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News and Message
2008年01〜03月
   
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2008.03.28 Plugin Manager 1.7.3

Installer Package Iconアップルから、[ Plugin Manager 1.7.3 ]が公開されました。[ システム環境設定 ]の[ ソフトウェアアップデート ]から。

Plugin Managerは、ProKit(や旧名Pro Application Support)と同様、
Final Cut Studio、Final Cut Express、Aperture、Logic Studio等、アップルのプロ・アプリケーション共通で利用する基盤ソフトウェア。

プラグイン機能を新搭載したAperture 2.1が発表された直後のタイミングですので、このPlugin Manager 1.7.3は、Aperture 2.1対応が目的と思われます。

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2008.03.23 著作権フリー音楽CD SOUNDTEXTURES

SOUNDTEXTURES Vol.9 "Harmonic"MEDIAPLANET社が、著作権フリー音楽CD SOUNDTEXTURESシリーズの新タイトルを発売開始しました。

今回発売されたのは、SOUNDTEXTURES Vol.9 "Harmonic"です。

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2008.03.18 AfterEffectsプラグイン [ Film Fix ]

Film Fix packageフラッシュバック社が、Film Fixの発売開始を発表しました。

Film Fixは、Red Giant社開発の、フィルム修復ツール。フィルムソースにある傷、ほこり、揺れなどのトラブルの修復作業を自動処理します。

AfterEffectsプラグインソフトで、対応アプリケーションは、After Effects 6.0〜7.0(CS3には、現時点では未対応)
現時点では、Intel Mac未対応。Mac OS X 10.5 Leopard未対応。
       

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2008.03.13 HDビデオ素材集 [ Jump Backs HD Vol. 26〜30 ]

Digital Juice logoフォーカルポイントコンピュータ社が、HD CG素材集 Jump Backs HDシリーズ5製品の発売を発表しました

Jump Backsシリーズは、Digital Juice社のCG素材集。
今回発表されたのは、Jump Backs HD Volume 26: Reflective Thoughts、同 Volume 27: All Fire、同 Volume 28: High Impact X、同 Volume 29: Fireworks、同 Volume 30: Drift Away ]の5製品で、PNG ロスレス可逆圧縮、フレームサイズ1920×1080、フレームレート60fpsのQuickTimeムービー(すなわち1080/60p)で、すべて15〜30秒のループムービーになっています。

MacDTV.Newsの関連記事

[ 2007.08.22 HDビデオ素材集 Jump Backs HD Vol. 9〜12 ]
[ 2007.08.29 HDビデオ素材集 Jump Backs HD Vol. 13〜16 ]
[ 2008.02.28 HDビデオ素材集 Jump Backs HD Vol. 17〜20 ]
[ 2008.03.07 HDビデオ素材集 Jump Backs HD Vol. 21〜25 ]

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2008.03.07 HDビデオ素材集 [ Jump Backs HD Vol. 21〜25 ]

Digital Juice logoフォーカルポイントコンピュータ社が、HD CG素材集 Jump Backs HDシリーズ5製品の発売を発表しました

Jump Backsシリーズは、Digital Juice社のCG素材集。
今回発表されたのは、Jump Backs HD Volume 21: Side Scrollers、同 Volume 22: Simple Thoughts
、同 Volume 23: High Impact IX、同 Volume 24: All Particles、同 Volume 25: Fresh Crawl ]の5製品で、PNG ロスレス可逆圧縮、フレームサイズ1920×1080、フレームレート60fpsのQuickTimeムービー(すなわち1080/60p)で、すべて15〜30秒のループムービーになっています。

MacDTV.Newsの関連記事[ 2007.08.22 HDビデオ素材集 Jump Backs HD Vol. 9〜12 ]、[ 2007.08.29 HDビデオ素材集 Jump Backs HD Vol. 13〜16 ]、[ 2008.02.28 HDビデオ素材集 Jump Backs HD Vol. 17〜20 ]

