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CHAPTER1.4 さまざまなDTVシステム形態 |
2000.01.31初稿
2004.11.15改訂 |
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各種Macintoshを利用したDTVシステムについて解説します。家庭用DTVの場合には、大きく分けてアナログノンリニアとDVキャプチャーの2つの選択肢があります。
書籍版「Mac de DTV Macでお手軽ビデオ編集」31ページ〜
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DVノンリニア
DVカメラのDV端子(i.LINK)から、DVカードやPowerMac G3 Blue&WhiteのFireWire端子へと、デジタル(DV)データ転送することで、MacのHDDに取り込むやりかたです。
画質は、DVカメラで撮影したデータがまったくそのまま送られてきますので、すごくいいです。アマチュアなら、たぶん不満はもちません。
この場合だと、使用可能カメラは以下の条件を満たす機種に限定されてしまいます。
DV方式のカメラであり、
さらにDV端子が搭載されていること、
さらに、DVカードやPowerMac G3 Blue&Whiteのドライバが対応している機種であること、
具体的には、DVカメラ・デッキとの相性情報をご覧下さい。
ドライバが対応しているDVカメラを使用する場合、Macからカメラコントロール出来ます(DV端子経由)、使い勝手も良好です。
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アナログノンリニア(メディアコンバータ編)
Mac側はFireWire端子を利用しますが、アナログビデオカメラとの間にメディアコンバータを介して接続します。
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アナログノンリニア(拡張カード編、USBキャプチャー編)
AV入出力端子を使って、アナログ入出力します。
アナログビデオの取り込み・書き出し機能を持つM-JPEGカードをMacに装着するか、
または、iMacのようにUSB搭載マシンの場合、M-JPEGカードと同等の機能をもつ(=M-JPEGチップを搭載している)USBキャプチャー機器を利用する
ことにより、アナログビデオをデジタイズし、MacのHDDに取り込むやりかたです。
この場合だと、カメラ・デッキについては、なんでもOKです。どんなカメラ・デッキであっても、入出力可能です。
画質は、コンシューマクラスの製品ですと、「それなり」です。もちろん、ハイエンドのM-JPEGカードを利用すると、DVを遙かに凌駕する画質の確保も可能ですが。
また、Macに取り込む時に圧縮されますので、ここでの画質・圧縮率のバランスを考慮する必要があります。
基本的に、カメラコントロールとは無関係です(やりたければ、別途ソフトを用意すればいいだけのことです)。
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所有/購入予定のMacが何であるかによっても、ある程度、お勧めシステムが決まってきます。
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デスクトップMacintosh
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| PowerMac G4 | 内蔵FireWireを利用 | メディアコンバータを介して、アナログビデオと内蔵FireWireを接続 | PCIスロットにM-JPEGカードを装着 | USBキャプチャー機器を利用 |
| PowerMac G3 Blue&White | ||||
| iMacDV |
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| iMac |
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Revison.A型iMacのみ可能 | |
| 第一世代PowerMac G3(Beig) | FireWireカードをPCIスロットに装着 | FireWireカードをPCIスロットに装着し、メディアコンバータを介してアナログビデオと接続。 | PCIスロットにM-JPEGカードを装着 | USBカードをPCIスロットに装着。 ただし、USBキャプチャーよりもM-JPEGカードをお勧めします。 |
| PCIバス搭載PowerMac 含、PPC603+PCI仕様のPerforma |
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| Nu-BUS搭載PowerMac Nu-BUS搭載Mac |
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Nu-BUSスロットにM-JPEGカードを装着 |
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| PDSスロット搭載Mac |
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PDSスロットにM-JPEGカードを装着 |
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ノート型Macintosh
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| PowerBook2000(FireWire) | 内蔵FireWireを利用 | メディアコンバータを介して、アナログビデオと内蔵FireWireを接続 |
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USBキャプチャー機器を利用。 |
| iBook |
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USBキャプチャー機器を利用。 |
| それ以前のPowerBook G3 | FireWire PCMCIAカードを利用。 | FireWire PCMCIAカードを利用し、メディアコンバータを介してアナログビデオと接続。 |
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USBカードを利用し、USBキャプチャー機器を使用。 |
| CardBus仕様PowerBook2400c |
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それ以前のPowerBookでは、ZV対応アナログキャプチャーカードなどもありましたが、お勧めしません。
| 書籍版「Mac de DTV Macでお手軽ビデオ編集」のこのChaptureでは、こういった内容を詳しく解説しています。 |
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