MacDTV.Com

News and Message

2003年10月〜12月

2003.12.25 DVD Studio Pro 2.0.4アップデート

DVD Studio Pro 2.0.4アップデートが公開されました。ソフトウェア・アップデートにて。

でも、ソフトウェアアップデートの今回の説明文が、2003.12.20 DVD Studio Pro 2.0.3アップデートの時と全く同文なのは、なぜ?(笑)。

(

2003.12.24 MacDTV.forum(掲示板&メーリングリスト)11月分過去ログダウンロードファイル

お待たせいたしました。MacDTV.forum(掲示板&メーリングリスト)の2003年11月分過去ログをダウンロードできます。スレッド型表示で、読みやすくなっております。

また、これまで通り、MacOS(8.5以降)のSherlockの「内容で検索(Find By Content)」を使用できるように、掲示板&メーリングリストを「1発言1ファイル」に切り分けてあります。Sherlockを使用した過去ログ検索のヒントについては、Sherlockを使ったオフライン検索法に記載してあります。

2003.12.23 CitiDISK DV 2登場

アミュレット社が、12月27日からCitiDISK DV 2を発売すると発表しました。

CitiDisk DVは、DVカメラに接続するとDVデッキのように振る舞い、MacにつなぐとFireWire HDDのように振る舞う、という製品です。類似の製品としては、すでにMacDTVソフトウェア関連情報でご紹介したDV MasStorなどがあり、総じてDV HDDなどと呼ばれます。

DV HDDの利点は、Mac+DTVソフトを使った「DVキャプチャー」工程が不要になる(=時間短縮、およびキャプチャー作業時のMac占有をなくすことが出来る等)点にありますが----ただしこの点については「宣伝文句どおりとは限らないことも多い...(笑)----、CitiDisk DVの場合、さらに、可搬性がよい(小サイズ、バッテリ内蔵)、比較的安価(同種製品に比して)、といった特徴もあります。CitiDisk DVはDVストリーム形式で録画するので、基本的にiMovieとは相性がいいです。iMovieプロジェクトファイルの[Media]フォルダ内に、コピーするだけです。ファイルフォーマット変換は必要でないので、この操作だけですぐ使うことが出来ます。
一方、デメリットといえば、DV HDDのファイルフォーマットは一般的に、DVストリーム形式であることです。実際、2003.06.15 CitiDISK DV2003.05.23 CitiDISK DV登場でお伝えしたとおり、初代CitiDisk DVもそう、です。
なぜ、DVストリーム形式だとデメリットになるかといえば、(iMovieを除く)一般的なDTVソフトの場合、ネイティブのファイルフォーマットはQuickTimeムービーなので、DVストリームからのフォーマット変換が必要になるからです。ただ、Final Cut Pro / Expressの場合、DVストリームから「DV Codecを使用したQuickTimeムービー」にビデオデータ変換する必要はなく、Final Cut Pro上でオーディオレンダリングをするだけで済みますが。

ともかくこうなると、 「DVキャプチャー工程処理時間が不要」というメリットに比較して、「DV HDDからMac HDDへFinderコピー処理時間」+「オーディオレンダリング処理時間」が見合うか、という一点に、DV HDDの価値は集約されます。

ところが、CitiDisk DV2では、DVストリーム形式のみであった録画ファイルフォーマットに、新たに、QuickTime MOV(やMicrosoft DV AVI、Canopus AV)にも対応したんです。これで、デメリットは完全解消され(たはず)、 「DVキャプチャー工程処理時間が不要」という宣伝文句に偽りなし、ということになるはずですが...。
ほんとのところを、 実機をお借りして検証する予定です。

2003.12.20 DVD Studio Pro 2.0.3アップデート

DVD Studio Pro 2.0.3アップデートが公開されました。ソフトウェア・アップデートにて。
● 多数の機能強化、全体的な安定性の改良、
● Cropped D1(D1-704)、1/2 D1 のMPEG-2画像解像度のサポート
● DVDプレイヤーが2層目に切り替えるときの切り替えポイントでの動作を変更(DVD-9プロジェクトの再生時に一時停止を行うように変更)
とのことです。

ところで、ソフトウェアアップデートの説明文中で、

また、DVD プレイヤーが 2 層目に切り替えるときの 2 層間の切り替えポイントでの動作を変更し、DVD-9 プロジェクトの再生時には一時停止を行うようにしました。この変更は、作成した DVD プロジェクトと DVD プレイヤーとの互換性を高めるものですが、シームレスな切り替え方式をこれまでどおりに使用することもできます。 そのための操作方法については、こちらを参照してください:http://docs.info.apple.com/jarticle.html?artnum=93514
このアップデートの詳細については、ヘルプメニューにある DVD Studio Pro の最新情報のページ、またはこちらを参照してしてください:http://docs.info.apple.com/jarticle.html?artnum=93500

なんてコメントがあるのですが、これらふたつのTILは(未だ?)存在しないんですよね。なんだかなあ(笑)。

(

2003.12.20 Final Cut Pro 4.1.1アップデート

Final Cut Pro 4.1.1アップデートが公開されました。ソフトウェア・アップデートにて。

「簡体中国語のシステムで Final Cut Pro 4 をお使いのユーザの方に、Final Cut Pro 4.1.1 へのアップデートをお勧めします」とのことです。

2003.12.19 QuickTime 6.5登場

QuickTimeアイコンQuickTime 6.5が登場しました。QuickTimeサイト、または、ソフトウェアアップデートにて。

目玉は、GPP2フォーマット、AMCフォーマットへの対応。つまりauのEZムービーをQuickTime 6.5だけで作成できる、ということですね。

他には、テキスト・トラックへの対応の向上、DV 再生オプションの改善、 iMovie、iDVD、Final Cut Proへの対応の改善、などがあるようです。

2003.12.19 MacDTV.forum(掲示板&メーリングリスト)10月分過去ログダウンロードファイル

お待たせいたしました。MacDTV.forum(掲示板&メーリングリスト)の2003年10月分過去ログをダウンロードできます。スレッド型表示で、読みやすくなっております。

また、これまで通り、MacOS(8.5以降)のSherlockの「内容で検索(Find By Content)」を使用できるように、掲示板&メーリングリストを「1発言1ファイル」に切り分けてあります。Sherlockを使用した過去ログ検索のヒントについては、Sherlockを使ったオフライン検索法に記載してあります。

