPU負荷が同程度なCodecであれば、他のフォーマットでもできるものはあるんじゃないかな)

デモを見ていて奇妙に感じたことは、[オフラインRTフォーマット](660kB/s)でも、[DV](3.6MB/s)でも、どちらも「RTプレビューの限界点は2レーヤーまで」だったことです。これって、RTプレビューの限界はCPU(や広義のマシン性能)に依存するってことからすると、よりデータの軽い[オフラインRTフォーマット]の場合は2レイヤー以上が可能となっても良さそうに思いませんか??。なにか、ここにポイントがあるんでしょうね。(最悪の想定では、G4のクロックが2倍になったとしても、限界はやっぱり2レイヤーだったりして(笑)。)Dualマシンを交えて、あるいは、他のフォーマットを利用してCPU負荷を変えてみるなどして、検証してみる必要がありそうです。

なお、Winベースの製品を見ると、DV専用ですがもっと多重レイヤーを重ねてもソフトウェアでRTプレビュー可能なものは存在しているので、Macももっとがんばって欲しいなあ。

ただ、Final Cut Pro 3のRTプレビューの擁護をしますと、DV専用ではない、ということが挙げられます。DVベースどうしで比較すると、なんのこっちゃ、となるのですが、一方で、DV以外の用途にも視野を広げてみると、Final Cut Pro 3のスケーラビリティも相まって、ハイエンド用途の場合であってもオフライン用途にRTプレビューが利用可能、といった利点があります。

2.外部ビデオ

話しには聞いていましたが、Final Cut Pro 3のRTプレビューは、外部ビデオをオフにしないといけません。

編集時に関して言うと、RTエフェクトの効果を編集時に外部ビデオ(例えば、FireWireに接続したDVカメラ)で確認したいときには、外部ビデオを切り替えてやる必要があり、このとき同時に、RT機能は無効になりますから、レンダリングしないといけません。デモでは、この切り替えをぷれぷれさんは手慣れたものでショートカットキーで切り替えておられましたが、このキーコンビネーションは、わたしもすぐにでも覚えてしまいそう(覚えざるを得ない(笑))ですねえ。

また、外部ビデオ機能については、最終レンダリングの必要性、という論点からも考えるべきです。例えば、RTMacの場合、RTプレビュー時には同時にアナログNTSC出力も可能ですね。(このときのアナログNTSC出力の画質が実用になるか/ならないかという議論はさておき)この出力をビデオデッキで録画すれば、まがりなりにも「最終レンダリングは不要」ということになります。こういう点から見ると、外部ビデオをオフにしないといけないFinal Cut Pro 3の現状の仕様には、不満があることも事実です。もちろん、現状のマシンパワーからすると無い物ねだりなのはわかりますが、指摘しないわけにもいけません。

WinベースのRTプロダクトを見回すと、RTプレビュー時には同時にIEEE1394からのDV出力も可能なものもあるので、RTMacですらアナログNTSC出力しかできないというのでは、残念ながらMac環境は遅れていると言わざるを得ません(だからこそ、RT-MAXといったFireWire出力可能な製品の登場が待ち望まれている)。

3.RTMacとの比較

RTMacとの比較という観点で、ざっとまとめてみます。

 
Final Cut Pro 3 RTプレビュー
Final Cut Pro 3 + RTMac
使用できる素材 オフラインRTフォーマット、DV(たぶん、他にも利用可能なフォーマットはあるのでは。) DVのみ
エフェクトの限界点 現状のMacで、おおむね2レイヤーまで 3レーヤーまで。

「ビデオトラック1+2のトランジションの上にテロップ」、「ビデオトラック1の上に静止画2枚」、といったように、3レーヤーと2レーヤーの差は大きいです。

ただ、Final Cut Pro 3 RTプレビューは、将来の高速マシンでは、制限が緩くなる(改善する)はずです。

外部ビデオ 外部ビデオを切にしないとならない Macモニタ上再生と同時に、アナログNTSC出力可能
エフェクトの種類

種類数の比較はともかく。

Final Cut Pro 3のRTプレビューが勝っている点は、カラーコレクションのRT表示が可能な点。
逆に言うと、それ以外の点では、RTMacの方がさすがにまさっている。

