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iMovieでループムービーを作る |
2005.11.23初稿
2005.11.28改訂 |
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ループ再生つなぎ目の違和感のほとんどないループムービーを作る、といっても、概念図だけではわかりにくでしょうから、iMovieを使った場合の作り方を解説しておきます。
やりかたは簡単です。一例として、つなぎ目部分にクロスディゾルブを掛ける例をご紹介します。
ここでは、継続時間15秒のムービーをiMovieで作ることにしましょう。
まずは、iMovieのクリップからお好きなループ素材候補シーンを探しましょう。
この場合、継続時間(この例では15秒)よりも"ちょっと長い"ような連続したシーンが候補条件です。
ここでは、まずは、バルーンからの空撮映像から、とりわけお気に入りの部分だけをトリミングし、15秒15フレームのシーン(クリップ01)を利用することにしました。
ここでは継続時間よりも"ちょっと長い"ことが重要です。この例では、15秒ジャストよりも、15フレーム分余分にトリミングしています。
次に、候補シーンを、前のりしろ部分(15フレーム)と、ループ素材用部分(15秒)に分割します。
右図のように、再生ヘッドを始点から15フレーム目に合わせて下さい。そして、[編集]メニューの[ビデオクリップを再生ヘッドの位置で分割]コマンドを実行すると、
15フレームのクリップ(クリップ01)と、15秒のクリップ(クリップ01/1)とに分割されます。
15フレームのクリップ(クリップ01)と、15秒のクリップ(クリップ01/1)との順番を入れ替えます。
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iMovieなら、タイムライン上で、クリップをドラッグアンドドロップするだけで簡単ですね。
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最後の(前から運んできた)前のりしろ部分と、後ろのりしろ部分とを使って、クロスディゾルブを掛けたら、完了です。
[場面転換]ボタンを押し、[場面転換]ペインを表示します。
この作例では、クロスディゾルブを利用します。オーバーラップ部分は、15フレーム分なので、クロスディゾルブの[速度](何秒何フレーム掛けて、画面転換を終了させるかを指定するためのパラメータ)を14フレーム(下図中
00:14)に設定します。
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そして、[画面転換]ペインの[クロスディゾルブ]アイコンを、タイムライン上の二つのクリップの間にドラッグアンドドロップします。
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iMovieでの操作は、これだけです。これで、ループ再生させても、こんな風に自然なつなぎ目になります。
この例では、クロスディゾルブを使用した例をご紹介しました。
他の画面転換効果では、背景画像が黒を基調としたシックな画像だったら、[黒フェードアウト]・[フェードイン]なんかもいいでしょう。
[ワイプ]は、背景のループムービーに使用するには、画面転換が派手すぎるような気がします。なにしろ、背景は目立ちすぎないことが求められますから。
ワイプも、使い方によっては面白い効果を作ることが出来ます。[ボタンムービー]を作る...では、ワイプを使った面白い作例をご紹介します。
ちなみに、この"オールドフィルム"調メニュー用背景ムービーでは、このあと[エフェクト]ペインで、[セピア]と[古いフィルム]を掛けています。
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