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2008.03.04 AfterEffectsプラグイン [ SmoothKit Ver.2 ]

Smooth Kitフラッシュバック社が、SmoothKit Ver.2の発売開始を発表しました。

SmoothKitは、RE:Vision Effects社開発の、9つの高品質なブラー効果を装備したプラグイン。Ver.2から、3Dシステムの深度マップを利用した、被写界深度を演出する"Zブラー"などが追加されました。

AfterEffectsプラグインソフトで、対応アプリケーションは、After Effects 7.0.1〜CS3, Premiere Pro CS3、Final Cut Pro 5.1〜、Combustion 4.0.5。Intel MacにもUniversal Binary対応。      

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2008.03.03 MacDTV.forum 2月分過去ログダウンロード

お待たせいたしました。MacDTV.forum(掲示板&メーリングリスト)の2008年02月分の過去ログをダウンロードできます。

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2008.02.28 HDビデオ素材集 [ Jump Backs HD Vol. 17〜20 ]

Digital Juice logoフォーカルポイントコンピュータ社が、HD CG素材集 Jump Backs HDシリーズ4製品の発売を発表しました

Jump Backsシリーズは、Digital Juice社のCG素材集。
今回発表されたのは、Jump Backs HD Volume 17: Simply Useful II、同 Volume 18: Law & Order、同 Volume 19: Base Camp II、同 Volume 20: Ethereal の4製品で、PNG ロスレス可逆圧縮、フレームサイズ1920×1080、フレームレート60fpsのQuickTimeムービー(すなわち1080/60p)で、すべて15〜30秒のループムービーになっています。

MacDTV.Newsの関連記事[ 2007.08.22 HDビデオ素材集 Jump Backs HD Vol. 9〜12 ]、[ 2007.08.29 HDビデオ素材集 Jump Backs HD Vol. 13〜16 ]

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2008.02.26 Go with Final Cut Pro セミナー No.26(3月7日)

フォーカルポイントコンピュータ社が、Go with Final Cut Pro セミナー No.26 〜Before NAB2008〜 の開催を案内しています

● Xsan2 & Promise製RAIDについて製品概略
● Final Cut Studio 2 関連製品のご紹介
 ・ Blackmagic Design社新製品のご紹介:Multibridge Eclipse, HDLink Proのデモ
 ・SONY XDCAM EXカムコーダー「PVM-EX1」の紹介
● CalDigit 社新製品HD Pro, CalDigit Switch」の紹介

3月7日(金)、14:30〜16:30、アップル32F セミナールームにて。申し込みはこちらから。

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2008.02.25 フラッシュバック、米Artbeats社のHD素材集を発売

Artbeats logoフラッシュバック社が、SD/HD CG素材集 ARTBEATSシリーズ8製品の発売を発表しました。

同CG素材集は、ARTBEATS社の製品で、今回発売開始されるのは、

雲海 ( Cloud Plates ) 、雲海 HD ( Cloud Plates HD ) 、
雲海飛行 3 ( Cloud Fly-Thrus 3 )、雲海飛行 3 HD ( Cloud Fly-Thrus 3 HD )、
雲海飛行 4 ( Cloud Fly-Thrus 4 )、雲海飛行 4 HD ( Cloud Fly-Thrus 4 HD )
微速度撮影 空の風景 HD 2 ( Sky Effects HD 2 )、

森林火災 ( Forest Fire (V-Line) )

の8製品です。

MacDTV.Newsの関連記事

2007.06.23 フォーカル、米Artbeats社のHD素材集を発売
2007.07.21 フォーカル、米Artbeats社のHD素材集を発売
2007.09.11 フラッシュバック、米Artbeats社のHD素材集を発売

