MacDTV 情報ひろばトップページ 　＞＞　 MacDTV研究室 　＞＞　ビデオの色

ということで、今までのページが、実は、長〜い前ふりでした（笑）。やっとこさ、本題である「RGBレンダー時の白クリップ」問題にさしかかります。

RGBレンダー時の白クリップ問題とは

「RGBレンダー時の白クリップ」問題とは、

Final Cut Proで編集していたら、あるシーンだけをFinal Cut Proではできないようなエフェクトを掛けたくなったので、AfterEffectsやPhotoshopなどのRGBソフトを利用して加工し、再びFinal Cut Proに持って帰って来たい、といったケースで起こります。すなわち、

という一連の処理ののちに、Final Cut Pro上で、オリジナルのクリップ（RGBソフトで加工してない）と、RGBソフトで加工したシーンのクリップとを比較してみると、色味が違っているというのが、その症状です。

実際に、Final Cut Proのタイムラインに、オリジナルクリップと、RGB加工クリップを並べてみれば、クリップのつなぎの部分で明らかに色味が変わるのが、どなたでも視認できます。

論より証拠、白クリップの実例はこちらです。

RGBレンダー時の白クリップ - 通常のやり方の場合のサンプル画像

なぜ、RGBレンダー時の白クリップ問題は起こるのか

簡単にいってしまえば、これまで説明してきたように、

（行き）Final Cut Pro→AfterEffectsでのYUV→RGB変換
　　＋
（帰り） AfterEffects→Final Cut ProへのRGB→YUV変換

の過程を経ることで、起こります。

諸設定の組み合わせの数だけ、いろんな挙動をおこしますが、いずれの場合も、RGBレンダー時の白クリップ問題は回避できません。

2004.12.12注）この辺りの様々な挙動もまとめておりますが、今日のところは、解決編へと先を急ぎたい（笑）ので、ここはこれくらいで...。

では、RGBレンダー時の白クリップ問題は回避することはできないのでしょうか...？。いや、できます。

RGB画像に書き出す

RGBレンダー白クリップの回避法

MacDTV.com

Copyright(C) Yasushi SATO　All Right Reserved.

MacDTV情報ひろばトップページ　＞＞　MacDTV研究室
＞＞　ビデオの色　＞＞　RGBレンダー時の白クリップ

MacDTV.comトップページに戻る