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| MacDTV.com | AVCHDのFront Page |
2007.07.23初稿
2007.11.23改訂 |
AVCHD 読み方:エーブイシーエイチディー 。Advanced Video Codec High Definitionの略。
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HDビデオ映像を各種メディアに収録するための規格。
ビデオデータはMPEG-4 AVC/H.264、オーディオデータはドルビーデジタルAC-3、多重化にはMPEG2-TSが用いられています。これらのビデオ・オーディオデータは、HDD、フラッシュメモリ、DVDメディア等の"メディア"上に収録されます。
記録方式にAVCHD規格を採用したビデオカメラ。
収録メディアは、HDD、フラッシュメモリ(SDメモリカード、MemoryStick等)、DVDメディア(DVD-R/RW等)。
なお、ビデオカメラに搭載するために、(標準の12cmではなく)8cmサイズのDVDメディアが採用されていますちなみに、8cm DVDの容量は、1層で1.4GB、2層式メディアで2.8GBです。(大きさを気にしないならば12cmサイズでもいいはずですが、そんな製品は(今のところ??)発売されてません)
フラッシュメモリの場合、FATを採用しているものがほとんど。ちなみに、従来のフラッシュメモリではFAT16が採用されてきましたが、昨今のメディア大容量化に伴いFAT32へ変更されています。
例えば、SDメモリーカードは、ファイルシステムがFAT16だったので、2GBを超える高容量化は不可能でした。そこで、新たに登場したSDHCメモリーカードでは、FAT32フォーマットに変更することで大容量化を可能としました(もちろん、SDHCメモリーカードでは大容量化だけでなく、高速化も図られています)。
HDD収録タイプの場合、HDDのフォーマットを意識する必要はありません。HDD内蔵型AVCHDカメラのほとんどは、USBストレージクラスに対応するため、MacとUSB接続すると、HDDがデスクトップにマウントされ、FinderでHDD内のファイルを扱えるからです。
DVDの場合、フォーマットとしてUDF 2.5が採用されていています。
UDF 2.5がサポートされているMac OS X 10.5 Leopardでは、Finderで読み書きできます。しかし、それ以前のMac OS X(Mac OS X 10.4.x Tigerやそれ以前)ではUDF 2.5非サポートなのでFinderで読み書きできません( [ Macでの編集 ]の章の注意事項参照)。
HDビデオデータをMPEG-4 AVC/H.264で、オーディオデータをAC-3で、それぞれ圧縮することで、総ビットレート18Mbps以内に抑えていています。
1080/60i(フレームサイズ:1920×1080または1440×1080)、720/60p(フレームサイズ:1280×720)などのHDビデオをMPEG-4 AVC/H.264で圧縮しています。
1080/60iの場合、フレームサイズは1920×1080または1440×1080と規定されています。
現在のところ、各社から発売されているAVCHDビデオカメラは1440×1080収録が主流ですが、Panasonic社の一部機種では1920×1080の撮影が可能です(HFモード)。
また、SDビデオもサポートされています。
ドルビーデジタルAC-3、5.1chサラウンド対応
MPEG2-TS
大半のDVD/HDDレコーダでは、(たとえ、メモリスロットが存在していたとしても)AVCHDの再生はできません。
しかし、最近のBlu-ray Discプレーヤ/レコーダやDVD/HDDレコーダの中には、AVCHDデータを再生できる機種も登場しています。これらの機種では、撮影したフラッシュメモリをメモリスロットに挿入するだけです。
AVCHDビデオカメラで収録したDVDメディアは、通常の"DVD-Video"(SDビデオをMPEG2で圧縮...)とは異なるため、普通のDVDプレーヤでは再生できず、AVCHD再生に対応したDVDプレーヤが必要です。現時点では、一部のBlu-ray Discプレーヤ/レコーダ、一部のDVD/HDDレコーダ、PlayStation 3が、"AVCHDが収録されたDVD"の再生をサポートしています。
MPEG-4 AVC/H.264/AC-3というデータ形式は、次世代DVDでも採用されているため、AVCHDビデオカメラと次世代DVDとは相性がよいといえます。たとえば、Blu-ray Discレコーダの中には、AVCHDデータのまま転送し、Blu-ray Disc Videoを作成する機能を有する機種もあります。
DVD-Videoは、SDビデオのためのものなので、(AVCHDに限らず)HDビデオを収録することはできません。このため、AVCHDデータをDVD-Videoに収録する際には、SDビデオに変換(MPEG2で圧縮され、HDからSDへとダウンコンバート)されてしまいます。
Final Cut Studio 2(2007年7月に国内発売開始)に含まれるFinal Cut Pro 6で、AVCHDビデオカメラからの取り込みに対応しました(正確には、Final Cut Pro 6.0.1以降)。
当初、Final Cut Pro 6.0〜6.0.1では、1920×1080サイズのAVCHD取り込みの際に不具合(AVCHD 1920×1080を取り込むと、2560×1080のムービーに変換されてしまう不具合)が生じていましたが、Final Cut Pro 6.0.2(2007年11月中旬)により、この不具合は解消されました。
