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Final
Cut Proでnative HDV編集 HDVテープへ書き出す |
2005.01.30初稿
2005.09.07改訂 |
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HDVテープへ書き出す
最終的にすべての編集が終了したら、HDVテープに書き出します。
[ファイル]メニューの[ビデオにプリント...](Print to Video...)を実行し、[ビデオにプリント]ダイアログでHDV書き出し操作を行います。
[ビデオに編集...]コマンドは、HDVカメラの場合、使用できません。
DVカメラでも、業務用DVカメラ(DVCAMなど)では、[ビデオで編集]コマンドが使用できますが、家庭用DVカメラでも使用できません。
もちろん、[ビデオにプリント..]ダイアログでは、カラーバーや黒などのリーダー部分、トレーラ部分などを作成することもできますし、
[自動で録画を開始]をチェックしておくと、最終レンダリング後HDVカメラの自動録画開始まで制御することも可能です。この辺りは、DV書き出しと同様ですね。
[OK]ボタンを押すと、[HDVビデオの適合]という処理が始まります。
この工程では、エフェクトシーンのレンダリング・MPEG2化処理を行っているようで、Final
Cut Proの[Render Files]フォルダにレンダーファイルが作られてゆきます。
編集段階でこまめにレンダリングを行っていれば、この工程時間は短くなりますし、逆に、編集中はRT効果に頼ってろくにレンダリングをしてなかったとしたら、この工程でレンダリングする分だけ処理時間が掛かります。
なお、TransCoding方式のHDV書き出しの場合、編集工程で、エフェクトを掛けた/掛けないにかかわらず、書き出したいシーン全編にわたって、最終レンダリング→MPEG2化処理を行わなければなりません。これに比べれば、native HDV方式の場合、エフェクトを掛けたシーンのみ、レンダリングすれば事足ります。
HDVビデオの適合が終わると、自動的にHDVカメラで録画が始まります。
もし、先ほどの[ビデオにプリント..]ダイアログで[自動で録画を開始]をチェックしなかったら、こんなダイアログが表示されますので、
HDVカメラの録画ボタンを手動で押し、[OK]ボタンをクリックします。
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