RTMac使用上の注意。
● RTMacは、現時点で、Mac OS 9.x環境にしか対応していません。
● Final Cut Pro 3においては、RTMac使用とFinal Cut Pro 3RTプレビュー使用を切り替えるには、RTMacコントロールパネルで、RTMacを入り切りしないといけません。このとき、Final Cut Pro 3を一旦終了させる必要があります。

   

といった辺りが、リアルタイムにまつわる話題です。

2002.01.23 PixeDV for Mac Ver. 1.5登場

ピクセラ社から発売中のUSB MPEGキャプチャーボックスCaptyに付属するPixeDV for MacソフトウェアがVer. 1.5にアップデートされました。ダウンロードはこちらから。

2GB以上の録画ファイルの作成に対応、色調補正機能に[色合い]と[鮮やかさ]が追加(これまでは[明るさ]と[コントラスト]のみ)、MPEGエディタの改良、といった点が改良されているようです。

   

2002.01.22 Final Cut Pro 3 Day !!のご報告.2 オフラインの再定義

Final Cut Pro 3 Day !!のご紹介もかねて、何回かにわけて、Final Cut pro 3の機能を概観してゆきます。もちろん、詳細は、Final Cut Pro Unofficialをご覧頂きたいのですが、ここでは、解説的なものをお送りしたいと考えております。

アップルのキーワードで、オフラインRTという言葉を使っていますが、これは、「オフライン」と「RT」に分けて理解すべきだと思います。で、今回は、RTという部分を除いて、「オフライン」というものだけを考えてみましょう。

「オフライン編集」というのは、会場冒頭でもご説明したとおり、DTV黎明期からあるワークフローです。
その昔、HDDもままならなかった頃、作品全編をパソコン上でノンリニア編集するなど夢だった頃があります、しかもそれは数年前の出来事です。この時代、長尺もの制作の場合、最終的にはリニア編集(デッキやエフェクタを使用したリニア編集)でやらざるを得ないのだけれど、一方で、編集段階には、DTVの利点を活かしたノンリニアで編集しよう、というやりかたが産まれました。
まず、低品位ムービーテープ1本まるままキャプチャーします。この時代、HDD容量の問題で、高品位ムービーをまるままキャプチャーする、というのは不可能だったからです。つまり、画面サイズをちいさく、フレーム内の圧縮率を高くする(場合によってはフレームレートを落とす、最後の手段ですが)といった涙ぐましい努力をしてデータ量を削ります。(実際、わたしなんか、160×120のアップルビデオCodecなんかを使ってました。いまじゃ、この画質でライブストリーミングできちゃいますが(笑))。
テープまるまる取り込みが終わったら、Mac上でこの低品位ムービー(聞こえが悪いので、今後ミニチュアムービーと記載します)を見ながら、ノンリニアで編集します。ミニチュアムービーの画質だと、フレーム内画像の細かいところまではわからないのですが、in点/out点の判別、画と音の動きなどは確認できますので、編集できなくはないのですね。こうやって、トリミング、カット編集(シーンの並べ順)、トランジション、といった編集をMac上でミニチュアムービーを使って行います。この工程、さすがにノンリニアなので、非常にやりやすいです(リニア編集機に比べれば)。
そして、ミニチュアムービー上の編集が終わったら、EDLファイル(編集の手順を記述したTEXTファイル)に書き出します。そして、このEDLファイルとオリジナルのTapeを編集室にもっていって、リニア編集機を使って、本番編集を実行します。編集手順は、EDLファイルに記述されてますので、まあ、ほぼ自動実行、といってよいです。

こうしてざっと概観した、「昔ながらのオフライン編集」の意味ですが、上記の例ですと、編集室の本番編集をオンライン、と呼ぶのに対して、ミニチュアムービーを使用した仮編集をオフライン、と対比させて呼称しているわけです。ポイントは、オフライン編集中は、データが軽いためやりやすいということ、そして、オフライン編集では、編集作業手順を作るだけ、本番編集ではその手順をオリジナルデータに対して適用・自動実行するだけ、と作業手順を分けていることです。