11月分についても、近日アップロードする予定です(が、今週末、1本締め切りです...)。

2003.12.18 QuickTime 6 MPEG-2再生コンポーネントのアップデート

昨日お伝えした件ですが、アップル サポート TILに
TIL 93552JC :QuickTime: 2003 年 12 月 15 日以降、MPEG-2 再生ができなくなくなるが掲載されました
。これによると、

● Apple Storeで購入した場合、AppleStoreへマイアカウントでログインし、再ダウンロード。
● Final Cut Pro 4、DVD Studio Pro 2ユーザの場合、このページからダウンロード。(要.Final Cut Pro 4またはDVD Studio Pro 2のシリアル番号)

とのことです。

2003.12.20追記 ソフトウェア・アップデートからもダウンロード可能になりました。

2003.12.17 QuickTime 6 MPEG-2再生コンポーネントがトラブル中

すでに、Macニュース系サイトでもご存じのとおり、QuickTime MPE2コンポーネントが、12月15日以降動作しなくなってます。

QuickTime 6 MPEG-2再生コンポーネントの新版は、7月に登場したばっかり(→2002.07.18 QuickTime 6 MPEG-2 再生コンポーネント、登場)。あれから半年。もしかして、「半年間」のタイムクロックかなんかが仕掛けてあったのでしょうか

12月14日以前の日付にすれば動作するので、それほど深刻なトラブルではありませんが、いちいち日付を変更するのは面倒ですね(笑)。まあ、近々アップデータが登場するのでしょう。

なお、QuickTime 6 MPEG-2再生コンポーネントは、文字通りMPEG-2を再生するためのQuickTimeコンポーネントで、QuickTime Proとは別売り(アップルストアでダウンロード販売)となっています。また、 Final Cut Pro 4DVD Studio Pro 2にはバンドルされています。

 

2003.12.16 MacDTV of the year 2003-2004

MacDTV of the year 2003-2004空間の投票を開始しました。今年2003年度の一押しDTV製品・出来事などなどをお寄せください。  投票はこちらから

過去のMacDTV of the yearは、

MacDTV of the year 2002-2003
1
Final Cut Pro 3日本語版
2
QuickTime 6でMPEG-4
3
Mac OS X 10.2 Jaguar
MacDTV of the year 2001-2002
1
RT Mac
2
Final Cut Pro 2
3
AfterEffects 5
MacDTV of the year 2000-2001
1
Final Cut Pro 1.2.5
2
PowerMac G4 Dual
3
iMovie 2
MacDTV of the year 1999-2000
1
PowerMac G3 Blue & White (Yosemite)
2
iMacDVとiMovie
3
PowerMac G4

となっておりますが、今年はどうでしょうか。

投票自動集計システムにより、投票結果をリアルタイムに確認することができます。複数投票も可能ですので、ぜひ、今年の一押しDTV製品・出来事などなどをお寄せください。投票期間は、1月15日までです。  投票はこちらから

2003.12.02 Apple Pixletコーデックの研究

MacDTV研究室Pixletコーデックの研究コーナーを公開しました。

空間/時間圧縮、圧縮アルゴリズム、ターゲットという3つのキーワードにふれながら、PixletやDV、MPEGなどのコーデックはどういう用途に向いているかを解説してます。

某雑誌記事用に書いてたんですが、今回書きかけた別バージョン原稿を流用して、本記事を仕立て上げました(笑)。

2003.11.25 iMovie用プラグインソフトmovie canvas、chromakey movie

cf/x社が、iMovie用プラグインソフトmovie canvaschromakey movieを発売開始しました。

movie canvasでは、なんとiMovie上でペイントができちゃいます。ムービーペイント機能ってiMovieにこそ欲しかったですよね。

chromakey movieはクロマキー編集用です。

2003.11.25 iMovie用プラグインソフトGlows & Blurs Version 1.3

Stupendous Software社が、iMovie用プラグインソフトGlows & Blurs Version 1.3を公開しました。

2003.11.22 iMovie用プラグインソフトfxStabilizer

Digital Thought Software社が、iMovie用プラグインソフトfxStabilizerを発売開始しました。fxStabilizerは、ビデオカメラで撮影した映像の手ぶれを補正するプラグインソフトです。

わたしは、手ぶれ補正処理をAfterEffects Proのモーショントラッキング機能を使ってますが、かなり「重い処理」なんですよね。果たして実用的なレベルに達してますかどうか。でも、iMovieユーザには朗報ですよね。(実用的なら、私も使ってみたいです)

2003.11.19 cleaner Flash Pro 設定パック

オートディスク社が、ディスクリートcleaner Flash Pro 設定パックの配布を開始した、と発表しました。cleaner 6から、Macromedia Flash出力(.flv)するための設定ファイルです。

2003.11.19 Media Press X

Wired社が、Mac OS Xに対応したMPEG-2エンコーダソフトMediaPress X version 1.0を499ドルで発売すると発表しました。

これは、同社製のハードウェアMPEGエンコーダカードMediaPressシリーズ(MediaPress Pro, MediaPress YUV , MediaPress SDI)のためのソフトです。

願わくば、DVD Studio Pro(上から呼び出すQuickTime MPEG Encoder)やCompressorで行うMPEGエンコードの際に、MediaPressのハードウェアMPEG機能を利用できるようにするドライバソフト(QuickTimeコンポーネント?)を開発してくれるとうれしいなあ。昔お伝えしたとおり、2002.06.29 新生Wire社CEOに、元AppleのMike Evangelist氏。 なんてニュースもありましたし、ぜひWired社にこそ期待したいところです。

2003.11.19 AJA Video Systems社、Io LD、Io LAを発表

フォーカルポイントコンピュータが、AJA Video Systems社の10bit非圧縮ビデオキャプチャデバイスIo LD、Io LAに関して発表しました

既発売のIo(アイオー)は、非圧縮10bitビデオ、マルチチャンネル24bitオーディオ、RS-422マシンコントロール、ゲンロックを搭載し、MacとはFireWire 400で接続するタイプのキャプチャデバイス。結構人気があるようですね。

今回発表の2モデルは、いずれもIoのローコスト版で、Io LDがSDIビデオ入出力向け、Io LAがアナログビデオ入出力向けとなっています。国内では、フォーカルポイントコンピュータ社から同じく2004年1月発売予定。