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2008.02.19 X san 2、発表

Xsan 2アップルが、Xsan 2を発表しました

X sanは、ストレージエリアネットワーク(SAN)ファイルシステムを構築するためのソフトウェア(2004.04.19 Xsan、発表)。

SANとは、こんな感じのものです。

物理的には、MacやPC(クライアント、サーバ等)と、ストレージ(Xserve RAID等)とが接続されています。

このとき、複数のMac/PC×複数のストレージの組み合わせが可能です。
接続には、FibreChannelという規格が利用されています。物理的には、MacにはFibreChannelカードを装着し、光ファイバーで結線します(FibreChannelという名称から、光ファイバー専用規格のように思えますが、規格自体は他のケーブルの利用も想定で)。プロトコールは、シリアルSCSIが一般的。

SAN環境では、どのMacからも、Xserve RAIDがFinderにマウントされているように見えます。つまり、FibreChannelを使った「LANのようなもの」を介して、Xserve RAIDなどのストレジを(LANでのファイルサーバやNASのように)共用して利用することができます。このような形態の「LANのようなもの」のことを、LAN(Local Area Network)ならぬ、SAN(Storage Area Network)と呼びます。

SANの利点は、FibreChannel接続による高速性の向上、複数ストレージを利用することによるスケーラビリティの確保、複数ユーザから利用できる等の協同性向上、LANを利用しないこと(クローズドネットワーク)によるセキュリティの確保、等の点にあります。

今回発表された X san 2では、
● 管理ツールを一新

● MultiSAN

複数のSANを利用できる機能。例えば、すでに、SAN 1とSAN 2が構築されている環境で、これまでは、1台のMacはSAN 1とSAN 2のどちらかしか利用できなかったが、X san 2では、両方を利用可能になる、というもの。そのMacには、FibreChannelカードを2枚刺しするものと思われます。

● サードパーティーのRAIDストレージハードウェアに正式対応

現時点で、Promise Technology社RAIDソリューションがサポートされています。一方で、これを機にXserve RAIDの販売が終了される、といううわさも。

等がなされています。

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2008.02.14 iLife Support 8.2 アップデート

Installer Package Iconアップルから、[ iLife Support 8.2 アップデート ]が公開されました。[ システム環境設定 ]の[ ソフトウェアアップデート ]から。

このアップデートは、iLife '08 アプリケーションで共有されるシステム・ソフトウェア・コンポーネントをアップデートするためのもので、以下の点が改善されています。

● 安定性とパフォーマンスの向上
● Aperture 2.0の重要な修正

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2008.02.13 AfterEffectsプラグイン [ Instant HD ]

Instant HDフラッシュバック社が、Instant HDの発売開始を発表しました。

Instant HDは、Red Giant社開発の、HDビデオへのアップコンバートツール。SDビデオからHDビデオへアップスケーリングを行う際、不足するピクセルを補完処理することで、高品質なHD変換が行えます。

AfterEffectsプラグインソフトで、対応アプリケーションは、After Effects 6.5〜CS3, Premiere Pro CS3、Avid Xpress Pro 5.6以降, Media Composer 2.6以降、Final Cut Pro 5.1.4〜6.0。Intel MacにもUniversal Binary対応。

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2008.02.09 Media100 Version 12 HDワークフローセミナー(2月26日)

カシア社が、Media100 Version 12 HDワークフローセミナーの開催を発表しました

2月26日(水)15:00〜、東京都港区のトスラブ山王保険会館にて。申し込みはこちらから

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2008.02.08 QuickTime 7.4.1 アップデート

QuickTime Player Iconアップルから、[ QuickTime 7.4.1 アップデート ]が公開されました。[ システム環境設定 ]の[ ソフトウェアアップデート ]から。

● セキュリティ問題の解決
多数の不具合の修正       

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2008.02.06 ProKit 4.5 アップデート

Installer Package Iconアップルから、[ ProKit 4.5 アップデート ]が公開されました。[ システム環境設定 ]の[ ソフトウェアアップデート ]から。

内容、及びバージョンナンバーからして、これまで、Pro Application Support(プロアプリケーションサポート)と呼んでいたものに相当すると思われます。

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2008.02.05 MacDTV.forum 01月分過去ログダウンロード