FCP 3で宣伝されているオフラインという言葉、これは、前述の「昔ながらのオフライン編集」とは厳密には違っています。ただ、述べた2つのポイントはエッセンスとして残っています。
データを軽くするための、オフラインRTフォーマットと呼んでいるものを今回導入したこと。
オフライン編集では編集作業手順を作るだけ、本番編集ではその手順をオリジナルデータに対して適用・自動実行するだけ、というのはそのまま当てはまります。ただ、本番編集を(昔のように編集室に持ち込むのではなく)Mac上で行ってしまう、だけが異なっているに過ぎません。
だから、「オフライン」という言葉は、編集室で仕事なさっている方に向けてのメッセージとして、アップルは宣伝しているのかもしれませんね。

前置きが長くなりましたが。FCP 3の各論に入ります。会場でのディスカッションも交えてお伝えします。

●オフラインRTフォーマット
FCP3のプリセットで選択できるようになった「オフラインRT NTSC」では、デフォルトだと「320×240、PhotoJPEG、29.97fps」のミニチュアムービーになるようですが、この画質について、議論になりました。
320×240サイズ(ハーフサイズ)ですと、非圧縮で約7MB/sです。アップル資料によると「オフラインRTフォーマットは660kB/s」と謳ってますので、1/10圧縮と言うことになります。
会場で「サイズはともかくフレーム内の画質はDVと比較してオフラインRTフォーマットはどう?」という議論がありましたが、おそらく、DVと同程度の圧縮といえそうです。DVとJPEPだと、どちらもJPEG系圧縮がベースですし、DV(YUV 4:1:1)は1/5圧縮、PhotoJPEG(RGBフルカラー(つまり4:4:4とでも表記すべきか)で1/10圧縮なのですから、圧縮率が実質同程度なのはおわかりですよね。

●バッチ取り込み
オフライン編集のエッセンスは、「オンライン移行時に、ミニチュアムービーから本番ムービーに自動で差し替えること」にあります。この際に、ポイントになるのは、「TimeCode」(テープの絶対位置決め)と、「デバイス制御・バッチ取り込み」(ビデオカメラをFCPでコントロールする)、ということです。会場で、オフラインRTフォーマットムービーの「ムービーの特性を見る」を見ていただいたのは、TimeCodeトラックが含まれていることをお見せしたかったためです。
一方、会場で触れなかった「デバイス制御・バッチ取り込み」については、実は、精度の問題があります。
わたしの所有機ですと、FireWire経由で制御する一般の家庭用DVカメラだと、5フレームくらいバッチ取り込み位置がずれることがあります。これは、家庭用DVカメラなので許容するしか仕方ありません。同じ家庭用でもDVデッキだと、DHR-1000ではほとんどずれません(わたしは容認してます)。
業務用途となると、さらにシビアなわけで、現実には、FireWire経由ではなく、RS-232Cといったシリアル制御が必要でしょう。
結局、ミニチュアムービーから本番ムービーに「自動で差し替える」オフライン編集の心臓部は、デッキの制御精度にある、といえます。この点、ほんとのところはどうなのか、いうところで、アップルの宣伝がほんとかどうか、評判を決めることになるでしょう(笑)。

●オフライン編集のうまみ
実際のところ、DV用途でしたら、オフライン編集する必要性は高くありません。DVテープ60分で15GBだったら、現在でも10本のDVテープをまるままHDDに保存、というのも、比較的安価に達成できます(120GB HDDをRAID0すればよい)。ですから、オフライン編集のうまみは、非圧縮といったハイエンド用途であることはいうまでもありません。非圧縮SD(4:4:4:4)で40MB/sですから、これは大変だ。だから、こういう用途にこそオフライン編集(660kB/s)は向いていることはいうまでもありません。
会場でご質問頂いた方で、オンラインはDigital VooDoo、オフラインはDVでしかもRTMac使用、という方がおられましたが、確かに、こういった用途だと、いまさらオフラインといわれても...、既にやってるよ、って印象なのでしょうね。それししても、「DVがオフラインレベルなのね、非圧縮を扱っている方にとっては」と感心してしまいました。