2003.11.19 Peak Express OEM→Peak 4へのアップグレード

エムオーディオジャパン社が、Peak Express(OEM版)ユーザにPeak 4アップグレードキット英語版パッケージを発売開始すると発表しました。33,000円。

Peak Expressは、Final Cut Pro 4やDVD Studio Pro 2にバンドルされているのでおなじみですが、機能に物足りないものを感じたら、アップグレードもいかがでしょうか。

2003.11.18 アップル、InterBEE向けにプレスリリース

アップルが、アップル、G5に最適化されたFinal Cut Pro、DVD Studio ProおよびShakeを発表というプレスリリースを出しました。

InterBEE向け発表ですね。まあ、新製品群(Final Cut Pro 4、DVD Studio Pro 2、Shake 3)を、ちょうど初秋までに出してしまったばかりなので、InterBEEへのサプライズ(としてぶつける新製品)がなかったので、各ソフトのアップデートをニュースに持ってくるしかしかたなかったのでしょうが...(笑)。

そのなかで

デュアル2GHzプロセッサのPower Mac G5とXserveィ RAIDを使って完全非圧縮のSD(Standard Definition)ビデオストリームをリアルタイムエフェクトと共に7本同時再生することが可能です。

とのふれこみですので、とりいそぎ、簡単に実験です。

「Power Mac G5 2GHz Dual SATA HDDのソフトウェアRAID、メモリ2.5GB、Mac OS X 10.3.1」という環境で、8ビット非圧縮SDビデオをFinal Cut Pro 4.1のタイムラインに並べてみますと...。

4トラックはOK、5トラック目でNG、との結果です。

当環境ではX RAIDを使ってませんが、RTインジケータ表示の際Final Cut ProがHDD環境チェックを掛けてるようにも見えないので、あとはメモリ搭載量を判断項目にしているのかな。8GBメモリにすると、7トラックもOKになるのかしらん。

とりあえず、かんたんなテストでしたが...。

なお、2003.11.04 PoweMac G5 2GHz Dualベンチマークなどでご報告している「Final Cut Pro 4ベンチ(複合)」(内容は、DVビデオ3トラック、Boris Calligraphy 2トラック、テキストジェネレータ2トラックからなる、モーショングラフィック系処理)をとってみたのですが、そのスコアはFinal Cut Pro 4.1に上げてもFinal Cut Pro 4.0のときと変化なしでした。

2003.11.18 Final Cut Pro 4.1アップデート

Final Cut Pro 4.1アップデートが出ました。ソフトウェアアップデートでもダウンロードできます。

● XML 交換形式をサポートするようになりました。
● 「サポートプロファイルを作成」が「ヘルプ」メニューに追加されました(AppleCare サポート向け)。
● メディアのサブクリップへの再接続が改善されました。
● 32 kHz オーディオのバッチ取り込みが正確になりました。
● 速度エフェクトを含むクリップでの作業が改善されました。
● リップル削除に関するさまざまな問題が解消されました。
● マッチフレームが動作しない問題が解決されました。
● 「トリム編集」ウインドウの応答時間が改善されました。
● EDL の読み込みと書き出しが改善されました。
● 自動保存が期待通りに機能するようになりました。
● プロジェクトファイルが、正確なファイルサイズを維持するようになりました。

2003.11.18 Cinema Tools 2.1 update

Final Cut Pro 4.1アップデートと同時にCinema Tools 2.1 Updateが出ました。ソフトウェアアップデートでどうぞ。

● 3-perf 35mmフィルムをサポートしました
● バッチコンフォームやバッチリバーステレシネの際に、以前のバッチファイルに上書きする場合、アラートを表示するようになりました

2003.11.18 Compressor 1.1アップデート

Final Cut Pro 4.1アップデートと同時にCompressor 1.1アップデートが出ました。ソフトウェアアップデートでもダウンロードできます。

● MPEG-2 エンコードの性能が飛躍的に改善されています。
● 「実行」ボタンが、より確実に有効になり、ネットワーク状況の変化によってマイナスの影響を受けなくなりました。
 (ネットワーク接続していると、Qmasterがエラーをおこしてレンダリングできなかった、という例の件かな?)
● DVD Studio Pro 2 用に最適化された新規プリセット

Mac OS X バージョン 10.3(Panther)をお使いの場合には、Compressor 1.1 を強く推奨されてます。また、Mac OS X 10.2.xからMac OS X 10.3にアップデートする場合には、Compressor自体も再インストールする必要があります。

2003.11.18 LiveType 1.1アップデート

Final Cut Pro 4.1アップデートと同時にLiveType 1.1アップデートが出ました。ソフトウェアアップデートでどうぞ。

● 「タイムライン」の強化:メディアの説明の改善、エフェクトの順番の設定、スナップ、エフェクトのコピー&ペースト
● 「メディアブラウザ」から直接、テクスチャをマットに適用
●文字ごとにエフェクトを個別に割り当て
● ムービーや画像を置き換える機能
● 2 つ以上のエフェクトを適用した際の、正しい補間動作
● メモリ使用の改善

2003.11.18 アップル、20インチiMac、Power Mac G5 Dual 1.8GHzを発表

iMac 20" \249,800-。
なお、 iMac 15" \149,800-へ値下げ、iMac 17" \199,800-へ値下げしました。

Power Mac G5 Dual 1.8GHz \299,800-
なお、 Power Mac G5 Dual 2GHz 349,800-へ値下げ、Power Mac G5 1.6GHz \199,800-へ値下げしました。

2003.11.17 Avid Xpress DV ver.4発表

アビッド テクノロジー社が、Avid Xpress DV ver.4発表しました。価格も\128,000 -に。(でも、まだ高いかな(笑))。

2003.11.13 Mac Peple誌、焼き焼きCD DVDレシピ

Mac Peple誌、焼き焼きCD DVDレシピからお越しのみなさま、こんにちわ。

DVD Studio Pro 2について、今号から短期連載で駆け足でふれて参ります。誌面の4倍以上の原稿を用意して準備してました(笑)ので、誌面スペースの関係でふれることが出来なかったことは追々MacDTV.comでお伝えしたいと思っております。

