2005.07.20 Spotlight

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Tigerの新機能として鳴り物入りで登場した、Spotlight。最初に何時間か索引を作ってしまえば、あとは快適、のはずなのですが、でも、私にとっては使いにくいです。
私が使いにくさを感じるシチュエーションは、以下の2つ。

● 索引を作るタイミングをユーザが制御できないこと

まあ、通常のユーザはいいです、HDDは内蔵の1台と、せいぜい外付けHDDを1〜2台、といったところでしょうから、索引が完成するまで我慢すれば。でも、DTVユーザのように、HDDカートリッジをいくつも差しかえる、といったヘビーを使い方をする場合、HDDカートリッジを差し込むたびに、索引を作(ろうとして、CPU資源とHDD転送能力を奪われ)るのは、うっとおしいったらありゃしない。
あるいは、DTVでは、今まで使っていたHDDを初期化してクリーンナップするために、別のHDDにデータ待避、なんてことは、頻繁に行いますよね。この際にもいちいち索引が出来上がるまでまたないといけない。

[Spotlight]システム環境設定の[プライバシー]タブでこれらのHDDカートリッジを登録すれば索引作りは行われないのですが、問題は、いったんそのHDDカートリッジを外してしまうと、登録したHDDカートリッジを忘れてしまうので、差し込むたびにプライバシーに登録しないといけないのはたまりません(ですよねえ?)

● [Spotlight]システム環境設定の[プライバシー]で除外すると、単純なファイル検索(ファイル名や日付のみで絞り込む)すらできなくなってしまうこと。

Mac OS X 10.3までだと、単純な[ファイル検索]と[内容で検索]の二本立ての仕組みでした。で、内容で検索(一旦索引を作るタイプです)をオフにしておいても、ファイル名・日付・拡張子や種類などのファイル属性をキーとした単純なファイル検索はできました。ところが、Spotlightでは、[Spotlight]システム環境設定の[プライバシー]で除外すると、単純なファイル検索(ファイル名や日付のみで絞り込む)すらできなくなってしまいます(ですよねえ?)。

つまりです。

内蔵HDDにある「xJkry」というファイル、たしか、外付けHDDにもバックアップを取っておいたはずだけど、大丈夫かな?、どこだったかな?、

といったケースでは、Mac OS X 10.3までだと、外付けHDDをマウントさせて、ファイル名「xJkry」をキーにして、単純にファイル検索するだけです。逐一探すので、ちょっと待たされますが、数分以内に探し出すことが出来ます。
ところが、Tigerのspotlightでは、外付けHDDの索引が出来上がるまで、なにもできないのです。

● 索引を作るタイミングをユーザが制御できること(今は索引作りをしてはならない)
● [Spotlight]を切っていても、単純なファイル検索はできること
これらは、後ろ向きではありますが、切実なるリクエストです。

どうせ索引を作るなら、外付HDDをつないでない状態でも「外付けHDD内のファイル」を検索できる(なんと言う名前のHDDカートリッジ上にあるかが、接続しない状態でもわかる)といいのにね、というのは、前向きなリクエスト。

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