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Echo Fire 2.0

2001.09.26初稿
2001.10.09更新


ここでは、SyntheticAperture社のプラグインソフトEcho Fire 2.0のご紹介をお送りします。現時点では、この記事、書きかけのドラフト版ですが...。

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フラッシュバック社さまのご協力で、Echo Fire 2.0というソフトを試用しています。これは、どういったソフトかというと、PhotoshopやAfter Effectsといったソフトで作業中、画面をDVカメラに出力し、NTSCモニタ上で見たときの色味を作業中に確認できる、という玄人筋のソフトです。

   

なんのためのソフトなのか。

なんのためにこんなソフトが存在するか、というと、Macモニタ上の色味(RGB色空間)とNTSCモニタ上の色味(YUV色空間)が違っているので、最終的にDVレンダリングしてDVカメラに出力してみないと、どんな色に見えるかわからない、という事情があるからです。

こうなる原因には、いくつかありますが、ひとつには、輝度・色差レベル(RGB 0-255レンジとするか、16-235レンジとするか)の問題、ひとつには、NTSC安全色の問題があります。

この辺りの諸問題を理解しないとEcho Fireの意義も判らないわけで、この点の解説こそ重要なわけですが、現時点ではまとまった解説記事をご用意できていません。まとまった解説は追々追加して参りますが、取りあえずは散発的な解説記事として、
  Mac DTV研究室の「DVレンダリング時の白クリップ」問題
ビデオの色
をご覧ください。散発的で申し訳ありませんが。

Echo Fireは、

Mac上での合成・描画作業途中に、DVカメラを経由してNTSCモニタに出力できるので、作業途中でも出来上がりの色味を確認するため、

合成・描画作業時のカラースペースを調整することで、最終作品(DV出力)の色味のトラブルをあらかじめ回避するため、

に用いる、気の利いたソフトです。

Echo Fireは、RGB 0-255とするか、ITU.R 601の16-235レンジも選択できますし、セットアップレベルを0IREとするか7.5IREとするかも選択できます。

   

なにができるソフトなのか。

アクションボタンを押すだけで、PhotoshopのウインドウをDVカメラに出力できます。描画の際の色選択もVideoPicker機能により、輝度レベルにも気を配った配色が可能です。

After Effectsでタイムラインを再生すると、同時にDVカメラでも出力されます。RAMプレビューを向上させるRapid Preview機能も便利です。

QuickTime Player(やその他の指定したソフト)から直接DVカメラに出力(書き出し)できます。

 

といった様々な点で、FireWireからのDVカメラ出し機能にこだわった気の利いたプラグインソフト、といったものです。いやあ、Macらしいなあ(Windows+OHCI対応FireWireカードでもできるようになるのかなあ)。

では、順にご紹介してゆきましょう。

 

PhotoshopにみるNTSC出力時の「色の問題」

After Effects

QuickTime Player(やその他のアプリケーションから)DV出力

Echo Fire付属のその他のツール

 

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