2003.11.11 200万アクセス、ありがとうございます。

おかげさまで、MacDTV.com(Macでお手軽ビデオ編集ホームページ)も200万アクセスに達しました。ありがとうございます。

2003.11.04 PoweMac G5 2GHz Dualベンチマーク 3.Jaguare vs. Panther

間が空きましたが。今度は、Mac OS X 10.2.8 Jaguare vs.10.3 Pantherの比較です。

方法は、2003.10.14 PoweMac G5 2GHz Dualベンチマークと一緒です。

PoweMac G5 2GHz Dualでの結果

スコア:PoweMac G4 1.25GHz Dual (Mirrored Drive Doors)を100としたときの相対値。スコアが大きいほど高速

 
Panther
Mac OS X 10.3
Jaguare
Mac OS X 10.2.8
(1) Final Cut Pro 4ベンチ(複合)
156.2
160.6
(2) cleaner 6 MPEG2書き出し
150.5
151.4
(3) Final Cut Pro 4ベンチ(複合)+cleaner 6 MPEG2書き出し
177.5
167.6

ということで、いずれのテストにおいても、Pantherの方がわすかに高速で、もっともヘビーな処理である(3)では、Pantherの方が約6%高速化されています(でも、体感的には、全く気付かないと思う...(笑))。

まあ、OSのメジャーバージョンアップなら、以前よりも遅くなるというのが世の常なので、わすかながらの速度向上というのは立派かも。でも、PowerPC 970(G5)ならば最適化の進展により飛躍的な高速化の余地があるわけで、PowerMac G5ユーザとしては少しご不満...(笑)。

2003.10.29 フォーカル、After EffectsプラグインShine、3D Strokeなどを発表

フォーカルポイントコンピュータ社が、After Effects用プラグインソフト、Shine、3D Stroke、Sound Keys、Starglowを発表しました

Shineはライトエフェクト、3D Strokは3Dストロークの作成、Sound Keysはサウンドからキーフレームを抽出、Starglowは星形のグローエフェクト、といったものです。

2003.10.28 iMovieプラグインソフト、 Vol.5、Vol.6、Slick Captionの日本語版

オービット社ミューズテクス事業部が、米GeeThreeのiMovie用プラグインソフトSlickシリーズ(Vol.4まで既発売)の Vol.5、Vol.6、Slick Captionの日本語版を11月14日に発売開始すると発表しました。

関連記事 2002.10.07 iMovieプラグイン、Slick Vol.3、Vol.4国内販売

2003.10.27 DVD Studio Pro 2の印象 その4 トラックエディタ

新規搭載されたトラックエディタウインドウ。これは、複数のビデオトラック(V1〜)、複数のオーディオトラック(A1〜)、複数のサブタイトルトラック(S1〜)を、DTVソフトと同様の「タイムライン」方式で表示してくれるものです。

トラックエディタ、二つの意味で便利です。

一つ目が、直感的で理解しやすい、ということ。
例えば、サブタイトル打ちも直感的で便利になりました。こうなると、字幕はFinal Cut Pro上で打つべきかDVD Studio Pro上で打つべきか迷いますね。(DVD Studio Pro1では、わざわざサブタイトルエディタを使う気に離れなかった)。
また、同様に、ビデオトラックやオーディオトラックが複数用意されているので、多言語音声吹き替えやマルチアングルビデオ(複数の角度から同時撮影したビデオを切り替えて表示(ザッピング)できる)も作りやすくなりました。

二つ目として、チャプター打ちが楽になること。
前述したとおり。iMovieやFinal Cut Proで打ったチャプターマーカ情報は、素材ウインドウ経由でDVD Studio Proに持ち込めますが、こうして持ち込んだチャプターの位置を修正したり削除したり追加したりできます。これをタイムラインという時間軸的に見晴らしのいいインターフェースで操作できるのですから。

三つ目としては、タイムラインウインドウのおかげで、DVD-Videoのトラック、ストリームの概念が理解しやすくなりました。これ、自分でも実感しているところです。

これ、どういうことかといいますと。端的な例は、「作品ムービーのある部分だけ、高画質(高ビットレート)にしておきたい、図柄的にMPEGに不向きなので」といったケースです。Final Cut Pro上で作品全体と個々のシーン(標準圧縮のシーン、高画質のシーン等といった具合)とをネスト構造を使って管理しつつ、シーンごとに書き出します。それを標準圧縮のシーン→高画質のシーン→標準圧縮のシーンといったように、DVD Studio Proのトラックエディタ上で再構成してひとつのトラックに仕上げることができます。

こんなケースの場合、標準圧縮のシーン→高画質のシーンを、もし同一トラックでなく、「別トラックへのジャンプさせて疑似連続再生」という形でごまかすと、別トラックへのジャンプ時に再生が一瞬止まってしまうことがありますので

こんな意味で、トラックエディタは便利です。

2003.10.26 Final Cut Pro QT Render Plug-in for Mac OS X

Appleから、Final Cut Pro QT Render Plug-in for Mac OS Xが公開されました。日本語版にも利用できます。

Final Cut Pro 4とQuickTime 6.4の互換性確保のためのもので、これまで起こっていたDVシーケンス中に非DVクリップを混在させている場合のレンダリング時障害を解決するもののようです。

他にも、QuickTime 6.4にしたとたんFinal Cut Pro 4が起動後虹色円盤状態になり、QuickTime 6.3 ReinstallerでQuickTime 6.3に戻すと正常動作、などといった症状を報告頂いています。QuickTime 6.4にするのはちょっと様子を見ても良いかも(現状QuickTime 6.4にすべきメリットも特にないし)。

2003.10.25 Mac OS X 10.3 Panther、登場

Mac OS X 10.3 Pantherが登場しますねえ。楽しみ。ただ、毎度毎度のご注意ですが。

DTV用のメインマシンをいきなりMac OS X 10.3に上げるのは、よくよく考えてからにしましょうね。

また、Mac OS X 10.3に上げるなら、初期化後の新規ボリュームを用意した上で、Mac OS X 10.3新規インストールしましょう。そのあと、アプリケーションを新規インストール。つまり、Mac OS X 10.3に上げる機会に、環境を一新しましょう、ということです。(わたしもそうします)。

とにかく、DTVは安全第一でゆきましょう。

2003.10.22 加賀電子、Shake 3セミナー開催(11月10日)

加賀電子社が、11月10日、Shake 3セミナーを開催すると発表しました。
オペラシティ48Fアップルセミナールームにて。事前登録が必要です。

どうでもいいことですが、今記事を書いていて気付いたこと。Shakeとタイプすると鮭(シャケ)と変換してくれるんですねえ(笑)。ほんとどうでもいいことですが。

2003.10.24 DVD Studio Pro 2の印象 その3 オーサリングの基本操作

その1で素材の準備を準備し、その2でテンプレート、スタイル、シェイプについて触れましたから、次にオーサリングの基本操作をご紹介してゆきます。といっても、Webオーサリングソフトと同様の考え方ですので、すぐご理解いただけると思います。