iLife '08(2007年8月に国内発売開始)に含まれるiMovie 7で、AVCHDビデオカメラからの取り込みに対応しました。
当初、iMovie 7.0.xでは、1920×1080サイズのAVCHD取り込みの際に不具合が生じていましたが、iMovie 7.1(2007年9月下旬)により、この不具合は解消されました。
Final Cut Express 4(2007年11月に国内発売開始)で、AVCHDビデオカメラからの取り込みに対応しました。
当初から、AVCHD 1920×1080でも不具合はありませんでした。
いずれのソフトにおいても、以下のような制限事項が存在しています。
取り込み:
● 取り込み操作の実際
MacとAVCHDビデオカメラをUSBで接続し、iMovie 7やFinal Cut Pro 6を起動すると、これらのソフト上でメディアが認識される、というのが基本です。Finder上でメディアが見えるとは限らないので、これらのソフト内からAVCHDデータをハンドリングします。特に、HDD搭載タイプのAVCHDビデオカメラの場合は、HDDを取り外しできませんから、こうする以外に手はありません。
フラッシュメモリの場合、上記の基本操作のほか、カードリーダーを使って直接(=AVCHDビデオカメラ経由でなく)読み込めることも多いようです。この場合、Finderを使って、AVCHDファイルをコピーすることも可能なことがほとんど(フラッシュメモリのファイルフォーマットがFATであれば)。
DVD("AVCHDデータが収録されたDVD")の場合、MacのDVDドライブに挿入しても、(デスクトップ上にマウントはされるが)Finderでの操作(コピー、消去などすべて)はできません。この理由は、"AVCHDデータが収録されたDVD"で採用されているファイルシステムUDF 2.5は、Mac OS X 10.4.x Tigerやそれ以前ではサポートされていないためです。
Mac OS X 10.5 Leopardではサポートされる予定なので、いずれ解決の見込みです。それまで待てず、Mac OS X 10.4.x TigerでUDF 2.5のメディアを読み込みたいなら、UDF 2.5, 2.6が読めるソフトReadDVD!があります。
● PowerPC系Macの場合
iMovie 7やFinal Cut Pro 6のAVCHDデータの取り込みはIntel Macのみで可能であり、PowerPC系MacではAVCHDデータの取り込みはサポートされていません。
PowerPC系Macの場合、Voltaicというソフトを使えば、AVCHDファイル(*.MTS or *.m2ts)をQuickTimeムービーに変換できます。このQuickTimeムービーは、Apple Intermediate Codecで圧縮されたものであるため、iMovie 7やFinal Cut Pro 6はもちろん、iMovie HD 6、Final Cut Pro 5、さらにFinal Cut Express HD 3以降でも編集可能です。
● 取り込み時の5.1chオーディオの扱い
AVCHD規格上は5.1chサラウンドに対応しており、現行のAVCHDビデオカメラの中には、5.1chサラウンドで録音できる製品も発売されているにもかかわらず、iMovie 7、Final Cut Pro 6とも、取り込み時に5.1chサラウンドはステレオに変換されてしまいます。
ただし、これが残念かというと、実際的には大して惜しくありません。というのも、「5.1chサラウンドで録音できるAVCHDビデオカメラ」とはいっても、これら製品の内蔵マイクによる録音など正直大したことはないからです(まともに5.1chオーディオを収録したいなら、内蔵型マイクなどでは手に負えませんから)。
編集:
AVCHD形式のまま編集(native AVCHD編集)が可能なわけではなく、別Codecへの変換(TransCoding)がなされた後に編集できる仕組みになっています。
iMovie 7、Final Cut Express 4の場合、Apple Intermediate CodecへTransCodingされます。
Final Cut Pro 6の場合、Apple Intermediate CodecかApple ProRes Codecか、どちらかをTransCodecとして使用するかを選択できます。
書き出し:
Macで編集が完了した作品を、AVCHDデータへと書き出して、元のメディア(HDD、フラッシュメモリ、DVDメディア等)に書き戻すことはサポートされていません。
つまり、せっかくHDビデオを編集したとしても、現状では(AVCHDビデオカメラに書き戻せない以上)、別のHDビデオ機器を所有していないかぎり*)、家庭用HDTV(液晶/プラズマ等のいわゆる薄型TV)で見ることはできず、Mac上で見るしか手がない、ということです。
*) 別のHDビデオ機器を所有していないかぎり
例えば、HDVカメラを所有していれば、Final Cut Pro、Final Cut Express、iMovie HD 5〜6(iMovie 7にはHDV書き出し機能非搭載)からHDVテープ書き出しをすることで、家庭用HDTVで再生できます。
あるいは、例えば、ハイビジョンHDDレコーダの一部機種で、iLINK(MPEG2TS)を入力できる場合、Final Cut Proから書き出し出来ます。
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