   

なお、FCP3では、「オフラインの再定義」と銘打ってますが、「再」定義と控えめな言い方をしているのは、ひとつには、オフライン編集の歴史、ということもあります。もうひとつ、理由があって、実は、FCP2以前でも今回のオフライン編集と同じことはできていたんです、実は。確かに、今回は、PhotoJPEGを使ったオフラインRTフォーマットを定義し、プリセットも用意した、という点はあります。でも、FCP2以前でも、別Codecを使ってのミニチュアムービー作成、バッチ取り込みによる本番ムービーへの差し替えだって、わたしも実際にやってたんですもの。現在執筆準備中の書籍版「Mac de DTV 2002」(仮題)の目玉のひとつ「iMovieユーザのためのFCP講座(仮題)」の中の大ネタのひとつだったんです(笑)。でも、先に有名になってしまったんで、困ったなあ(笑)。

次回は、「オフラインRT」の後編、RTについて。

   

2002.01.21 Final Cut Pro 3 Day !!のご報告.1

おかげさまで、大成功、といってよいでしょう。

●会場ご参加(記帳いただいた数)38名。

●中継でご参加。
瞬間最大視聴者数:35名。 4時間の平均視聴者数:27.5名。 接続者88人の平均接続時間:1:06:11(これ、驚きです...)
 4時間の長丁場でしたが、3時間以上接続者:8名(これも驚きです)

内容
ちょっと事情があり(笑)、前半冒頭は冗長でしたが、本番のFCP3を切り込む企画になると、
 デモンストレータのぷれぷれさんに、しゃべりと操作デモ、(ほんとにお疲れさまでした!!、ぷれぷれさん)
 会場やチャットを通じてのつっこみ&ディスカッション
 米Apple社FCPご担当からのチャットでのフォロー
といった点で、非常にレベルの高い、満足度の高い内容となりました。アンケートでも、こうお答え頂き、非常に安心いたしました。社交辞令とはいえ、「今後もこの手のイベントに参加するか」という設問に「25名/31名中」というのは、ほんとうにありがたいことです。

一方で、初心者の方には、専門用語・内容も含め、非常に疎外感あふれる4時間(笑)となってしまい、申し訳ありません。今回は、「FCP3を詳しく切り込む」という企画だったもので、果たせなかったのですが、今回アンケートで伺ったご要望も、今後の企画に活かさせて頂きます。

会場にお越しの方、中継でご参加の方、そして、会場内外のスタッフの方、ありがとうございました。

では、次は...、Macworld Expo Tokyo2002、ですね。

Final Cut Pro 3 Day !!のご報告は、まだまだ続きます。

2002.01.19 Final Cut Pro 3日本語版、発売開始。

Final Cut Pro 3日本語版(リテール版、つまり、アップデートでないフルパッケージ版)が、発売開始されました。\98,000-。

   

2002.01.19 MacDTVユーザグループ、Final Cut Pro 3 Day !!

日本語版Final Cut Pro 3(リテール版)発売にあわせ、MacDTVユーザグループでは、イベント「Final Cut Pro 3 Day!!」を オペラシティタワー・アップル・セミナールーム会場にて開催しました。また、この模様は例によってインターネット生中継でお伝えしました。このご報告は、また、後日改めてお伝えします。

   

2002.01.19 Commotion Pro 4.1登場

2001.12.07 Commotion Pro 4.1発表でお伝えしたとおり、Final Cut Proのプロジェクトファイルを読み込めるなどの改良がなされたCommotion Pro 4.1がついに登場しました。Commotion 4.1 Updaterのダウンロードはこちらから

2002.01.18 Final Cut Pro 3とAfterEffects...

Final Cut Proのシーケンスを、AfterEffectsコンポジションとしてインポートするソフトが近く出るようです。前々から、うわさになっていたんですが、ついに登場ですか。
01.18のFinal Cut Pro Unofficialの[●Automatic Composition Import FCP for Final Cut Pro and After Effects]をご覧くださいね。