このメニューエディタ上にオブジェクトを配置してゆくことでデザインを行い、次に任意のオブジェクトからのリンクを張る、というものです。


まず、オブジェクトをメニューエディタウインドウにドラッグアンドドロップで配置します。ドロップするとき、ドロップダウンメニューが現れ、そのオブジェクトを何にしたいか、ボタンなのかドロップ領域なのか、背景にしたいのか、などを指定するようになっています。
たとえば、このフィルム風のシェイプ(静止画)はボタンにしたい、

静止画が入ったフォルダならばスライドショーにしたい、

動画は、ボタンを押すと再生するようにしたい場合には[ボタンとトラックを作成]、背景に使いたい場合には[背景に設定]、を選ぶ、

といった具合です。非常に簡単ですね。

ボタンに関しては、ボタンにスタイルを適用するのも同様な操作で行えます。また、ボタンの中に動画を表示したい(ムービーボタン)場合には、ボタンの上に動画をドラッグして、ボタンを作成します。ほらできた。

そして、そのボタンを押したとき、どうしたいかを指定します。ムービー再生なのか別メニューを開くか、といった指定をコンテキストメニューのターゲットで指定します。

おおむね、こんなところが、オーサリングの基本操作です。

こうしてみると、ほんと、Webオーサリングソフトと同様のやり方なので、すぐご理解できますね。iDVDとはまた違った意味で、わかりやすい操作だと思います。

特にDVD Studio Pro 1からすると、夢のようです(笑)

2003.10.23 DVD Studio Pro 2の印象 その2 テンプレート、スタイル、シェイプ

では、続きまして、[パレット]ウインドウの[テンプレート]、[スタイル]、[シェイプ]タブの話題について。

DVD Studio Pro 2では、テンプレートがたくさん用意された、というのが売り文句のひとつになっていますが、一方で、どこまでカスタマイズできるのかに興味をお持ちの方も多いと思います。なにせ、ビジネスでDVD Studio Proを使う場合、テンプレートをそのまま使っていたら、似たようなデザインのDVD-Videoが氾濫してしまいそう(PowerPointでやるプレゼンが似てしまうように(笑))。

まず、DVD Studio Proのメニュー画面には、背景(動画も可)、ドロップ領域(静止画や動画を配置して表示できる領域)、テキストといった装飾系オブジェクトと、ボタンという機能的オブジェクトの計4種類のオブジェクトを配置することが出来ます。

背景についてはドラッグアンドドロップで、テキストについてもテキストフィールドを置いてテキストカーソルをプレスして入力....、というように、他のソフトでもおなじみの作法で行ってゆけます。すぐにわかります。

さて、肝心のドロップ領域とボタンに関しては。
まず、ドロップ領域やボタンの形が「シェイプ」で、いろんな「形」の部品が用意してあるのが、[シェイプ]タブです。

基本的には、これらのシェイプを選び、メニューエディタ画面にドラッグアンドドロップし、その図形をドロップ領域として使うかボタンとして使うかをドロップダウンリストで選んでやる、これだけでその図形をボタンにしたり、ドロップ領域にできます。

シェイプを新たに作ることもできます。マニュアルには、カスタムシェイプも利用できるとは書いてあるのですが(253ページ付近)、ではどうやってカスタムシェイプを作るかの方法は書いてないようですが、こんな風なレイヤー構造をPhotoshopで作ってやればよいようです。こうして作ったフィルム風のシェイプ(ボタンとして使いたい)がこれです。

ただ、これだけじゃつまらないので、スタイルという機能が用意されています。テキストスタイルは、文字通りテキストの装飾をプリセットしといたもの、ボタンスタイルやドロップダウンスタイルは、選択したシェイプにどんな装飾を与えるかをプリセットしといたもの、レイアウトスタイルは、各オブジェクトの位置関係などを覚えさせたもの。

このスタイルに関しては、ワープロソフトなんかのスタイル機能を連想してみて下さい。

そして、テンプレートは、これらのシェイプ、スタイルなどをひとまとめにしたもの。

こうしてシェイプ、スタイル、テンプレートを見回した後、冒頭の提起したカスタマイズ性について考えますと。

個々の最小部品(シェイプ)はユーザが作ることが出来ます。また、たとえ既存のボタンシェイプ(例えば、シンプルな四角とか)を使うにしても、スタイル機能によって、ボタンの色(通常、選択状態、Activateされた状態)や、ボタンに表示されるテキストを自在に変化させることが出来るので、スタイルによって印象を変えることが出来ます。これに加えて、さらに背景も変えれば、メニューの印象はがらりと変わります。
こうやって、ユーザのカスタマイズ性も残しながら、カスタムスタイル、カスタムテンプレートを利用すると、カスタマイズ機能で自由なデザインを追求しつつも、同一プロジェクト内のメニューにデザインの統一性を持たせることもできます。

まあ、この辺は、DreamweaverやGoLiveなどといったWebオーサリングソフトを考え方は同じですね。

2003.10.21 DVD Studio Pro 2の印象 その1 基本ウインドウ配置、素材管理

なにしろ、自分自身DVD Studio Pro 2をマスターしようという段階で、レビューと呼べるほどの内容ではありません(笑)ので、ここでDVD Studio Pro 2の「印象」を記して参ります。現時点では、DVD Studio Pro 2に慣れてないのと、詳細までは理解し切れてませんので、誤解・錯覚はご容赦。

そもそも、DVD Studio Pro 1とはまったく別物のソフトになった感があります。

インターフェースとしては、[基本]、[拡張]、[詳細]のモードがあらかじめ用意されていますが、まあ、Final Cut Proのウインドウ配置と同様の考え方で、開くウインドウは自由に選べます。

詳細
拡張
基本

今日のところはまだ、通しで1枚作成するところまでいってないので、チュートリアルのプロジェクトでご容赦(笑)。

[基本]は、iDVDライクなので、最初はわかりやすいと思うものの、すぐに不自由に思えてきます。
ひとつには、DVD Studio Pro 1でなじみの「インスペクタ」が表示されてないと使いにくいという点(インスペクタは、拡張、詳細モードで右下のウインドウのことです)。
二つ目には、基本モードでは、せっかくのタイムラインウインドウや素材ウインドウ(いずれも後述)が開いていないのがもったいない、という点。

