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アナログビデオとデジタルビデオ

2005.01.01初稿
2005.10.23
改訂
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アナログビデオとデジタルビデオについて眺めてゆきます。下図中のオレンジ色の矢印部分を比較するという観点の記事です。

TVを見たり、ビデオデッキ・DVDプレーヤ・HDDレコーダなどのA/V機器で録画・再生するときに扱うA/Vビデオビデオには、アナログビデオとデジタルビデオが存在します。

なお、PCビデオであるムービーは、当然デジタルです。

(1) アナログビデオ

地上波アナログTVやBSアナログ放送(NHK 7ch,11chなど)の放送がそうです。VHSテープや8ミリテープに録画したビデオ・オーディオなどもアナログです。

(2) デジタルビデオ:

デジタルビデオとは、デジタル信号で放送・送信されたり、それが録画されたビデオデータです。

地上波デジタル放送やBSデジタル/CSデジタル放送(これらは、MPEG2-TS系)が上げられます。また、DVテープ(DV系)の信号もデジタルです。DVD-Video中のデータ(MPEG2)もそうですし、HDDレコーダに録画された信号もデジタルで記録(MPEG2)されています。

このように、A/Vビデオには、アナログビデオとデジタルビデオの2種類があります。

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見出し1 アナログビデオとデジタルビデオの関係

さて、A/Vビデオ機器を使って再生し、TVで見る場合、ソースがアナログビデオであってもデジタルビデオであっても、一旦はアナログビデオに変換されてからTV上に表示される点に注意して下さい。

例えば、DVD/HDDレコーダ(DVD上にしてもHDD上にしてもデジタルビデオが収録されています)から薄型TVへ再生する場合、DVD/HDDレコーダのD端子・コンポーネントビデオ端子・Sビデオ端子、コンポジットビデオ端子経由で薄型TVに接続することが一般的です。これらの端子はすべてアナログビデオ端子なので、DVD/HDDレコーダからの出力時点でアナログビデオになってしまっています。

従って、「現状では」A/Vビデオは、デジタルでメディアに収録されたり、デジタルで放送されてきたとしても、最終的にTVに表示されるまでには、アナログビデオに変換されてしまう、ということになります。

今後、フルデジタル処理のデジタルTVも普及するのでしょうが。現時点で唯一の現実的な候補は、HDMI端子でのデジタル接続くらいで、これが普及するかどうかに掛かっています。

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見出し1 A/Vアナログビデオ・デジタルビデオとムービーの関係

DTVは、A/Vビデオ←→ PCビデオ間を行き来する行為、すなわち、A/VビデオをMacに持ってきてムービー(PCビデオ)に変換する作業、および、編集終了後に、ムービーをA/Vビデオに変換する作業を双方向的に行うものです。

A/Vビデオには、アナログビデオとデジタルビデオがありますから、A/Vビデオ←→ ムービー間の行き来を考える場合、

アナログビデオ←→ ムービー

デジタルビデオ←→ ムービー

の2パターンのやりかたが考えられます。

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見出し2 アナログビデオ←→ ムービー

アナログビデオ←→ ムービーの変換は、ちょっと面倒で、アナログ-デジタル変換が必要です。例えば、アナログキャプチャーと呼ばれるパターンが一般的です。

アナログキャプチャー機器と一般的に呼ばれるアナログデジタル変換機器を介して、Macとアナログビデオ機器(アナログビデオデッキやアナログTVチューナ)を接続します。この際、Mac-アナログキャプチャー機器間はUSB接続やFireWire接続が一般的です。また、アナログキャプチャー機器にはアナログビデオ機器との接続用に、Sビデオ端子、コンポジットビデオ端子などが用意され、また、アナログTVチューナが内蔵されている場合も多いです。

アナログキャプチャー以外にも、一旦、DVD-HDDレコーダなどデジタルビデオとして収録し直してから、Macに持ってくる、という方法もあります。実際の運用を考えると、このやりかたも案外賢明といえます。

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見出し2 デジタルビデオ←→ ムービー

デジタルビデオ←→ ムービー間のやりとりは、どちらもデータがデジタルなのでなにかとスムーズです。

デジタルA/Vビデオ機器とMacとを接続し、デジタルデータを転送するパターン、

DVカメラとMacとをFireWireで接続、HDVカメラとMacとをFireWireで接続、一部のHDDレコーダとMacとをLAN接続するパターンなどがあります。

あるいは、DVDカメラやDVD-HDDレコーダでDVDに収録してから、MacのDVDドライブでマウント、などのパターンがあります。

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ただし、同じ"デジタルだからといって、"A/Vデジタルビデオとムービーとを混同することのないようにしてください。

例えば、Macの世界には、有名な動画ファイル(ムービー)としては、おなじみQuickTimeムービーや、MPEGファイル、Windows系ではAVIやWMVファイルなど数多く存在しています。これらは、Mac上のソフトが対応してさえすれば、Macモニタ上で再生させることは簡単です。

ところが、A/Vデジタルビデオは違います。なにしろ、デジタルA/V機器は、MacやPCと違い、ソフトのアップデートといった融通は利きません。例えば、DVD-Videoのデータ形式はMPEG2だからといって、MPEG2ならば何でも良い訳ではなく、(MPEG2なら、大抵のMPEG2ファイルを再生してくれるMacと異なり)厳密に規格を守らなければデジタルA/V機器上で再生不能になってしまいます。
また、「色の扱い」も、TVの世界とPCの世界では異なっています。TVでは、YUVという色空間を使用しますが、PCでは、基本的にRGB色空間です。
DTV編集ソフト上ではYUV空間で作業することも一般的ですが、それでも、そのDTV編集ソフトにPCで作成したRGBファイル(静止画ファイルや3Dアニメーション)を持ち込む際等には、色空間の違いに直面します。

このように、同じデジタルだから、相性がいいからといって、"A/Vデジタルビデオとムービーとを混同することのないようにしてくださいね。A/Vデジタルビデオには、Mac上とは異なり、厳密に守らなければならない規格が多く存在している、ということに注意して下さい。

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