お待たせいたしました。MacDTV.forum(掲示板&メーリングリスト)の2008年01月分の過去ログをダウンロードできます。

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2008.01.26 AJA Video社、KONA Ver 5.1、Io HD Ver. 5.1を公開

AJA Video Systems社が、同社Konaシリーズ用のKONA 5.1 Software、Io HD用のIo HD driver Ver. 5.1の公開を発表しました。

Io HD driverについては、Ver.1.1から5.1へと一気にバージョンナンバーが上がっていますが、これは、KONAソフトウェアのバージョンナンバーにそろえるため、とのことです。

KONA 3KONA 5.1 Software

対象ハードウェア:KONA 3、KONA 3X、KONA LH/LHe、KONA LS/LSe、KONA 2

改善点
● すべてのインターレースフォーマットにおけるテープに編集時の フレーム精度を改善
● MotionとAfter Effectsにおける10ビット RGB出力を改善
● 管理者権限がなくてもコントロールパネルのプリセットを保存で きるように改善
● Final Cut ProとMotionを切り替える場合にシンクが 外れる場合があった問題を改善
● デスクトップモードで運用時にAfter Effectsがクラッシュする問題を解決
● KONAがデフォルトモードに切り替る際、カスタムテストパ ターンがリセットされるように改善
● テープに編集およびビデオキャプチャー時のRS422マシンコ ントロールを改善

Io HDIo HD driver Ver. 5.1

対象ハードウェア:Io HD

新機能
● HDMI出力端子から、HDMIプロトコル出力に対応
 (HDMI to DVI変換アダプタを用意すればDVI出力も可)
改善点
● すべてのインターレースフォーマットにおけるテープに編集時の フレーム精度を改善
● MotionとAfter Effectsにおける10ビット RGB出力を改善
● 管理者権限がなくてもコントロールパネルのプリセットを保存で きるように改善
● Final Cut ProとMotionを切り替える場合にシンクが 外れる場合があった問題を改善

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2008.01.24 After Effects CS3 Professional 8.0.2 update

After Effects CS iconAdobe Systems社からAfter Effects CS3 Professional 8.0.2 updateが公開されました。

● Panasonic P2 formatのサポート
● Mac OS X 10.5 Leopard の互換性
● Mac OS X v10.4.10と10.5環境下でサポートされているビデオカードでのOpenGL対応
● その他の重要なフィックス

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2008.01.23 MacDTV.forum 12月分過去ログダウンロード

お待たせいたしました。MacDTV.forum(掲示板&メーリングリスト)の2007年12月分の過去ログをダウンロードできます。

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2008.01.16 QuickTime 7.4 アップデート

QuickTime Player Iconアップルから、[ QuickTime 7.4 アップデート ]が公開されました。[ システム環境設定 ]の[ ソフトウェアアップデート ]から。

● セキュリティ問題の解決
多数の不具合の修正       
● iTunes のサポート

2008.01.18追記

なお、QuickTime 7.4以降、QuickTime書き出しの際に、以下の古いCodecが使えなくなりました。

BMP、モーションJPEG A、モーションJPEG B、グラフィックス、ビデオ、コンポーネントビデオ、シネパック、H.261、H263、Planar RGB、Sorenson Video、Sorenson Video 3、TGA、TIFF

とはいえ、古いCodecも使えなくなった訳ではなく、[圧縮プログラム]の選択肢で表示されなくなっただけです。
古いCodecを表示し、これらのCodecで書き出ししたいときには、[QuickTime]システム環境設定の[詳細]タブ

QuickTimeシステム環境設定

で、[レガシーエンコーダを表示]をチェックします。(Apple Support Knowledge Base TS1149参照)

レガシーエンコーダを表示

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2008.01.16 iMovie 7.1.1 アップデート

iMovie 7 Iconアップルから、[ iMovie 7.1.1 アップデート ]が公開されました。[ システム環境設定 ]の[ ソフトウェアアップデート ]から。