[パレット]ウインドウの[テンプレート]、[スタイル]、[シェイプ]辺りが、グラフィカルに操作できるDVDオーサリングソフトたるDVD Studio Pro 2のポイントのひとつなのですが、コレについてはまた後日。iDVDでいう「テーマ」のようなものです。

[オーディオ]、[ムービー]、[静止画]タブなんかは、iDVDに似せようと思ったのかな、でも、案外不便。[ムービー]タブ内にはMPEG2ビデオでないと表示できないし。

あ、「[ムービー]タブ内にはMPEG2ビデオでないと表示できない」なんてわざわざ断っている理由は、DVD Studio Pro 2では、素材としてMPEG2ビデオだけでなく、QuickTimeムービーも使えるんです。これ、便利ですねえ。つまり、DVD Studio Pro 2のポイントのひとつが、素材として、MPEG2ビデオでもQuickTimeムービーでも利用できる、ということです。なにしろ、iDVDはQuickTimeムービーのみでMPEG2ビデオは素材として利用できない訳ですから。

なお、ピクセラ社のCaptyシリーズのMPEGキャプチャー機器で取り込んだ場合、付属のPixeDVで、DVDビデオ用に書き出して下さい。Captyで取り込んだままのMPEGファイルではいけません。

DVD Studio Pro 2にQuickTimeムービーを持ち込むと、[素材]ウインドウで管理できます。QuickTimeムービーもMPEG2ビデオも、オーディオも混在して管理が可能です。また、素材ウインドウでは、QuickTimeムービーのMPEGエンコードも実行できます。それぞれの素材に対して、それぞれ別のエンコード設定を与えることも可能。バックグラウンドエンコードをするか、それとも最終レンダリング時にまとめてエンコードするかも設定できます。

このウインドウでは、バックグランドエンコードをオンにしてあるので、読み込んだQuickTimeムービーのオーディオエンコードはいつの間にか終了(だからユーザビリティ欄が青信号)、ビデオを現在エンコード中(黄色信号)、という状態を表しています。
この素材管理機能、非常に満足です。

なお、この素材ウインドウでは、QuickTime MPEGエンコーダを呼び出しているようです。DVD Studio Pro 1時のQuickTime PlayerからのMPEG2書き出しも健在ですが、いずれにせよ、同じエンジンを使っているようですね。

MPEGエンコードはいつ行ったらよいか。

iMovieやFinal Cut Proで編集した後、
(1) CompressorでMPEGエンコードして、DVD Studio Pro 2に持ち込む、
(2) QuickTimeムービーに書き出して、DVD Studio Pro 2に持ち込み、DVD Studio Pro 2上でMPEGエンコード
の二つのやりかたがあるのですが、どちらがよいでしょうか?。

二つの理由で、(2)の方が良さそうに思います。
一つ目は、Compressor経由だと、そもそもチャプター情報が持ってこれないからです。でも、(2)のやりかたでチャプター付きQuickTimeムービーをDVD Studio Pro 2に持ち込めば、DVD Studio Proでチャプター情報を利用できることはいうまでもありませんが、DVD Studio Pro上で元々iMovieやFinal Cut Proで打っておいたチャプターの、その位置を移動させたり削除したり追加したりも自在です。
二点目としては、DVD-Videoの完成の姿が見えてから、素材のMPEGエンコード設定をいじることもあるでしょう。DVDの容量にまだ余裕があるから高画質にしたいとか、その逆とか。こんなケースを想定すると、(1)よりは(2)の方が自由度が高そうに思います。

うーむ、いかん、今日は全般的な印象を書くだけのつもりだったのですが、なんだか、素材関連機能のレビューになってきてしまいました。書き始めると止まらなくなってきましたので、今日のところはこの辺で。

2003.10.17 QuickTime 6.4登場

QuickTimeアイコンアップルが、iTunes for Windowsなどを発表しました。これにあわせ、QuickTime 6.4が登場しています。

なお、QuickTime6 MPEG2再生コンポーメントをお使いの方は、QuickTime 6.4へアップグレード後、QuickTime6 MPEG2再生コンポーメントをダウンロードし、QuickTime 6.4用のコンポーネントをインストールする必要があるようです。

ただ、QuickTime 6.3 Reinstaller(6.4から6.3へ戻す)なんてものも用意されていますので、他にもなにか不具合があるのかも。ご注意下さい。

2003.10.18 PoweMac G5 2GHz Dualベンチマーク

2003.10.14 PoweMac G5 2GHz Dualベンチマークの記事を大幅に加筆修正しました。

2003.10.17 Macで始めるDTV

Macで始めるDTVを追加・更新しました。基礎知識編にいくつかのページを追加しました。まあ、気長に、気長に。

2003.10.16 アビットジャパン社からもAvid Free DVのダウンロードが開始

アビッドジャパン社がAvid Free DVダウンロード開始発表しました。また、 Avid Free DV FAQや、メニューの日本語化のやりかたなども掲載しています。

Free版ですから、当然サポートは受けられません。いろんなトラブルも生じているようですので、くれぐれも自己責任で。

2003.10.16 PoweMac G5 2GHz Dualベンチマーク.2 iDVD

引き続きまして、iDVDのMPEGエンコード比較結果です。

方法

 マシン環境

2003.10.14記載の環境

 処理

5分間のQuickTimeムービー(DV Codec)をiDVDにドラッグアンドドロップし、[状況]タブでエンコードの開始と終了を判定。

 結果

スコア:PoweMac G4 1.25GHz Dual (Mirrored Drive Doors)を100としたときの相対値。スコアが大きいほど高速

倍速:実時間に対して、どれだけ速いか。例えば、2倍速なら、1分のムービーをエンコードするのに、30秒間かかる、ということ。

CPU利用率:

[プロセスビューアー]を5秒おきに設定し、Encoder Server(←iDVDのMPEGエンコードプロセス)の値を記録(平均値±標準偏差)。

図は、[CPUモニタ]。図中左側が、エンコード開始前。

  スコア 倍速 CPU利用率(%)

PoweMac G4 733MHz

(Digital Audio)

35.8 0.51倍速

78.9±3.68

PoweMac G4 1.25GHz Dual

(Mirrored Drive Doors)