でも、わたしの使い方だと、FCPのシーケンスをAEにもってゆく、ってことはほとんどないんですよね。どちらかというと、作品全体をFCPで組みたてて、その一部シーンにAEを使う、ってことが多いので、わたし的には、

AEのあるコンポジションを、FCPであたかもひとつのクリップであるかのように扱えるソフト。
このAE仮想クリップは、FCPタイムラインやブラウザ上にもって来れて、再生はFCPのビュウワ上でも可能(ただし、AE上であらかじめレンダリングしたおくことが必須)、でもFCPのタイムライン上やブラウザ上でそのクリップをダブルクリックするとAEに切り替わってAE上で編集できる、AE上で尺が変わると、再びFCPに戻ったときには、AE仮想クリップの尺も変わっている...。

こんなソフトが欲しいです、って望み過ぎか〜。

2002.01.17 RTMac エネイブラ for FCP3 日本語版

Matrox社からMatrox RTMac エネイブラ for Apple Final Cut Pro 3日本語版が公開されました。(エネイブラってはじめて見るカタカナ(笑)。Enabler、カタカナだったらイネイブラとでも書けばよいのかな)
英語版はすでに2001.12.18 RTMac Enabler for Final Cut Pro 3、公開。 で登場してましたから、1月19日のFinal Cut Pro 3日本語版発売開始、に向けた日本語版ドライバの登場ですね。

Final Cut Pro 3 on MacOS 9.2用です。また、この場合でも、現状ではRTMacをオフにしないと、Final Cut Pro 3のウリであるリアルタイム機能は使用できません。トランジッション系はRTMacの方がパワフルなのでRTMacを使うを使うと思いますが、リアルタイムカラコレといったFCP3リアルタイムを利用したい局面もあるでしょうから、早くRTMacをオンにしたままFCP3リアルタイム機能も併用できるようになるといいですね。もちろん、Mac OS X対応も。

2002.01.15 MacDTV of the year 2001-2002は、RTMac。

RTMacはやっぱり強かった!!。  2001年の一押しDTV製品・出来事などを投票頂いた結果、今年のMacDTV of the year 2001-2002に輝きました。ご当票くださり、ありがとうございました。

   

2002.01.14 

本日、夜9〜10時台、サーバトラブルが発生しておりましたので、つながりにくくなっておりました。ご迷惑をおかけしました。

   

2002.01.13 Media 100i Ver.8

ぷれぷれさんのFinal Cut Pro Unofficial(1/11 Media100i Version8 for OS X)で紹介されているように、Macworld Expo/SF2002にあわせて、Media 100社が、Media 100i Ver.8を発表しています。ぷれぷれさんの解説をお読みいただければよいのですが、ただひとつ付け加えるならば、現時点ではアルファ版にしかすぎず、発売予定は本年初夏、という点です(笑)。今春4月のNABでβ版お目見え、発売夏頃、といったスケジュールになるのでしょうか。

なお、Digatai OriginからMedia100へ買収されたEditDV。ソフトウェア自体はDiscreetへと売却されましたが(cinestreamと改名して3.0がDiscreetから発売中)、ブランド名としての「EditDV」という名称だけは、今もMedia100社が保有しており、「EditDV」という名称のDTV編集ソフトを開発中とのことです。こちらの去就も含めて興味あるところです。

2002.01.12 cinestream3.0E、1月25日国内販売開始。

cinestream(前身はEditDV)の国内販売がようやく1月25日から始まります。

cinestream製品版の扱いは、ソフトウェアトゥー社からとなり、cinestream3.0E(日本語チュートリアル付き)、発売記念キャンペーン期間限定で44,000 円、キャンペーン終了後は68,000 円。教育機関限定版が35,000 円、とのことです。

cinestreamのアップグレードについてはデジータダイレクト アップグレードセンター扱いで、EditDV2.0からもアップグレードパスが20,000円。3月末日まで、なのでご注意ください。

cinestreamのサポートは、discreet社のサポートセンターです。

まあ、Radiu社s→Digital origin社→Media100社→Discreet社、と売られてきたEditDV→cinestream。この混乱から、日本では安定販売もままならない状況でしたが、ソフト自体は良い出来ですので、ぜひ、安住の地となってほしいものです。

