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DVレンダリング時の白クリップ

1998.05.30初稿
2001.04.03改訂


この記事では,DVでレンダリングしたときのみ,白の階調表現が変わってしまう現象について検証した結果をまとめました。

ここをごらんください

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なお、白クリップ問題については、現時点で、以下の通り解決が図られています。

Radius DV Codec

Radius DV Codecについては、EditDV 1.5以上ならば、クリップしなくなりました。従って、現行のEditDV、EditDV unplugged、MotoDVなどを使用する限り、白クリップは起こりません。

Apple DV Codec

Apple DV Codecは、QuickTime 3.xおよび4.xベースのApple DV Codecの場合は、白クリップします。

従って、上記環境下でPremiere 5、Final Cut Pro 1.2.1などを使用すると、白クリップが起こります。

ただし、Final Cut Pro 1.2.5の場合は、アプリケーション側で対応(YUV処理+スーパーホワイト対応)措置が執られているため、上記Apple DV Codec環境下でも、白クリップしません。

DV Tool Kit

DV Tool Kitは、Adaptec DV Codec(やFireSOFT)の流れを汲むDV Codecですが、これをApple DV Codecの代わりに使えば、PremiereやFinal Cut Pro 1.2.1でも白クリップしません。

なお、FCP1.2.5ではDV Tool Kitは非常に不安定ですので、注意してください。また、DV Tool Kit(やFireSOFT)は、上記2つのDV Codecにくらべ、不安定な印象があります。


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