実は,Differentialは,昔から存在していましたが,全くとといっていいほど普及しませんでした。その理由は,現在のところDifferentialは高価だからです。ですから,オフコンといった特定用途くらいしか使われていません。高価にならざるを得ない理由は,コントローラが高価である(電圧が高い(約5V)ので1チップ化できない)ことです。
ところが,次世代のSCSIであるUltra-2 SCSI規格として,Differencialがようやく日の目を見ようとしています。
Ultra-2 SCSIのうち,パラレルSCSIとしては,LVDというのがあります。
これはLow Voltage Differentialの略で,文字どおり,低電圧(30mV程度)なので,1チップ化が可能です。このため,今後コストダウンが充分期待され,コストの面も解決しそうです。
Ultra-2 SCSIの特徴を,最後にまとめておきます。
*) Ultra-2 SCSI:ただし,パラレルSCSIのみ
注) 最高転送速度:同期転送時の理論値。非同期転送時は,その半分になる。
このように,Ultra-2 SCSIでは,
● 転送速度は,Ultra SCSIの2倍
● ケーブル長の制限は,実用上問題にならなくなった(12〜25メートル)
ことが,わかります。
Ultra-2に関しては,WIN95/NT用ならちらほら登場しています。まだMac用のSCSIカードは見掛けませんが,この夏にかけてリリースされ始めるでしょう。
例えば,AdaptecからUltra-2 SCSIカード(PowerDomainシリーズ)のアナウンスが,すでにありました。
Ultra-2対応のHDD自体はすでにリリースされていますから,今後はこちらが主流になって行くことでしょう。
ちなみに,次世代SCSIとしては,これまでのパラレルSCSIだけでなく,シリアルSCSIも登場していますが,どれが本命か,いまのところ不透明な状況ではあります。
最後まで,おつきあい頂きまして,ありがとうございます。お疲れさまでした。実は,わたしも,調べるのに,正直,疲れました(笑)。
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