地上波デジタル放送も始まりまして、ちょこっとテレビを買い換えたいこの頃。
        
        わたしの部屋では、机の上に松下電器産業のTX-D5L31TN-Jという、PC/TV両用液晶モニタ
    を置いてます(机の上には、ほかにPC用の17インチ液晶(Eizo
    FlexScan
    L565)が)。
    これ、とっても便利できれいなのですが、今となっては不満もちらほら。
    
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    AV入力:TX-D5L31TN-Jは、コンポジット/S端子が2系統、コンポーネント端子が1系統。まあ、今のこのデジタルTV時代では、これに加え、D端子、しかもD4端子が欲しいところです。
    
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    PC入力:TX-D5L31TN-Jは、アナログRGB(DIN
    Sub
    15ピン)だけなので、DVIとアナログRGBの2系統が欲しいところです。
    
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    TVチューナー。これは地上波アナログTVだけでいいです。地上波/BSデジタルは、別途チューナやCATVセットトップボックスがありますので。ただ、地上波アナログチューナにはゴーストキャンセラが欲しいなあ。
    
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    画面サイズ:机に置きたいので、最大17インチ程度まで。
    
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    液晶サイズ:TX-D5L31TN-Jは1024×768まで。今となっては、もっと高精細のものが欲しいです。特に、1600×1024(や1920×1200)といったワイド液晶が。
    
    ご存じのとおり、液晶モニタは、液晶サイズと表示サイズとが一致(ドット・バイ・ドット)しているとくっきり見えますが、例えば1024×768の液晶で、720×480サイズのビデオ画像を全画面に表示させると、画像の精細感が今ひとつになる欠点があります。PCでもそうですが、接続した液晶モニタの液晶サイズとPCのディスプレイ解像度設定とをあわせておかないと、ぼけますよね。それと同じで、解像度液晶1ドットに映像1ドットを対応させる表示ならばくっきりしているのですが、どうしても、縦480を768へ、横720(の矩形ピクセル)を1024へと約1.5倍拡大表示することになります。それで、細かいところがぼやっとしてしまうのですね。
    リビングで見るような一般的な液晶テレビなら、それでもいいです。離れて見るとそれほど気にならないので。ですが、今回のように机に置いて間近から見る、といった時には、こんな風に精細感が失われるのが魔についてしまい、残念でなりません。
    
    こんなことを考えると、垂直方向のドット数が1024確保してあると、525i(480)の場合960ドットで表現、1125i(1080)なら上下を少し削って1024ドット、750p(720)なら720ドットというように、「整数倍」となるように表示すれば、原理的に精細感がなまることがありません。
    また、
    水平方向を考えると、ワイド表示のためには、水平方向は最低1600ドットは必要でしょう。
    
    といった意味で、1600×1024や1920×1200といったワイド液晶が欲しい、そんな時代になりました。
    さて、こんな仕様を満たすPC/TV両用液晶モニタがあるのか?。ここが問題です。
    
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    続きます
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