(100) 1.43倍速

151.5±8.62

PoweMac G5 2GHz Dual 130 1.87倍速

99.0±10.4

このように、iDVDでのMPEG-2エンコードにおいても、PoweMac G5 2GHz Dualの高速さが認めらます。ソフトウェアMPEG2エンコードなのに約1.9倍速で処理できてるのはご立派。

ただし、スコアについては、 Final Cut Pro 4ベンチ(複合)などでは160近くまで延びてましたが、iDVDでは高々130。少し物足りない気がしますねえ。
この理由は、CPU利用率にあります。PoweMac G4 1.25GHz Dualでは150%CPUを利用しているのに対して、PoweMac G5 2GHz Dualでは、利用率は約100%。つまり、PoweMac G4 1.25GHz Dualに比べてPoweMac G5 2GHz Dualでは約50%相当分CPUがなにもしないで寝ている(笑)、ということになります。ププロセス管理がG5 Dualに最適化されていない、もしくはiDVD(のEncoder Server)がG5 Dualに最適化されていない、といったことが疑われます。もし、PoweMac G5 2GHz DualでPoweMac G4 1.25GHz Dual並のCPU利用率だったら、スコアは195くらいが期待できるのですが...。

CPUモニタのグラフのうち、青色のバーをniceプロセスといいます。niceとは、プロセスの優先度を設定するUNIXコマンドで、Terminalでコマンドを叩くことで、そのプロセスに優先的に処理することができます。なので、後日、この辺をいじってPoweMac G5 2GHz DualでのiDVDベンチマークスコアが伸びるか、試してみようと思ってます。
あるいは、Pantherで速くなるかもね(特に、PoweMac G5なら期待できます)。

2003.10.14 PoweMac G5 2GHz Dualベンチマーク

ということで、PoweMac G5 2GHz Dualのベンチマーク結果をお送りします。続々追加して参ります。

2003.10.18追記 記事を大幅に加筆修正しました。

方法

 マシン環境

PoweMac G4 733MHz(Digital Audio):メモリ1GB。HDDはApple純正。Mac OS X 10.2.8

PoweMac G4 1.25GHz Dual (Mirrored Drive Doors):メモリ1.5GB。HDDはApple純正。Mac OS X 10.2.8

PoweMac G5 2GHz Dual :メモリ2.5GB。HDDはApple純正。Mac OS X 10.2.7

 (1) Final Cut Pro 4ベンチ(複合)

処理:ビデオ3トラック、Boris Calligraphy 2トラック、テキストジェネレータ2トラックからなる、モーショングラフィック系処理。

  スコア CPU利用率(%) CPUモニタ

PoweMac G4 733MHz

(Digital Audio)

45.2 90.5±3.78

PoweMac G4 1.25GHz Dual

(Mirrored Drive Doors)

(100) 137.3±6.23

PoweMac G5 2GHz Dual 155 137.0±4.97

スコア:PoweMac G4 1.25GHz Dual (Mirrored Drive Doors)を100としたときの相対値。スコアが大きいほど高速

 (2) cleaner 6 MPEG2書き出し

処理:NTSC DV to DVD VBRプリセット

  スコア CPU利用率(%) CPUモニタ

PoweMac G4 733MHz

(Digital Audio)

36.9 78.3±24.88

PoweMac G4 1.25GHz Dual

(Mirrored Drive Doors)

(100) 93.9±27.03
PoweMac G5 2GHz Dual 122

89.7±27.85

スコア:PoweMac G4 1.25GHz Dual (Mirrored Drive Doors)を100としたときの相対値。スコアが大きいほど高速

 (3) Final Cut Pro 4ベンチ(複合)+cleaner 6 MPEG2書き出し

処理:(1)と(2)とを同時処理。

Dual CPUマシンの場合、(1)のみの処理だと約150%程度のCPU利用率にすぎず、50%ほどCPU時間を使っていません。同様に、(2)のみの処理だと、約100%程度のCPU利用率にすぎず、100%ほどCPU時間を使ってません。(1)と(2)の処理を同時実行させると、ほぼ200%CPU時間を活用することが出来ると予想されます。
一方、Single CPUの場合、 (1)、(2)の処理だけで、ほぼ100%CPUを使い果たしているので、(1)と(2)の処理を同時実行させても
もともと余裕がないので、スコアが落ちてしまうはず。
といったねらいで、「きわめて重い処理」 をさせてみます。

  スコア

2ソフト同時実行中の
CPU利用率(%)

CPUモニタ

いずれも図中、右1/3辺りの時点でFinal Cut Proのレンダリングが先に終了し、後はcleanerのエンコード処理単独となる。

PoweMac G4 733MHz

(Digital Audio)

32.6

cleanerの利用率
44.5±4.20

FCPの利用率
45.3±2.96

Single CPUの場合、右1/3辺りの時点でFinal Cut Proのレンダリングが先に終了しcleanerのエンコード処理単独となって以降も、CPU利用率は高いまま。

PoweMac G4 1.25GHz Dual

(Mirrored Drive Doors)

(100)

cleanerの利用率
74.4±4.14

FCPの利用率
111.6±4.08

PoweMac G5 2GHz Dual 168

cleanerの利用率
75.8±6.77

FCPの利用率
111.0±4.21

スコア:PoweMac G4 1.25GHz Dual (Mirrored Drive Doors)を100としたときの相対値。スコアが大きいほど高速

 結果

CPU自体が異なっているのでクロック周波数だけで議論しても意味はないのですが、とはいっても一方で、クロック周波数向上分が性能向上の目安となるにこともまた事実です。おおざっぱに言って、クロック周波数が2倍になったとき性能も2倍になるとはいきません、速度向上は大抵1.5〜1.7倍程度となることが多いです(これまでのG4でもそうだった)。

今回の例では、単純なクロック周波数の向上は、1.25→2GHzと1.6倍になっているので、(その1.5〜1.7倍程度だと)せいぜい1.2〜1.4倍程度性能が向上すれば御の字、と思ってました。

ましてや、PowerPC G5、32bitモードでもペナルティなしに動作する、とは言われていても、実際はなんらかのペナルティが働くんじゃないかなあ、そうなると1.2〜1.4倍程度もあやしいかも、なんて危惧もしてました。

