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2002.08.15 RTMac firmware updater 1.2登場

Matrox Electronic Systems社がMatrox RTMac firmware updater version 1.2を公開しました。英語版なので、自己責任で(ただし、firmwareに英語・日本語があるわけでなし。日本語環境でも使えるとは思いますが)。

Mac OS X環境下で(現状ではRTMacはMac OS Xに対応していませんので、当然リアルタイム機能はMac OS X上では利用できません。ただし、RTMacを装着した状態でMac OS Xを起動することはできます。この状態で)起こる不具合*を解消するためのようで、同じ頃に登場したPowerMac G4(Mirrored Drive Doors)対応用、というわけではないようです。

*不具合
ダウンロードサイト(Registorationが必要です)の以下の説明文
This firmware update removes the mini display driver (640 × 480) to fix OS X problems such as having a virtual (ghost) monitor, or desktop icons appearing off screen. To determine if you need this firmware updater, please see the file check_rtmac_firmware_version_12.txt.
を読んでもよくわからないのですが、自分の身に起こっていることも考えるとこんなことを言っているのではないかと思われます。

Mac OS X環境下でRTMacを使っても、現状では、リアルタイム機能が利用できるわけでも、RGBモニタ機能をフルで利用できるわけでもありません。ただRGBモニタ機能は640×480サイズならばとりあえず利用できます。
ところで、この暫定的なモニタ機能、RTMacのRGB端子に接続したモニタの電源を入れていなくとも、あたかもこのモニタが生きているかのように振る舞うようです。これがghost monitorという意味じゃないかなあ。
また、デスクトップ上のアイコンは、Mac本体のモニタ端子側でなくRTMacのRGB端子に接続されたモニタに表示されてしまうことが多いようです。しかも、RTMacのRGB端子に接続したモニタの電源を入れていなくとも、あたかもこのモニタが生きているかのように振る舞うので、デスクトップ上のアイコンがRTMacに接続されたモニタ上にある状態だと、結果としてMac本体のモニタ上をどこを探してもアイコンが見つからない、ということになります。これが、desktop icons appearing off screenということじゃないかなあ。そして、こういった不具合をフィックスするために、Mini Dispaly Driverを取り除くのが、今回のFirmware Updaterなんじゃないかなあ。

でも、これらのトラブル、再現性がないので???なんですよね。説明文を読んでも、いまひとつわかりません。

また、これと関係があるかは定かではありませんが、Mac OS Xのモニタ環境については、システム環境設定のディスプレイの設定を記憶してくれない、というトラブルにも悩んでいます。これも覚えたり、覚えなかったりで、再現性がありません。ま、とりあえず、Jaguareをインストールしてから、考えることにします(笑)。

   

   

   

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

   

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