なお、この記事に先立ち、昨日より、MacDTV.com名物 どこよりも早いレビューシリーズとして、Cinestream3.0.1(E)の 速攻レビューを、みついやすひろさんのDTVな日々-Studio Orcaで公開開始しております。

2002.01.11 MACLIFEが廃刊へ

MacWireの記事エクシードプレスの業務停止に伴いMACLIFEが廃刊へ,2001年末号が最終号によりますと、もう次号(1月18日発売予定だった)は出ない、ようですね。

Mac系雑誌の老舗、MACLIFE。わたしが購読はじめたのが、92年頃でしたんで、10年近くになるのですが、今月号(2002年1月号。12月18日発売)の広告の少ないことから、なんかやばそうだなあ、と思っていたのですが、不幸にも的中してしまいました。

わたしの雑誌デビューはMACLIFE誌だっただけに、感慨もひとしおです。
わたしの初原稿は、1997年10号のこのMOMENTO記事6ページでした。この記事が、MacDTV.comの原点、といってもいいかもしれません。

ご冥福をお祈りいたします。

なお、続きは、Mac.naMatata !!へどうぞ。結構読ませる内容に仕上がっていると思います。

   

2002.01.11 CineStream 3Eレビュー

MacDTV.com名物 どこよりも早いレビューシリーズとして、Cinestream3.0.1(E)の 速攻レビューを、むかしっからのEditDVユーザでもあるみついやすひろさんに、DTVな日々-Studio Orcaで紹介頂きました。

Cinestream3.0.1(E)は、まもなく、 ディスクリートから国内販売が開始されます。

   

2002.01.11 Query VideoCD Maker Personal Ver.3

Query社からVideoCD Maker Personal Ver.3日本語版が登場します(1月25日予定)。MacDTV.comでは、VideoCD Maker Personalに関してはMacDTV.com情報ひろば/ソフトウェア関連情報/VideoCD Maker Personalにで御紹介しておりますが、Ver. 3ではさらに、指定したURLへのリンクボタンの設定や、VideoCD規格外の高ビットレートのMPEG-1などの機能が追加されています。
なお、高ビットレートのMPEG-1については、VideoCDで利用可能なMPEG1ビデオは1.152Mbps以下と規定されていることから、こうして作成した"VideoCDもどき"なCD-ROMは、家庭用VideoCDプレーヤや、VideoCDにも対応した家庭用DVD-Videoプレーヤで再生することができません。あくまでもパソコンでの再生が可能、ということです。まあ、ただ、VideoCD画質に不満な方には、たとえ、パソコン上再生しかできないとしても、重宝する機能かも知れません。

2002.01.10 DVD Studio Pro 1.5、Macworld Expo/SF2002で登場

Mac OS Xが待たれているDVD Studio Proですが、現在開催中のMacworld Expo/SF2002のAppleブースで、DVD Studio Pro 1.5が展示されています。

バージョンが、2.0ではないので、メジャーアップグレードではないようで、Mac OS X対応(QucickTime MPEG Encoderも新規(Mac OS用現バージョンは機能拡張ファイルなので、書きなおさないとmac OS Xでは走らない)、Final Cut ProのマーカをDVD Studio Proでチャプターマーカとして使用できる機能(2001.12.05 DVD Studio Pro次期バージョンのデモ。で既報)などが搭載されています。登場時期は明言されてません。

2002.01.10 ATA133対応RAIDカードTempo RAID133

Sonnet社がATA133に対応したRAID PCIカードTempo RAID133を発表しました。

なお、ATA133に対応したRAID PCIカードの一番手は、 2001.12.28 ATA133対応RAIDカード ACARD AEC-6880Mです。

2002.01.10 ShuttlePro Mac OS X用ドライバ

定番の編集コントローラShuttlePro(Contour Design社)から、Mac OS X用ドライバShuttlePro Macintosh Software v1.0b9 for Mac OS 10.1が公開されました。

