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New Video Paradise 勝手に応援ページ

New Video Paradiseとは,Panasonicさんの新構想です。(現時点では)Macintoshを中心に据えた,DTVシステム(というかAVクリエーティブシステム)の総合環境です。ここでは,1 Macユーザから見たNew Video Paradiseの可能性を考えてみたいと思います。

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第一弾は,PowerMac G3(Yosemite)専用のDVカメラ,NV-MG3です。ご覧頂くと,お判りの通り,

  

  1. 1999年7月新発売のDVカメラNV-C3をベース
    従って,DVカメラ自体の画質,性能は文句無し。軽いですしね。
     
  2. Yosemiteカラーの採用
    ちょっと派手さが足りないかな。でも,各社のDVカメラとも金属質の中では,ちょっと目を引くカラーリング。良くいうと,落ちついた中にも個性をちょっとだけ(笑)表現。
     
  3. Yosemiteでの完全対応を保証。
    なにしろ,ネーミングがMG3=Macintosh G3ですから。
    未だかつて,DVカメラメーカ自身が
    他社のパソコン対応を明記した例はありません。VAIOの場合も,自社製品のみの対応となっています。
     
  4. ソフト(EditDV unplugged),ケーブル,DVカメラの基本アクセサリなど,必要なものはすべて付属のAll-in-one
     
  5. 家電店頭ではなく,Macショップでの限定販売
     
  6. サポートは,トータルで受けることができる
    DVカメラ単独,Mac単独,DTVソフト単独,ではありません。総合的なサポートが受けられます。
      

などなど,従来,Panasonic製DVカメラの苦手だったポイントがすべて解決されています。

詳しくは,Panasonicさんのプレスリリースおよびラディウスさんのプレスリリースをご覧下さい。

また,New Video Paradiseについては,こちらをご覧下さい



なぜ,わたしが,応援するのか??

なぜ,わたしが,New Video Paradiseを応援するのか,いぶかしむ方もおられると思います。もちろん,お金を頂いている訳ではありませんので,もちろん広告でもありません。この辺を読者の方にご説明しておきたいと思います。また,これは,Panasonicさんへのエールでもあります。


わたしのAV機器は,ほとんどがソニー製です。(詳しくは→わたしとDTV
それは,なにもソニー信者だからなのではなく,提示する世界観・ソルーション(具体的にはVISCA)に惚れたからなんです。VISCA自体,もはや開発元たるソニーも力を入れていない(技術的には完成してますから,メンテナンスモードに入った,といえなくもない)訳ですが,ユーザとしては,これを駆使して骨までちゃぶりつくせる楽しさ・便利さ・可能性を未だに秘めているのです(詳しくは→MOMENTOで快適Video編集。これを,1994年(だったかな,わたしはそれ以来使い続けています)に提示した先見性に敬意を表します。

しかしながら,わたしは,メーカおしきせの世界観は好きになれません。別に,ソニーが(というか,どこそこの会社が)好き,というわけではないのです。ソニーが好きなら,VAIOを買っています(笑)。でも,なぜVAIOに走らないか,というと,VAIOの閉ざされた世界観が好きになれないからなんです。しかも,WINDOWSマシンだから,Macには全く恩恵がないし...(笑)

Macユーザの方ならお判りになると思います。Macintoshは好きだけど,Apple社が好きなわけではありません。みなさんもそうでしょ(笑)。そして,Macが好きな理由は,快適な環境と,先進的な世界観。そして,意気に感じた機能・技術を育ててゆこうとするユーザ。

でも,残念ながら,現状のアマチュアDTV環境では,VAIOにまさる世界観はありません。それだけにMacでDTVをするユーザとしても,また,MacDTV.com主催者としても,歯がゆい限りです。...でした。


そんなとき,MacDTV.comにPanasonicの方からご連絡を頂きました。しかも,PowerMac G3専用のDVカメラのリリースを皮切りに,なにか,コンピュータAVの世界で面白いことをなさると。そして,その中心に,PowerMacを選んでいただいた(今時WINマシンでなく(笑)),これがうれしいじゃないですか。

何度か伺って,試作品も拝見し,ご相談というか議論をさせていただくうちに,「これはMacのDTVにとってもとてもいいこと」と思うようになりました。

それ以前に,Panasonicくらいの大企業が1ユーザの声に真に耳を傾けておられるのに,感動(大げさかな?(笑))すらしておりました。

今から思うと,Panasonicさんって,前からMacユーザにラブコールを送っていられたのですね。
例えば,MAC WORLD Expo Tokyo 1999でもでっかいDTVののぼりを掲げておられたのを思い出しました。


Panasonicさんの技術も製品群(コンピュータ周辺機器にしても,AV機器にしても)も,決してソニーさんにひけを取らないものですから,今後が楽しみです。まずは,DVカメラから始まりますが,夏から秋に掛けてMac用周辺機器のリリースが目白押しです。わたしは,かなり楽しみにしております。(個人的に,アレとアレが待ち遠しいなあ)

正直なところ,ソニーさんが自社製品群で固めてしまった以上,Macユーザとしては,AVもコンピュータ周辺機器もやっておられるメーカーさんとなると,Panasonicさんにしか期待は残されていないかなあ(笑)。

アイテムは揃っています(揃ってきます)。あとは,世界観の提示だけです。
もっとも,失礼ですが,Panasonicさんは伝統的に「世界観の提示」は苦手のようにお見受けしますが...
(笑)

大丈夫。本当に面白いものをリリースして頂けれたならば,Macユーザは使いこなして見せますから。世界観は,Macユーザ自身が,私たちが創ります。

これに併せて,New Video ParadiseをPanasonicサイトで展開されていますが,願わくは,ユーザとともに創り上げる場となりますよう。お仕着せでなく,開かれた,素晴らしい世界を...。


New Video Paradiseを応援する理由をお判り頂けたでしょうか。もちろん,もちろんヒモ付き広告ではありません。要は,近い将来への期待感です。
それは,Panasonicさんへのエールでもありますが,同時に,素晴らしい世界を自分で創ろうとする(わたし自身も含めた)Macユーザへの期待でもあります。

ま,今日のところは,ちょっと変わった趣向のDVカメラが出たに過ぎないのかも知れません。でも,もしかしたら,素晴らしい一歩なのかも知れません。

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