2006.08.04 WWDC2006で"Mac Pro"は出るか

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最近Macのニュースも夏枯れ気味。08.07から開催されるWWDC2006までは、こんなかんじなのでしょうか。

わたしの興味は、発表されるであろう"Mac Pro"に絞られています。Mac OS X 10.5 Leopardは機能紹介程度でしょうから。それにくらべて、Mac Proは、発表、即、発売開始までも期待したい、それくらい興味あります。

とはいえ、Mac Pro、うわさのとおりほとんど予想ができてて、

CPUは、
上位モデルはXeon 5100(Woodcrest)のデュアルプロセッサ構成、
下位モデルがCore 2 Duo(Conroe)のシングル、
といったところでしょうか。

Intelの最新のプロセッサ、Woodcrest、Conroe、Meromは、いずれもデュアルコア。基本構造も同じCoreマイクロアーキテクチャを採用しており、いわば三兄弟。そのうち、Woodcrestだけが、デュアルプロセッサに対応しています。2コア×2プロセッサのQuad Coreにできることが"PowerMac G5 Quadの後継"と呼べる要件なので、当然、最上位モデルは、WoodcrestのDualになるでしょう。

一方で、下位モデルは、デュアルプロセッサでなくともよいので、Conroeでよいでしょうね(ちなみに、おそらくCorue搭載のiMacもすぐにリリースされるはず。Intelからの供給が十分なら)。

ただ、ミドルレンジだけは、予想が難しく、「Woodcrestのデュアルで、クロック周波数が低め」なのか、「Conroeシングルで、下位モデルよりはクロック周波数が高め」なのか。(Woodcrestのシングル構成、というのは、あまり意味がありません。Dualにしない以上、ConroeでなくWoodcrestを選択しなければならない理由がありませんので)。

内部インターフェースは、拡張カードスロットも、GPUカード接続も、PCI Express。
外部インターフェースには、Fire800も搭載(←Appleの意地で(笑))。ただし、今となってはユーザとしては、Fire800に固執せずとも、eSATA(シリアルATAの外部ドライブ接続用)の方が使い勝手がいい、という気もしますが。

Blu-ray Discドライブの搭載は、見送り。

新ディスプレイシリーズが、Mac Proと同時に登場するかどうかは、微妙、と読みます。

新ディスプレイ登場の動機のひとつには、Final Cut Extreme(2006.01.06 Final Cut Extremeなるうわさ)で扱う4K digital cinema(4096×2160、24p、10bitカラー)への対応という意味もあるので、じゃあ、それが"今"なのかというと、今じゃなくてもいいような。それよりも、Final Cut Extreme発表時の方がインパクトがあるかも。
とはいえ、もしそうだとしても、上位モデル以外なら登場してもかまわないんですよね。最上機種発表はFinal Cut Extreme発表まで取っておくとして...。

まあともかく、登場時期は別として、新ディスプレイではUDP接続(DVI上位互換)でしょうから、そうなると今回のMac Proで採用されるGPUカードにはUDPポートが搭載される始めるのでは。当面は、DVI変換アダプタを使うことになるのでしょうが。

ともかく、Mac Proは、発表、即、発売開始までも期待したいところです。なにしろ、わたし、PowerMac G5 2GHz Dualのまま3年間更新してませんので、さすがにそろそろ...。

続きます。

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