なにせPentium 3からPentiumu 4へ移行した時なんて、おなじクロック周波数なのに、Pentium 4の方が遅かった(笑)んですから。

そこでテストを行ったのですが...。

ところがどっこい。PoweMac G5 2GHz Dualの性能はPoweMac G4 1.25GHz Dual (Mirrored Drive Doors)にくらべて、Final Cut Pro 4ベンチ(複合)で約1.6倍、Final Cut Pro 4ベンチ(複合)+cleaner 6 MPEG2書き出しで、なんと約1.7倍。みごとです。ベンチマークを取る前の時点で、体感的に速いなあ、と思っていたのですが、これだけ速度が向上していると、人間の感覚でも充分気付くのですねえ。

こうなると、単純なクロック周波数の向上では説明がつかないわけで、CPU自体の違いやバス周りの一新が効果的に効いている、ということなのでしょう。

また、(1)と(2)の同時実行という「きわめて重い処理」 をさせてみますと、案の定。PoweMac G4 733MHz
(Digital Audio)では、(3)の処理の方が(1),(2)単独(=余力がもともとない)よりもスコアが落ちていますが、PoweMac G5 2GHz Dualでは((1)単独、(2)単独処理だけではまだ余力があるので)逆に(3)の処理をさせた方がスコアがあがっています。Dual CPUは、重い処理をさせてこそ恩恵があることが明確に表現されています。

ともかく、ふれこみだけでなく、DTVで代表的なアプリケーションを使っての「実効性能」においても、いかんなく高性能を発揮するPowerMac G5。これで、Final Cut ProやcleanerがG5に最適化されたり、正式に64bit対応がされたとしたら...。考えるだけでもワクワクしてきます。

まあ、これだけの高性能ですと通常の用途だと持てあますわけで、まさにDTVのような重い処理のためにこそ生まれてきたマシンといえそうです。

2003.10.11 Macで始めるDTV

Macで始めるDTVを追加・更新しました。

初級編 iMovieとiDVDを例にのiDVD関連を加筆しました。特にiDVDでDVD-Rビデオディスクを作成する(詳細)DVD-Rビデオディスク作成の4つのステップ2枚目以降のDVD-Rビデオディスクの作成トラブルか正常動作かの判断 )や、iDVDとSuperDriveでDVD-RWビデオディスクを作成して確認するをについて、新記事をおこしました。

2003.10.10 CineWave、Mac OS X 10.2.8で不具合

イメージワン社が、10月9日現在CineWaveマシンをMac OS X 10.2.8にアップデートすると問題が発生するため、同アップデートは行わないよう、緊急告知を行っています。

CinaWaveユーザの方は、ご注意を。

2003.10.08 Mac OS X 10.3 Pantherは、10月25日発売開始

アップルが、Mac OS X Version 10.3 Pantherを10月25日発売開始する、と発表しました。

Panther、Mac界としては大きな出来事でも、DTV的にはPixelet Codecくらいしか注目点はないのですが...(笑)。

2003.10.08 QuickTime Streaming Server 5、発表

アップルが、Mac OS X Server version 10.3 Pantherを10月25日発売開始する、と発表しました。

また、それにあわせて、AppleがQuickTime Streaming Server 5を発表しました。

今度、Xserveを導入するので、楽しみです。

2003.10.07 MacDTV.forum(掲示板&メーリングリスト)9月分過去ログダウンロードファイル

お待たせいたしました。MacDTV.forum(掲示板&メーリングリスト)の2003年9月分過去ログをダウンロードできます。スレッド型表示で、読みやすくなっております。

また、これまで通り、MacOS(8.5以降)のSherlockの「内容で検索(Find By Content)」を使用できるように、掲示板&メーリングリストを「1発言1ファイル」に切り分けてあります。Sherlockを使用した過去ログ検索のヒントについては、Sherlockを使ったオフライン検索法に記載してあります。

2003.10.07 Avid Free DV、リリース

Avid社から、Avid Free DV for Mac OS Xがリリースされました。

文字通り、無料版です。ダウンロードはこちらから

やっとこさ、ですね。2003年3Q中予定から、ほんのちょっとだけ遅れただけ、というのは立派かも。

2003.10.01 HDV規格確定

今年7月に、キヤノ社、シャープ社、ソニー社、日本ビクター社の4社から共同提案されていた「HDV(仮称)規格」が最終的に確定しました。

速報は2003.07.05 新ビデオフォーマット、HDV規格、発表にお伝えしているとおり、HDVは、現行DVテープを用いてHD映像の記録再生を可能にするものですが、7月の提案以降、多数の賛同を得たことから、今回、採集しようが確定した次第です。

現時点で賛同を表明している企業として、アドビ システムズ社、カノープス社、KDDI研究所社、ソニーピクチャーズデジタルネットワークス社、ユーリードシステムズ社が挙げられていますが、DVカメラメーカとしては松下電器産業社がないこと、アップルを含めDTV関連メーカがないことなどが気になりますが、HDV規格を国際標準規格とするべく活動がなされてゆくとのことで(たとえば今回HDV Format Web Siteを立ち上げたりしています)、まあ、近い将来事実上の標準規格になってゆくのでしょうね(対抗馬もないし)。

撮影したものをHDテレビに映して...というのならHDVでもよいのでしょうが、ただ、DTVユーザとしては、
編集性に劣るMPEG-2ってのはとっても困りますし、この程度のビットレートで「この程度のMPEGエンコーダ」(家庭用のHDVカメラに搭載できる程度のMPEGエンコーダって意味です)だと、もともと高画質は余り望めないので、あんまり手放しには喜べませんが。(ただし、技術的に「対抗馬」がいない、ということも理解しておりますが。Pixeletなんかどうだろう)。

余談 2003.07.05 新ビデオフォーマット、HDV規格、発表に書いたときに、あまり高画質は望めないと記載しましたが、「BSデジタルを見ればわかるように高画質は期待できる」とのコメントを頂きました。

うーん、でも、(BSデジタルを液晶TVで見ても、私個人的には高精細には違いないが必ずしも高画質とは思いませんが、それはともかく)、これは放送用のエンコーダでエンコードされたもの。家庭用のHDVカメラに搭載できる程度のMPEGエンコーダでどれだけ画質が期待できるのかな、と思ってしまいます。だって、同程度のビットレートにエンコードしたDVD-Video用MPEG-2で見ても、家庭で作る場合(DTVで、または、DVDレコーダなどで作る場合)と、市販のDVD-Videoでは、明らかに画質が違いますものねえ。

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