単にDTV編集ソフトがMac OS X対応を果たしただけでなく、ShuttleProといった気の効いた周辺機器も使えないと不便でしょうがないところでしたから、そういう意味でも、着々とMac OS X上でのDTV環境が整ってきますね。

なお、MacDTV.comでは、編集コントローラに関してはMacDTV.com情報ひろば/ハードウェア関連情報/編集コントローラ特集ページにまとめてあります。

2002.01.10 Toast 5.1 Titanium update for Mac OS X

roxio社がToast 5.1 Titanium updateを公開しました。これでMac OS X下でもToastが使用できますね。Mac OS XのDisc BunerはSuperDriveでDVD-R for PC Dataへの書き込み対応ができるようになりましたが、それでもやはり定番のToastが欲しいところでした。なにせ、Toastを使うとSuperDriveでDVD-RWも書き込めますしね。
なお、このアップデータ、英語版のようですが、日本語版Toast Titaniumにもアップデートがかけられるようです。自己責任で...。

なお、ロキシオ・ジャパン社を覗いてみると、10月からプレビュー公開のMac OS 10.1対応Toast 5 Titanium Preview#2日本語版が公開されたままですねえ。まあ、ロキシオ・ジャパン社から公開された時点で、日本語版ユーザにとっての正式なアップデータ、となるのでしょう。

2002.01.09 Windows Media Player 7.1日本語版

Microsoft社がWindows Media Player 7.1 for Mac OS 8.1 to 9.x 日本語版、およびWindows Media Player 7.1 for Mac OS X日本語版、を公開しました。

    

2002.01.09 マルチフォーマットコンバータDA-MAX+登場

フラッシュバック社から、米ProMAX社のマルチフォーマットコンバータDA-MAX+ が登場しました。
マルチフォーマットとは、DV、アナログコンポーネント(βカムなど業務用)、アナログコンポジット(家庭用)、SDI(業務用。デジタルでシリアル転送)の相互間を変換可能であることを指します。すべての出力に対し並列して信号を発生させることができる、RS-422でのデバイス制御(ただし、ドライバは現在準備中)など、業務用フォーマットコンバータとしては不可欠な機能を有しています。
なお、あくまで業務用途のものですから、アマチュアの方がDVメディアコンバータとして使用するというのは、たばこの火をつけるのに大砲を使うようなものです(笑)、価格的にも、機能的にも(なにせ予想価格32万円前後)。

2002.01.08 Macworld Expo/SF2002基調講演同時通訳プロジェクト

MacDTV.forumでもおなじみの村田さん(macwebcaster.com)らによるJobs基調講演・同時通訳ストリーミング。大盛況のうちに終わったようで、なによりです。お疲れさまでした。1Macユーザとして、お礼申し上げます。

毎年思うのですが、この企画って、ストリーミングの新しい形を提示していますね。
有志の協力による運営(高価なハード/ソフト不要。有志は物理的に遠隔地に居てもよい) 、ライブ性(同時通訳はまさにライブであることが必要)...。ある意味でちまたで一般的な映画類のストリーミングは、商業ベースのインフラで、ライブである必然性もない(DVDを買っても代替え可能)訳で、これらのまさに対極にあるといえます。
最終的には、勝負は、有志のやる気(ボランティア精神)とアイデアなんだよなあ、と思います。

本当にお疲れさまでした。次回Expo NY 2002も(笑)、よろしくお願いします。

     

2002.01.08 Mac World Conference and Expo /2002 基調講演

iMac(液晶搭載)、iBook 14インチモデルの追加、iPhotoなどが主なところですが、DTV的には、Final Cut Pro 3の紹介もあったくらいでしょうか。

そして、new iMac最上位機種のG4 800MHz、SuperDrive搭載で1799ドルって、一体なに??。これがバカ売れするようだと(過去のiMacもSepecial Editionがよく売れてましたので、充分あり得ることです)、これでiDVDに火がつきますね。DVD-Video焼きはiMac、となると、ほんとにうれしいのですけど。なお、性能的には、システムバスが100MHz、たぶん2次キャッシュもけちているはず、といったあたりがコンシューマ機の哀しさ、おそらく、、PowerMac G4 (Digital Audio)733と同程度(2次キャッシュもけちってあるQuickSilver 733よりは若干速い)あたりだろうと思います。