● .Mac ウェブギャラリーにムービー公開する際の問題を解決
● 全体的な安定性の向上
● その他の小さな問題への対処

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2008.01.13 MacDTV of the year 2007-2008は、Apple ProRes 422

MacDTV of the year AwardMacDTV of the year 2007-2008は、Apple ProRes 422に決定。

2007年を振り返って頂き、一押しDTV製品・出来事などを投票頂きましたが、今年は、Apple ProRes 422が首位となりました。

ご投票頂いたみなさま、ありがとうございました。詳しくは、こちらから

2007年のMac界の話題は、やはりHDビデオ編集環境の着実な進歩・定着。これを受けて、今年はプロ向けHDの話題と、コンシューマ向けHDの話題、がっぷり四つの対決となりました。

プロ向けHDビデオ編集に関しては、やはり、Apple Pro Res 422とFinal Cut Pro 6をコアとした、画質も容認でき、且つ実用的でもある、HDビデオ編集環境の登場が大きかったように思います。このことから、第1位にApple ProRes 422、第4位にFinal Cut Pro 6がランクインしました。また、第8位にはIo HDも。

一方、コンシューマ向けのHDビデオに関しては、第2位にAVCHD編集。iMovie '08もVCHDに対応しましたし、Final Cut Express 4も第7位に食い込んできました。
第4位のiLife '08については、iMovie '08の評価は、iMovie 6に比べるとスペックダウンだ、いやいやそれは認めるがそれに勝る進歩を評価したい、という両意見が分かれましたが、 おおむね好評?!といったところでしょうか。一方、変化のないiDVDにはみなさん苦笑されているご様子ですね。

一方、第3位にランクインしたのは、iPod Touch。モバイルビデオ再生環境としての新たな革命の始まりを予感させます。
個人的には、AppleTVに投票がなかったのが...。ぜひ今年はAppleTVのてこ入れが欲しいところです。

ご投票頂き、ありがとうございました。詳しくは、こちらから

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2008.01.07 新Mac Pro、登場

Mac Pro第2世代Mac Pro(early 2008)が登場しました。

標準構成が、2.8, 3, 3.2GHzのQuadコアXeonプロセッサのDual構成で、計8コア。(BTOでQuadコアプロセッサのSingleも可)。

先代の8コアMac Proと比較して、解説します。

先代の8コアMac Pro:
2007年4月登場。3GHzモデルのみの構成。サポートネームは「Mac Pro (8-core) 」。
本記事では、以下「8コア 3GHz Mac Pro(旧モデル)」と表記します。

8コア 3GHz Mac Pro(旧モデル)に搭載されていたクワッドコア(4コア)CPUは、Xeon 5300 (コードネームClovertown)、今度のMac Proのは、Xeon 5400 (コードネームHarpertown)。

Xeon 5300シリーズと5400シリーズの比較表は下記のとおりです(Mac Proに関連するモデルのみ記載)。

クロック周波数 プロセッサナンバー L2キャッシュ容量 システムバス(FSB) TDP
Xeon 5400 (Harpertown)
3.2 GHz X5482 12MB   1600 MHz   150 W
3 GHz X5472 120 W
2.8 GHz E5462 80 W
Xeon 5300 (Clovertown)
3 GHz X5365 8 MB 1333 MHz 150 W
以下、8コアMac Pro(旧モデル)では採用されなかったが、以下のモデルもラインナップされています。
2.66GHz X5355   8 MB 1333MHz   120W
2.33GHz E5345 80W
2GHz E5335 80W

Xeon 5400シリーズの主立った特徴を簡単にいうと、

(1) 45nmプロセスの採用により、

(1-1) 省電力化

TDP値を見てください。3GHzのXeon 5300(X5365)は、150W。
ところが、Xeon 5400では、同一クロック周波数(3GHz)のTDP値は、120Wに下がっています。あるいは、同じTDP(150W)なら、3.2GHzにクロック周波数を上げることが出来ます。

