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ディゾルブ（dissolve）

1998.05.05初稿 2004.09.25改訂

ディゾルブ（dissolve）

場面転換に使われる手法のひとつで、一方の画像を徐々に薄くしてゆきながら、同時にもう一方の画像を濃くしてゆき、画像が入れ替わるような効果。

単なるカットつなぎだと「切れ切れ」になりがちな場面転換も、ディゾルブを使うと、流れるように自然につながりますので、場面転換を印象的に表現する優れた手法です。

その昔、A/Bロール編集であるため、

・リニア編集の場合：比較的高価であること

なぜなら、再生.A側のビデオデッキだけではなく、再生.B側デッキ、そしてエフェクタが必要になるから）

・ノンリニア編集の場合：処理能力を必要とすること

なぜならMovie.AとMovie.Bのふたつを扱う必要があるから

が、費用的にも、処理時間的にも問題でしたが、今では、ディソルブなんてリアルタイム処理ができてしまうんですからねえ。 時代は変わりました、しみじみ（笑）。

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