それにしても、今回は、盛り上がりましたよねえ。画期的ハードウェアの発表があるとやっぱり盛り上がるのですが、一方で、ソフトウェアの話題でもMac OS X対応ソフトも一段落着きしかも、QuickTimeのMPEG4対応も見えてきておりますから、今後ともソフトウェアの盛り上がりも期待できそうです。

DTV的には、今回のExpoの焦点はなんといってもMac OS X対応だろうと思います。

iMovie2、iDVD2はすでにMac OS X版ですし、Final Cut Pro 3は日本語版登場を待つばかりですし、DVD Studio Proもアナウンスがあったし、Illustrator10、After Effects 5.5もアナウンスがあったし(そういえば、アップデートのお知らせって届いてます??)そして、ようやくPhotoshopも基調講演でデモしてましたし(これもしかして、基調講演のために発表を取っておいたのかな(笑))
CineStream(EditDV)、Cleaner辺りも早くMac OS Xに対応してくれないかなあ。RadiusCodec(機能拡張ファイル)が絡んでいるので大変そうですが。
なんか、忘れている気がする...。あ、そうか、Premiere。 PremiereのX対応ってどうなっているの??。

といった辺りが興味の持たれるところです。そうそう、RT MAXはどうなったのかも(笑)。

なお、Mac.naMatata !!勝手な予想屋も基調講演を振り返っています。

   

2002.01.06 DVD Studio Pro 1.2 update登場

AppleがDVD Studio Pro 1.2 updateを公開しました。PanasoniのDVD-RAM/DVD-Rドライブ対応の他、DLTテープ書き出しやコピープロテクト関連の機能改善がなされているようです。

2002.01.05 メディアコントローラPowerMate

フォーカルポイントコンピュータ社が、USB接続メディアコントローラPowerMate(米Griffin Technology社)を1月中旬より出荷開始する、と発表しました。まあ、基本的には、iTunesなどの音量コントロールといったところなのでしょうが、DTV編集ソフトでもIn/Out点くらいには使えそう(PowerBookとペアでモバイル編集といった用途にはお似合いかもしれませんね)。

編集コントローラに関しては、MacDTV.comではMacDTV.com情報ひろば/ハードウェア関連情報/編集コントローラ特集ページにまとめてあります。なお、ここで触れているMCS3(USB版)、タックシステム社が国内扱いしているとのことで、試してみたいなあ。

2002.01.04 QuickTime 5.0.5英語版

Appleから、QuickTime 5.0.5英語版が配布開始されました。

なにもMPEG4対応、といったおおげさなことではなくって(笑)、Final Cut Pro 3関連(OfflineRT用の新PhotoJPEG Codec対応やDV関連ファイル)のアップデートとのことです。なお、このアップデートは昨年末から始まっていた、とのことなのですが。

2002.01.04 Cleaner 5.1 Updater

Discreet社がClenaer 5.1 Updaterを公開しました。Sorenson Video 3 Professionalの2-pass VBRをサポート、RealSystem 8.5.1のサポート(Win版はさらにWindows Media 8 codecs をサポート)、MPEG出力の改善、などが図られているようです。

2002.01.03  MacDTV.forum(掲示板&メーリングリスト)12月分過去ログダウンロード

MacDTV.forum(掲示板&メーリングリスト)の2001年12月分過去ログダウンロードできます。スレッド型表示で、読みやすくなっております。また、これまで通り、MacOS(8.5以降)のSherlockの「内容で検索(Find By Content)」を使用できるように、掲示板&メーリングリストを「1発言1ファイル」に切り分けてあります。Sherlockを使用した過去ログ検索のヒントについては、Sherlockを使ったオフライン検索法に記載してあります。

   

2002.01.01 今年もよろしくおねがいいたします。

MacDTV.comも、5年目。今年もよろしくお願いいたします。あなたにとって、Macにとって、DTVにとって、エキサイティングな年でありますように。

  

   

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