(1-2) 高集積化

ダイの大きさは、107×107mmに(Xeon 5300 Clovertownは143×143mm)。
また、ただ、高集積化により総面積を小さくするだけでなく、L2キャッシュも8MBから12MBに増容量したり、新命令セットSSE4などを搭載する余地もでき、高集積化は性能の向上にも寄与しています。

(2) メモリコントローラハブ i5400の採用により、

新Mac Proでは、CPUだけでなく、メモリコントローラハブ(MCH)もi5400(PCI Express 2の仕様から見て、i5400Xだと思われます...)に一新されています。これにより、

(2-1) システムバスの高速化

これは、新Xeonと新チップセットの合わせ技で可能になりました。
8コア 3GHz Mac Pro(旧モデル)では、「CPU : Xeon 5300、メモリコントローラ : i5000X」の組み合わせでしたが、この時のシステムバス(CPU−メモリコントローラ間。FSB(Front Side Bus)ともいう)は、1333MHzでした。
新Mac Proの「CPU : Xeon 5400、メモリコントローラ : i5400」の構成では、システムバスは1600MHzに向上しています。

なお、8コア 3GHz Mac Pro(旧モデル)のボトルネックは、このシステムバス(FSB)です。MacDTV.comの編集後記?? Mac.una Matata!!で解説してます。

(2-2) メモリバスの高速化

8コア 3GHz Mac Pro(旧モデル)では、メモリはDDR2 667 FB-DIMM規格を採用しており、メモリバス(メモリコントローラ−メモリ間)は、667MHzでした。
新Mac Proのメモリバスは800MHzに向上しています。そのため、使用するメモリは、DDR2 800 FB-DIMM規格のものでなければなりません。

当面、DDR2 800 FB-DIMMの入手困難・高価に直面すると予想されます。なにしろ、他のパソコンでは、DDR2 800 FB-DIMMは採用されていませんから。

(2-3) PCI Express 2の採用

8コア 3GHz Mac Pro(旧モデル)ではPCI EXpressでしたが、メモリコントローラ i5400採用により、ローカルバスはPCI Express 2に向上しています。
なお、I/Oコントローラハブ(ICH)は、i6321のまま変更ありません。

以上、まとめますと、下表のとおりです。

   8コア 3GHz Mac Pro(旧モデル)

今度の8コアMac Pro

  サポート名 Mac Pro (8-core)

Mac Pro (early 2008)

CPU
       プロセッサーシリーズ名 Xeon 5300 Xeon 5400
コードネーム Clovertown Harpertown
製造プロセス 65nmプロセス 45nmプロセス
動作クロック周波数

3 GHz

Xeon 5300シリーズには、
他にも2.67, 2.3, 2GHzなどもあり

2.8, 3.0, 3.2GHz
L2キャッシュの容量 8MB 12MB
FSB 1.33 GHz 1.6 GHz
チップセット
       メモリコントローラハブ(MCH) Intel 5000X

Intel 5400(たぶん5400X)

メモリバス 667MHz 800MHz

メモリの規格

DDR2 667 FB-DIMM DDR2 880 FB-DIMM
I/Oコントローラハブ(ICH) Intel 6321

Intel 6321

ローカルバス
(グラフィックス用)

PCI Express 1:16レーン×2

PCI Express 2:16レーン×2

ローカルバス
(拡張スロット)
PCI Express 1:4レーン×2 PCI Express 1:4レーン×2

 

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2008.01.03 MacDTV.comの更新、再開いたします

News logo管理者不在のため、MacDTV.comの更新をしばらくお休みしておりましたが、本日から再開します。

また、滞っていたMacDTV.forumの入・退会手続き、Webからの投稿につきましても、順次再開致しております。お待たせして申し訳ありませんでした。

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2008.01.01 新年のご挨拶

News logo明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

MacDTV.comも、1998年1月に開設してから、ついに10周年を迎えました。よく続いたよなあ、と感慨もひとしお。これも、みなさまのご愛顧の賜物、改めて感謝申し上げます。

さあ、今年もエキサイティングな年でありますように。

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